(案外、この言葉の意味や定義を調べようとしても、明白単純な説明がないのにビックリ。
よって、漠然としない説明になってしまい、お詫びします)

療育、という言葉を初めて聞いたのは、ゆーさくの脳の病気、PVLの告知を主治医から受けたときであった。
”治療の療と育児の育を合わせて、療育といい、ゆーさくちゃんにはそれが必要です”というような説明であったように思う。
                                                     
単に、育児ならば私たちも育児をされて成長しているわけであり、また世の中には子供をもつ親はたくさんいるし、育児情報はあふれている。
しかし、その育てる子供が病気やハンデを持っているとなると、病気やハンデを克服しながら育てるとことは、育児する親だけではできないはずだ。
当たり前のことたが、健常児でも体調を崩せば、お医者さんに診てもらう。
ましてや、病気やハンデを持つ子供の場合、親が医学的知識、リハビリテーション的知識、発達心理学的知識、幼児教育的知識…他、そんな専門的知識をすべての分野にわたり100%持っていることなどほとんどないと思う。
そこで、病気やハンデを持つ子供にはそれぞれの専門分野のエキスパートの協力が必要になってくる。
その方々の協力を得ながら、子供たちが病気やハンデ克服し、そして病気やハンデと共に育児をし、さらには親も必要な専門的な知識を勉強していくことが療育だと思ってる。

さて、私たちのすむ市には、公立の療育施設の保育園がある。
ここは、明らかな障害児をはじめ、発達が遅れ気味な子供、言葉が遅れ気味な子供…とさまざまな子供たちが通う場所である。
治療、リハビリには病院がある。
社会的な集団の場、遊びの場となると、保育園や幼稚園となるのだが、病気やハンデがある子にはいきなり保育園や幼稚園は高度すぎる場合もある。
また、養育者が働いていない限り1歳から保育園などには入れず、3.4歳くらいまで待たないといけない。
しかし、入園を待つ間は治療やリハビリ中心の生活になり療育にはならないのだ。
そういう意味で、この保育園、ゆーさくの様な病気やハンデをもつ子供には貴重な存在である。

その保育園での出来事、ゆーさくの成長ぶり、などを紹介したいと思います。

療育
療育とは・・・   心身にハンデのある子供を治療しながら育てるということ  

さんねんめ

ほいくえん
にねんめ
いちねんめ