このページでは、釣りおやじの2002年(平成14年)の幸栄丸以外での釣果を紹介しています。

スルメイカ釣り(印南・せいゆう丸

 8月8日(木)、印南の新しくなったせいゆう丸にネット仲間と5人で釣行してきました。ご一緒していただいたメンバーは、前回、周参見の釣りでは色々とお世話をいただきながら不参加だったHP「K’S WEBSITE(南紀の釣り)」の(さ)さん、 HP「釣りはむ日誌+チワワン」のにゃんこさん、HP「海畑通信」のmoriさん、スマイル海長さん、私の5人。他に2人の釣り人が乗船して、7人で、午後5時30分出船となった。せいゆう丸は新造船で、大きく広々としている。

 印南沖のポイントまで約1時間、キャビンで待機。6時半過ぎ、ポイント到着。シーアンカーを投入しての流し釣りだ。辺りが夕闇に染まってきた。タックルは3.3m50号、船頭仕掛けの胴突き仕掛け、間合いが1mぐらいでイカスッテが5本付いている。錘は100号。やはり、加太と違って、錘は大きい。水深は280m前後。最初は、水深150m付近からゆっくりと仕掛けをあげてくる。

 まもなく、moriさんが初ヒット。スッテをたぐって、スルメイカを船内へ取り込んでいる。130m付近で来たとのこと。私もその付近から探り上げてくる。竿先がグングンと波の揺れとは違う不規則な揺れを見せた。私にも来た。追い食いを期待して、ゆっくりと巻き上げたが、1匹だけ。でも、型が良くて、結構、引いた。イカも逃げようと必死で逆噴射しているのだろう。

  moriさんが順調に数を伸ばしている。にゃんこさんもダブル、トリプルと好調だ。私も何とか、1匹、ダブルと多点掛けはないものの釣れてくる。辺りが真っ暗になり、集魚灯の明かりが煌々と船の回りを照らしている。水面にはトビウオが跳ねている。

 段々とイカが浮いてきて、棚が浅くなってきた。30mで仕掛けが降りて行かなくなり、糸フケができる。仕掛けを降ろす途中にイカが乗ったようだ。浅いところで掛けるとよく引く。グングンと竿先が絞り込まれ、波の上下で電動リールの巻き上げに負荷がかかり、止まりそうになる。手動で巻き上げる。暗い海中から、まず水中ライトの灯りが見え、スッテが見えてくる。まず1匹。続いて2匹、3匹、まだ、ついている。4匹、かかっていた。重いはずだ。この調子で釣れ続くと、あっという間にクーラーが一杯になる。

  私には食いが一時遠のくときはあるものの、皆さんは順調に釣ってられる。やはり、仕掛けの降ろし方、誘いのかけ方にも工夫が必要なようだ。食いが遠のくと、仕掛けをより深く降ろして、棚を広めに探った方が良いようだ。リールを自動しゃくり機能を試してみる。

 自動しゃくりを繰り返していると、イカが乗ったようだ。ゆっくりと巻き上げてくる。竿先が一段と曲がる。追い食いしてくれた。電動リールが悲鳴をあげる。ドラグを一杯に締めて、手で巻く。重い。水中ライトが見えた。型の良いイカがぶら下がっている。ブシュッと潮を吹きながら、イカが抵抗している。海水をかけられながらも、イカを取り込む。スッテ5本に5匹のイカ。パーフェクトだ。

 20リットルと24リットルのクーラーが一杯になってきた。スマイルさんは26リットルのクーラーだけだったので、早々に満杯となり、釣りをやめられたようだ。スルメイカを刺身にしてくれた。前回の周参見の時と違って、今回は、私は船酔いから何とか免れることができた。刺身をいただく。おいしい。でも、みなさんはアカイカの方がもっとおいしいとおっしゃる。私にはスルメイカでも十分おいしい。11時前、みなさん、大漁すぎて、休憩モードに入っている上、、雨も降ってきたので納竿となった。港へは、11時50分頃到着。

 私の釣果は64匹、にゃんこさんが86匹、moriさんが70数匹?、(さ)さんが69匹、スマイル海長さんは、8時には釣りをやめられていたので、最後まで釣られていたら、すごい数になっていただろう。

ご参加の皆さん、色々とお世話になりありがとうございました。

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加太・大物釣り

8月1日、初めて、加太の大物釣りの船に乗ってきました。先週は好調だったこともあり、期待して乗り込んだのですが、潮が悪いのか、腕が悪いのかさっぱりでした。午前4時30分、出船。

一路、中ノ瀬戸を目指します。5本針の胴突き仕掛けにシラスを似せた疑似餌をちょんがけして、5時頃、第一投。カウンタが50m強を示して着底。着底と同時に、1mほど巻き上げ、後はカウンタが20mぐらいを指すまでゆっくりと巻き上げきます。中ノ瀬戸の北側から中ノ瀬戸の中心へ潮は流れ、水深がドンドン浅くなっていきます。油断すると、すぐに根掛かり。仕掛けが捨て錘式なので錘だけロストするものの、仕掛けは無事。5個ほど、錘をなくしてしまった。ここで8時ぐらいまで粘ったが、船中誰もアタリがなく、鯛狙いは終了。

その後、アジを狙いながら、あわよくば鯛を釣るということで、沖の島桟橋沖のポイントへ。ここで小さいながらアジをゲット。大きなもので36,7cm、小さなもので23cmぐらい。

竿が短めなので、弾力が弱いのかよくバレてしまって釣果が伸びなかった。その後は中戸の北へポイント移動し、潮が動かなくなり、アジも食わなくなった11時前に納竿となりました。

 

周参見・幸丸

 7月21日(日)、前前週から予定していながら、台風の影響で2回延期となった周参見・幸丸でのキンメ・アカイカ釣行が実現した。参加メンバーは、HP「釣りはむ日誌+チワワン」のにゃんこさん、HP「澤写真館」のsawaさん、そして、スマイル海長さん、私の4人。なお、今回は残念ながら不参加だった南紀の釣りの(さ)さんに船の手配、仕掛けの準備等、お世話になりました。

 当日、夏休み最初の日曜日であり、海水浴シーズンということで渋滞を見越して、午後3時出船の予定だったが、午前9時に和歌山に集合して、周参見に向けて、出発。予想に反して、道路は大した混雑もなく1時過ぎに周参見に到着。船頭さんと相談して、お土産確保に早い目の2時に出港となった。船頭さんによると、私たちが釣りたかったアカイカは不調とのこと。前日の釣果は船頭さんで30匹、他の人は2,3匹ということで非常にがっかり。でも、今日になったら、好転するかもわからないと一縷の望みをもって乗船した。釣り客は私たち以外に1名で全員で5人。アカイカは夜釣りなので、暗くなるまで、キンメを狙う予定だったが、思わしくなさそうで、イサギ狙いとなった。

 120号の錘、70cmのL型天秤、サニーカゴのビッグ、5本針仕掛けという私のホームグラウンドである加太の錘30号の仕掛けに比べるとすごい重装備。もたもたしながらも何とか、オキアミをカゴに詰め、針にもさして、投入。指示棚は約50m。電動リールを逆回転させて、仕掛けを送り込む。ハリス分余分に送り込んで、巻き上げ、撒き餌をまく。5分経ってもアタリが出ないので、巻き上げる。辺りを見回すと、スマイル海長さんがもう、竿を曲げている。上がってきたのは約40cmのウスバハゲ。

 次の投入で、竿先にガクガクッとしたアタリがあった。糸を巻き取っていくと、右隣の方へ道糸が引っ張られていく。オマツリだった。その方にはサバがかかっていた。気を取り直して、投入すると、私にもアタリ。電動リールのモーター音を響かせて、巻き上げる。上がってきたのは、初めてみる魚。アジのようであり、サバのようであり、尾鰭の先端が赤い。オアカムロアジという魚だそうだ。このオアカムロアジ、船頭さんは略してオアカと呼んでいたが、オアカがダブルでかかっていた。

 その後も、水深130m前後のところも狙ったが、狙いのイサギが釣れないで、オアカ、サバばかり。一度は35cmクラスのオアカが5本針すべてにかかって、電動リールのドラグをいっぱいに締めないと空回りするほどだった。そんな、オアカ、サバ攻勢のなかで、右隣の釣り人は40cmのマダイをゲット。にゃんこさんも30cm級のチダイをゲット。夕闇が迫ってきて、そろそろ、アカイカ釣りへ転向しようかという頃、スマイルさんが当初のメインターゲットのキンメをゲット。にゃんこさんは30cm弱のオコゼと沖ガシラをダブルで釣り上げた。私には、オアカとサバだけしか来てくれなかった。

 7時半頃、辺りが暗くなり、アカイカ釣り開始。早速、スマイルさんがゲット。好調だ。にゃんこさんにも来たようだ。sawaさんにも。でも、私には来ない。電動リールをゆっくりと巻き上げにして、竿先を注目していると、クンクンと竿先が曲がった感じ。なおもゆっくり巻いてくると、時々、竿先が不規則に曲がる。仕掛けの先頭が見えてきた。一番上のイカスッテを取り込み、海面をのぞき込むと、スッテに白っぽいものが付いている。船縁に吸い付かれないように、慎重に船上に取り込む。やった。アカイカだ。きれいな白色をしている。直に氷に当てるとダメだそうで、ビニール袋に入れてクーラーへ。

 でも、イカ釣りになってからどうも、気分が良くない。アンカーを入れての釣りは久しぶりで、不規則な揺れのために、酔ってしまったようだ。気分がますます悪くなり、釣りにも集中できなくなる。折角、スマイル海長さんが釣ったアカイカを船上で刺身にしてくださったのに、満足に味わえなかった。

 その後、なんとか、吐き気も収まったが、やっぱり、釣れない。スマイルさん、にゃんこさんは好調に釣っている。たまにしかアタリがないのに、取り込みの時に逃がしてしまったり、巻く取りスピードが速すぎるのか途中でばれたりして、なかなか数が伸びない。アカイカ釣りも難しい。色々と勉強することが多い。

 船頭さんのご厚意により午後2時から12時までの10時間というロングラン釣行をさせていただいた。私の釣果は、アカイカ13匹、スルメ8匹、オアカムロアジ14匹でした。皆さんのアカイカの釣果は、スマイルさん40匹近く、にゃんこさん28匹、sawaさん15匹でした。

  

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沼島・海心丸

1月15日(火)、前々から憧れていた沼島の海心丸へ釣行しました。先週、木、金曜日とマダイが爆釣だったので胸に期待をふくらませての釣行です。今日は、インターネットの仲間で海心丸に何度も通われていて、先週の木曜日の爆釣の主、昭魚の魚が好きの昭魚さんと、釣りはむ日誌のにゃんこさんとご一緒です。6時30分、沼島から土生港に迎えに来てくれた浜ちゃんの海心丸に乗船。右舷ミヨシに昭魚さん、艫に高松から来られた方、左舷ミヨシに私、艫ににゃんこさんと釣り座を構える。いざ、釣り場へ。釣り場は沼島の周辺ということですが、さっぱり、地形はわかりません。全速力で走り、5分でポイントへ到着。昭魚さん、浜ちゃんから擬似釣りのレッスンを受け、さあ、第一投。水深は約30m。回りには、沼島の漁船がいっぱい集まってきている。ゆっくり、仕掛けを巻いてくるがアタリはない。20分後、アタリがないので、ポイント移動。7時過ぎ、にゃんこさんの竿にコンコンとアタリが来る。前アタリだ。見ていると、グッと食い込んだ。竿先が綺麗に曲がっている。ゴンゴンと竿先をたたくので鯛の引きだ。上がってきたのは30cmオーバーの綺麗な鯛。

今度は、昭魚さんに来た。これも30cmオーバーの鯛。次の私の番だと思っていたが、来てくれました。コンコンと前アタリ。リールの巻くスピードを変えないでゆっくりと巻き上げる。グンと竿先が曲がった。やった〜。上がってきたのは鯛。でも、にゃんこさんや昭魚さんの鯛に比べて、ちょっと小さめ。チャリコだった。もっと大きいのが来てと思っていると、来たのは、昭魚さん。良く引いている。上がってきたのは40cmクラスのマダイ。やっぱり、昭魚さんはお上手だ。見てる間に3匹目を釣り上げられた。私には2回目のアタリが来たが、コンコンと来た後の食い込みがなかった。また、コンと来ただけで、それっきりのアタリもあった。擬似を点検すると、かすかに歯形がついている。鯛の食いが悪いようだ。先週の木曜日は、仕掛けを降ろした途端、ひっきりなしにアタリがあったとのこと。今日も魚探には真っ赤に鯛の魚影が映っているのに擬似に食いついてくれない。

何度かアタリがあったが、食い込みがなかった。9時頃、コンコンとアタリがあり、同じスピードで巻き上げてくると、竿先がますます叩かれる。食い込んでくれと思いながら、なおも巻き上げているとグッと竿先を押さえ込んだ。掛かった。先ほどのチャリコに比べて、引きが違う。大きい。竿先をゴンゴンと叩くので鯛に違いない。リールの電子音が後数メートルと知らせてくれた後、6本針の胴付き仕掛けをたぐる。白い魚体が見えてきた。タイだ。大きい。40cmオーバーのマダイ。うれしい。

その後、ポツリポツリと雨が降ってきたが、釣りには支障はない。風がなく、波がなく、そして、寒い季節にめずらしく、暖かくて、絶好の釣り日和だ。リールを巻いてくるとふわっと軽くなる。食い上げのアタリだ。その後グーンと引く。タイと違うし、サバかなと思いながらリールを巻いていると、やっぱり、サバ。30cm強のさばがダブル。結構、引きがあった。続いて、にゃんこさんには、ウマズラ。

続いて20cm位のアジが食ってきた。にゃんこさんに太刀魚、昭魚さんにウマズラ、太刀魚。私にはまた、サバのダブルといろんな魚が釣れる。でも、目的のマダイがなかなか釣れない。そう思っていると、にゃんこさんの竿にアタリ。グッと食い込んだ。慎重に巻き上げている。30cmのオーバーのマダイだ。

アタリが出だした。昭魚さんも順調に鯛を追加されている。私にも、久しぶりの良いアタリ。前アタリの後、本当たり。掛かった。今度も大きめ。慎重にリールを巻く。上がって来たの40cmクラスのタイ。その後も、何度かアタリがあったものの、ばれてしまって上がらず。浜ちゃんは、時間を少し延長して頑張ってくれたが、1時30分、終了。

私の釣果は42,40,29cmのマダイ。30〜32cmのサバが4匹、20cmクラスのアジ4匹でした。昭魚さんは40cmクラスのマダイを2匹、30cmクラスを3匹。太刀魚、ウマズラ、アジ。にゃんこさんは30cmオーバーのマダイを2匹、ウマズラ、太刀魚、アジでした。

みんなの釣果

私の釣果、画像をクリックすると拡大します。

昭魚さんのHP  昭魚の釣りが好き(http://www.alles.or.jp/~iregui/index.html

にゃんこさんのHP 釣りはむ日誌(http://nyankohiro.hoops.ne.jp/

 

↓浜ちゃん(海心丸さん)の連絡先
住所 兵庫県三原郡南淡町沼島2274  電話&FAX 0799-57-0706
http://www4.ocn.ne.jp/~kaisin/  
Email : kaisin@cronos.ocn.ne.jp

 

私とにゃんこさんの釣行記を編集していただいた合作釣行記が釣り速報サイト

名人釣行記(オヤジ&姫のいざ、勝負!)として掲載していただきました。釣り速報サイト(http://www.turisoku.co.jp/index.html)よろしかったらご覧ください。

 

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