このページでは、釣りおやじの2002年(平成14年)の幸栄丸での釣果を紹介しています。

釣り納め釣行、ガシラまずまず

12月30日(月)、2002年釣り納め釣行ということで、幸栄丸に乗ってきました。あわよくば、お正月用の真鯛をゲットと思ったのですが、お客さんが多かったので、ガシラ狙いとなりました。午前6時20分、17人の太公望を乗せて、いざ出港。私は右舷ミヨシに釣り座を構えた。私の右隣に偶然ご一緒になったKさん、一人並んで、そのお隣も顔見知りの同じくKさん、私の背中側の左舷ミヨシにはおなじく顔見知りのTさんと久しぶりにお会いする人ばかりだ。

船は真っ暗中、ポイントを目指して進む。途中、中ノ瀬戸辺りをみると、すごい数の漁船の明かりだ。みんな正月用の鯛狙いに釣行しているのだろう。私たちの船は沖の島、西南端の鯉突きを目指すかと思いきや、鯉突きを回り込んで、西北端の第2砲台跡の沖合に進んだ。6時45分、船はスローになり、投入の合図が出た。さっそく、冷凍海エビを餌に自製に胴付き3本針仕掛けを投入。水深は約30m。丹念に底取りをしながら、ガシラからのアタリを待つ。すると、ゴツゴツと竿先を押さえ込むアタリ。ゆっくりと竿先をあげながら、針掛かりさせる。ググッと重みが伝わってくる。ゆっくりとリールを巻いてくると、結構、リールを巻く手に抵抗がある。あがってきたのは、ガシラ。それも20cmクラスの良型。第一投から、釣れるなんて幸先が良い。その後、入れ食いとは行かないまでも、ポツポツとアタリがあり、ガシラがあがってくる。でも、残念ながら、ガシラの型が今一つ、小さくて、小さい物はリリース。お隣のKさんもリリースサイズばかり。でも、そのお隣のYさんには、なぜか良い型のガシラが釣れる。釣りとは不思議だ。

1時間ほど、このポイントで攻めて、アタリが遠のいてきたのでポイント移動。こんどは鯉突き付近だ。水深は約40m。少し、先ほどのポイントに比べて深いので、型の良いガシラが釣れるかなと期待する。移動後まもなく、船内のあちこちで良型ガシラがあがっている。私の竿先にもグーンとしたアタリ。これだけ鮮明なアタリが出るのは、一番下の針ではなくて上の針にかかった時か、良い型のガシラが来たときだ。すかさず、竿先をあげてゆっくりリールを巻き始める。竿先が良い感じで曲がっている。リールを巻く手も重い。これは良い型だと期待する。上がってきたのは、口をぱっくりと開け、えらをいっぱいに張って厳つい顔を見せる20cmオーバーのガシラだ。その後も、順調とはいかないまでも、アタリがそれほど途切れることなく続き、9時時点で何とか20匹をクリア。

この頃から、今まで、風もなく、波もなく、この時期にしては絶好の釣り日和だったのが、心なしか風が吹き始めて、肌寒くなってきた。ミヨシに座っているので、風がまともに当たる。ジャケットのフードもかぶって、寒さに耐える。でも、ガシラからの魚信が届くと、うれしい。たまには、チョンチョンとしたアタリで掛け合わすと、巻いてくる途中、ビンビンと竿先を振るわせて、餌取りのベラが上がってくるし、真っ赤な毒々しい色をしたオコゼも上がってくるが、ガシラが順調に釣れる。

船長さんが少しアタリが遠くなると、こまめにポイントを変えてくれて、鯉突き周辺の水深20m付近から60m近くのポイントを探ってくれる。12時5分の納竿まで、時を経つのを忘れて、竿先を見つめ続けて、今年の釣り納め釣行となった。

私の釣果はガシラばかり35匹、竿頭はYさんで約50匹でした。

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またまた低調

12月8日(日)、幸栄丸に乗ってきました。天気予報では北風が強くて、波が2m。雨は降らなくてよかったですが、北風がビュービュー吹いて、白波が立ち、肌寒かったです。乗船者は全部で5名。私は右舷艫に釣り座を構えた。午前6時10分頃出船。12月初旬の今頃が一年で一番日の出が遅いとのことで辺りは真っ暗。加太の港から次々と船が漁場を目指して進んでいく。幸栄丸は中の瀬戸の南側約2kmのポイントへ。6時30分頃、ポイントへ到着して第一投。魚探を見ると、ポツポツと魚の反応が映っている。水深は31m。胴付き3本針仕掛けにいつものアオイソメを投入。アジからの魚信を期待を込めて待つ。が、やはり来てくれない。船中、誰もアタリがなく10分ほど経って、流し替えて。すると、右舷ミヨシのAさんがゆっくりとリールを巻いている。魚が掛かったようだ。見ていると中アジをごぼう抜きされた。私にもと思ったが、艫には来てくれない。竿を置いて、辺りの風景をデジカメで撮っていると、後ろの釣り人にもアタリが来たようで、リールを巻いている。中アジが釣れてきた。カメラを触っている場合ではないと、あわてて竿をもって、底を取り直そうと糸を伸ばしたところ、ググッとアタリが来た。やっと来たっとリールを巻き上げ始めたところ、フッと竿先が軽くなり、バレテしまった。今日も、不調かなと弱気になる。

ミヨシのAさんは順調に中アジを上げている。他の釣り人もアジを何匹か釣られているが、私だけが蚊帳の外。7時10分頃、ようやく1匹目をゲット。風が強いので、いつもの竿だと柔らかすぎて、底取りがしずらいし、アタリが取りにくいので、少し硬めの竿を使ったが、アタリがあるものの、なかなか針掛かりしてくれないし、針掛かりしても途中でバレテしまう。後ろの釣り人が何か大物をかけたようだ。懸命にやりとりしている。上がってきたのは60cmオーバーのスズキ。

8時頃、流し替えをして、最初の投入。投入後、底取りをしようとするとググッとした変な感触。リールを巻き始めるとグーンとした引き。なおもリールを巻き、仕掛けが水面近くになってくるとさらに一段と強い引き。サバだ。水面下をサバが走り回っている。ドラグを緩めにしていたのでリールが空回り。ドラグを締めて仕掛けを巻き上げ、無事、船長の玉網に納まった。39cmのサバをゲット。今のサバは値打ちがある。それ以外に私にも目立った釣果もなく、ゴンゴンと竿先を叩く引きを見せて上がってきた25,6cmのチャリコが目立つ程度。

9時頃から風が一段と強く、波も高くなり、船は大きく揺れる。アタリも遠くなり、早帰りかなと思ったが、段々と風が緩くなって、結局11時30分といつもの時刻よりちょっと早いだけの納竿となった。

私は中アジ2匹、サバ1匹、チャリコ4匹とまたまた不調に終わりました。竿頭はAさんで中アジ7匹、チヌ1匹、チャリコ4匹、ホウボウ1匹。その他の方もアジを4〜5匹、釣られていました。大サバを2匹釣られた方や、チヌを釣られた方もいました。

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11月21日(木)に前週に引き続いて釣行してきました。11月18日(月)スマイル海長さんが30匹という良い釣果だったので、その釣果に誘われて行ってきました。今日はスマイル海長さん、住まい海長さんの知人Tさん、他にBさんも乗られていて全部で6人の釣り客。私は左舷ミヨシにスマイル海長さんは私の隣、胴の間に釣り座を構えた。

午前5時40分。出船。船はゆっくりと真っ暗な中を進む。今日のポイントは中ノ瀬戸かなり沖合。約3kmぐらいか。6時10分、第一投。水深は約30m。前回は第一投からアタリはあったが今回は、なかなか来ない。何回か流し換えをした6時40分。船内の釣り人にアタリがきた。スマイル海長さんも電動リールの音を響かせて、糸を巻き上げてる。中アジが上がってきた。私にも何とかアタリがあり中アジを取り込む。でも、スマイル海長さんが次々とアジを釣り上げるのに私はポツポツ。

竿先をゆっくり上にあげて誘いをかけたり、アジの食い気を誘うものの私にはアタリは遠い。艫の方でも快調にアジを釣り上げている。スマイル海長さんは相変わらず、好調で釣果を伸ばしている。誘いをかけたときにググッとアタリがあり、コンコンと竿先を叩く引き。これはチャリコと引きだなと思ったとおり、チャリコが上がってくる。ミヨシは私と反対側の右舷ミヨシの方も、アジの数は伸びないもののチャリコを好調に釣り上げている。25cm前後ながら、ちょっと型が大きいとそれなりの引きを見せてくれる。生け簀に入れると、目の上のアイシャドー、背中のブルーの斑点、尾鰭の先のピンクが光って、今日は一段と美しい。小さいながらもお刺身、塩焼きでいただくと美味しかった。

10時半頃から、ググッと鯛のような引きを見せるものの、途中から引きが弱くなってしまうグチが上がりだす。私も鯛が来たっと思った。底の方では結構な引きを見せてくれる。リールのカウンターがあと10mを示しても、まだまだグングンと引いてくれるので鯛かなと仕掛けをたぐると、見えてきたのは銀色の魚体。やっぱり、グチだった。納竿間近の11時30分頃、右舷ミヨシのかたが大きく竿を曲げて、大アジのダブルを釣り上げた。私も大アジをと思ったが、来てくれず12時に納竿となった。

私の釣果は中アジ5匹、チャリコ4匹、グチ3匹でした。私は不調で釣果は船中最低でした。スマイル海長さんは好調で中アジ19匹で竿頭でした。ほとんどの方が15匹前後釣られていました。

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時合いはホンの一瞬

 11月15日(金)、大アジ、金サバを狙って、幸栄丸に乗ってきました。このところ、天気が悪いので出船していなかったとのことだったので、久しぶりの出船だそうだ。今日の釣り人は8人。私は右舷艫に釣り座を構えた。午前5時50分に辺りは真っ暗な中を加太港を出港。船は時速5ノットでゆっくりとポイントを目指して進む。今日のポイントは中ノ瀬戸の南側約2kmぐらいの沖合。水深約30m。6時10分頃、船長から配ってもらった胴付き3本針仕掛けにアオイソメをつけて、釣れるかなと期待を胸に第1投。すると、早くも後ろの釣り人のリールを巻く音が聞こえてきた。見ていると、中アジが船長の玉網に収まった。私の竿先もグッと食い込む。ゆっくりと引きを楽しみながら、リールを巻く。上がってきたのは中アジ。船長に掬っていただく。久しぶりにアジとご対面。周りの釣り人も好調に竿を曲げている。第2投も投入間もなくアタリ。これは幸先いいぞと思い、またまた引きを味わいながらリールを巻く。中アジをゲット。アオイソメを付け替えて、第3投。辺りの風景を取ろうとデジカメを手に取っていて、ふと竿を見ると大きく曲がって、竿先が水面に突き刺さりそう。あわてて竿先を上げて、ゆっくりとリールを巻く。先ほどの2回に比べて、引きが強い。これは中アジのダブルか大アジだなと思って、さらに慎重にリールを巻く。上がってきたのは、やっぱり中アジのダブル。わずか3投で、中アジを4匹、ゲット。今日は絶好調だなと思ったが、好事魔多しのことわざ通り、以後、私からはアタリが遠ざかってしまう。

 6時40分頃、私の竿に久しぶりのアタリ。チョコンと竿先を押さえたので、あれっと思いながら竿先を上げるとグーンとした引き。ゆっくりゆっくりリールを巻く。リールのカウンターが10mを切り、ピッと音が鳴る。そこから一段と強い引き。魚が走り回る。サバだ。ドラグを緩めていたので、ドラグが滑る。きつめに締めて、仕掛けを巻き上げ、船長に掬ってもらった。前回、前々回との釣行では、サバを釣りたいなと思っていたのに釣れなかったので、ようやくサバを釣りあげることができてうれしかった。このサバを釣り上げた後は、私には長い間、アタリが来てくれなかった。船長によると、昨日は、このポイントで中アジが良く釣れたとのことだったが。

 8時過ぎから、後ろの釣り人には、たまに中アジが来てくれるのに、私には何のアタリもなし。いろいろと誘いをかけてみたり、底ベッタリの棚を探ってみたり、試行錯誤をするもアタリなし。お手上げ状態。そんな手持ち無沙汰状態を突然、破るアタリがやってきた。竿先がチョコンと入る。すかさず、合わすとグングンとした引き。慎重にリールを巻く。ゴンゴンと竿先を叩く。これは鯛の引きだ。でも、グチも底の方では、鯛のような引きを見せるので、もしかしたらグチかも思いながらさらにリールを巻く。残り20mを切っても、まだまだ引きは続く。これはグチではない。鯛だな、それも先々月末に40cmオーバーの鯛を釣った竿と同じ竿なので、その引きには及ばないもののそこそこの引きを見せるので、30cmオーバーの鯛だと確信をもってリールを巻く。最後になって、後ろの釣り人とオマツリしたので、船長に仕掛けをたぐってもらう。水面を見つめていると、魚が見えてきた。あれっ、赤くなくて、茶色っぽくて細長い。鯛じゃなかった。上がってきたのは、40cmオーバーのサメ。ガックリしてしまった。

 9時半頃、最近、サバが回ってきているという、淡島神社前の大波止沖へポイントを移動。たくさんの船が集まってきている。これは釣れるかも知れないと、気合いを入れ直して、仕掛けを投入。すると、チョンチョンと小さなアタリ。サッと合わせると、少しましな引き。20号負荷の竿に30号の錘をぶら下げているので、それなりに曲がっている。ゴンゴンと竿先を叩くので、チャリコかなと、もしかしたら、同船者もよく釣り上げていた餌取りのフグかなと思いながら、リールを巻く。巻く途中でも、そこそこの引きを見せてくれるので、チャリコだなと思っていると、姿を現したのはやっぱりチャリコ。やっぱり、小さくても、目の上のアイシャドー、背中のブルーの斑点が生け簀の中でキラリと光って美しい。チャリコが来てくれたものの、期待のサバは回ってこない。10時半まで粘ったが、船中、サバの気配がなく、また、朝の元のポイントへ再度、移動。

 ポイント移動後、まもなくククッとしたアタリ。またまた、チャリコが釣れた。ミヨシの釣り人も好調にチャリコを釣り上げている。もっと大きなのが来てくれたらな〜と期待しているのに、来てくれたのは連続して赤ちゃんチャリコ。もうそろそろ、納竿の時間かなと思っていた11時半頃、竿先が大きく曲がる。久しぶりに良い型の魚が来てくれたと、喜んでリールを巻く。リールを巻く手が結構、重いものの、引きが感じられない。また、さっき釣り上げてしまったような石を釣ってしまったのかなとガッカリしながらリールを巻いていると、魚が見えてきた。大きくないけれど、美味しいホウボウだった。小さなホウボウにしては、結構、リールを巻くのが重かったなと、魚を見てみると、頭の所にスレ掛かりだった。それで、引きがなかったのかと納得。その後も、アタリがなく、早い目に竿を仕舞い、12時に納竿となった。

 私の釣果は28cm前後のアジ4匹、38cmのサバ、2数センチのチャリコが3匹、ホウボウが1匹でした。竿頭で中アジ8匹、チャリコ2匹、他の方もアジが0〜5,6匹。

 同船者で目立った釣果は、左舷胴の間の釣り人が釣り上げた37,8cmの石鯛でした。

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大アジ、中アジまずまず

10月23日、久しぶりに幸栄丸での釣行が実現。一昨日、9月4日以来の釣行を楽しもうと加太へ午前4時に関東からお二人(ぶぶまるさん達)、大阪からお二人(にゃんこさん、moriさん)、和歌山から私とスマイル海長さんの2名、集合しましたが、風が強くて出船中止。はるばるお越しただいたのに残念な結果となってしまいました。スマイル海長さんと私は仕切直しということで、釣行してきました。ネット仲間のきむらさんも一緒です。昨夜は幸栄丸のおばさんから釣れてないで〜と電話が入りましたが、久しぶりの釣行なので、あえて乗せていただきました。

 午前5時20分頃出船。辺りはまだ真っ暗。船はゆっくりと沖の島を目指して進む。風が冷たくて肌寒い。5時50分頃、鯉突きの南東、水深30数mのポイントへ到着。早速、船長からいただいた胴付き3本針仕掛けにアオイソメをチョン掛けして投入。釣れるかな〜と期待を込めて、竿先を見つめる。が、10分経過するも、20分経過するもアタリはない。30分経過しても船中、音沙汰なし。こんな状態では、この先どうなることか案じ始めた、6時40分頃、私の右隣の釣り人にアタリ。竿先が曲がっている。何がかかったのかなと注目していると、大アジだ。続いて、反対舷の胴の間釣り人もリールを巻きだした。上がってきたのは大アジ。ようやく、アジが回ってきてくれたようだ。私も気合いを入れ直して、竿先に集中する。でも、来ない。

 7時10分頃、私の竿に待望のアタリ。待ってましたとゆっくり竿先を上げて、慎重にリールを巻き始める。グーンと締め込みが来た。竿がきれいな弧を描く。リールの巻く手を止め、竿でためて、引きを堪える。締め込みがなくなると、また、ゆっくりとリールを巻く。バレルなよと念じながら、あともう少しとリールのカウンタを見つめる。カウンタがあと2mと示す。アジが見えた。上からの2番目の針に掛かっている。玉網で慎重に掬い、何とかゲット。35cmクラスの大アジだ。うれしい。その後も、船中でポツリポツリと誰かが大アジを釣っている。8時頃までに、私は大アジを3匹、中アジを2匹ゲット。でも、グーンとしたアタリがあって、途中でも良い引きを見せるのにフッと、糸のテンションがなくなってしまう。大アジの食いが悪いのか、針の掛かりどころが悪いのかバレテしまう。残念。

 8時過ぎから、スマイル海長さん、左舷胴の間のNさんが絶好調。次々と竿を曲げ、中型ながらアジを連発。スマイル海長さんは手返し重視か、玉網を使わず、アジをゴボウ抜きされている。でも、掛かりどころが良いのか、海ポチャは見かけない。右舷艫のスマイル海長さんが魚を掛けると、続いて一人ミヨシ側の釣り人も魚を掛ける。続いて、私の右隣りの釣り人にも。次は私の番だと期待しても魚は来てくれない。みんながどんどん釣り上げていくのに蚊帳の外。なんとかかんとか少しずつ数を積み上げる。スマイル海長さんが18匹と言われたとき、私は12匹。縒りができたエダスを付け替え、針を付け替えると何とか釣れて9時半頃までに16匹となりました。

でも、9時半頃から潮が止まり、船中、誰もアタリなし。たまに釣れるのはフグ。私の竿先にチョンチョンとアタリ。食い込みもなくアタリは終わってしまい、仕掛けを点検するとアオイソメが3cmほど針に残っているだけ。フグの仕業。結局、11時前の納竿まで、誰もアジを追加できず終了となった。

今日の私の釣果は33〜36cmの大アジ5匹、26〜30cmの中アジ11匹。

スマイル海長さん、22匹、Nさんとともに竿頭、きむらさん16匹、チャリコ1匹。

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大アジ、ゲット

 9月4日(水)大アジを求めて、加太の幸栄丸に乗船した。今日はネット仲間のスマイル海長さん、にゃんこさん、そして偶然ご一緒になったきむらさんと大アジが釣れるかなと期待しながら船に乗り込む。釣り人は全部で8人。右舷ミヨシにきむらさん、その右隣にIさん、続いてFさん、艫にスマイル海長さん、左舷ミヨシに私、続いてにゃんこさんと釣り座を構えた。

 午前5時出港。波がないのは良いのだが、無風状態で非常に蒸し暑い。船は中ノ瀬戸を越えて、一路、沖の島北側の桟橋沖のポイントへ進む。スマイル海長さんによると、前回ここで大きなアジが釣れたそうだ。5時半ポイント到着。胴突き3本針にアオイソメをチョン掛けして投入。水深は約50mぐらい。錘が海底に到達するとすかさずリールを巻き上げて、底ぎりぎりに流す。皆、一心に竿先を見つめている。隣のにゃんこさんが早くもリールを巻き始めた。注目していると、上がって来たのは30数センチの大アジ。第一投から大アジが釣れるとは、幸先が良い。今日は大漁かなと期待する。

 その後、船中のあちこちで竿が曲がり、スマイル海長さん、Fさん、Iさんとみんな、釣っている。私ときむらさんにアタリがない。するときむらさんにも来たようだ。竿先が大きく曲がっている。上がってきたのは大アジ。下の針にはチャリコがぶら下がっている。いよいよ、釣っていないのは私だけ。釣りたいな、でも、釣れない。やっと、私の竿にもアタリが来た。ゴンゴンと竿先を叩く感じ。アジと違うような感触。フグかなと思いながらリールを巻く。釣れてきたのはアジではなく、フグでもなく、チャリコだった。小さめでも塩焼きにすると美味しい。

 釣り始めて1時間後ぐらいにようやく、大アジらしきアタリが来た。竿先がグーンと曲がる。水面に竿先が突っ込みそうだ。ゆっくりゆっくり、慎重にリールを巻く。途中もグーと締め込みが来る。何度かの締め込みをかわしながら、リールを巻くと水面には果たして大アジが現れた。Iさんに玉網で掬っていただく。何とか大アジをゲット。今日も、Iさん、にゃんこさんに掬っていただき、ありがとうございました。

 7時ぐらいまで、このポイントで粘ったが、結局、この1匹止まり。Iさん、Fさんは4匹づつ。ここで、ポイント移動。前回も釣った中ノ瀬戸の北方、水深約50〜60mのポイントだ。ここは先ほどのポイントに比べて釣れるアジは26cmクラスと少し小さめ。グーンと竿先が曲がる。あれっ、中アジにしては良く引くな。大アジかなと期待してリールを巻く。結構、リールを巻くのに抵抗がある。これは大アジだと確信する。仕掛けが上がってきた。一番上の針にアジが付いている。でも、大アジでなくて中アジ。おかしいな。良く引いたのになと思っていると、一番下の針にも中アジがかかっていた。良く引いたのも納得。ダブルでかかってくるぐらいなので食いがいいのかなと思ったが、そうでもなく、9時ぐらいまでこのポイントで釣ったが、中アジを2匹追加しただけに終わった。

 ここで、再び、朝一のポイントへ戻る。ここから、にゃんこさんが俄然、好調になる。次から次と大アジをゲット。Fさんも絶好調。いつも竿を曲げている。Iさんにもアタリが復活。スマイルさんも真っ赤な竿を曲げている。私にも何とかアタリが来てくれた。竿先がグーンと水面に突っ込んだ。これは大きそうだ。柔らかい竿なので、胴から綺麗な弧を描いている。ゆっくりゆっくり、水深50mの底から仕掛けを巻いてくる。アジは大きくなるほど、口切れしてバレやすくなる。バレルなよ念じながら、早く巻き上げたいと焦る心を抑えつつリールをゆっくりと巻く。後30m、20m、10mこんな時はなかなか仕掛けが上がってこない。ようやく、リールがピッピとなって後5mを知らせてくれる。見えた。大きなアジ。Iさんに玉網で取り込んでもらう。本日最長寸の38cmのアジ。40cmオーバーかなと思ったが、届かなかった。

 艫の方で大きく竿が曲がっている。大物そうだ。見ていると、大サバだ。サバが回ってきたようだ。にゃんこさんも大きく竿を曲げている。水面近くになると走り回っている。丸々とした大サバ。後で幸栄丸のおばさんに聞くと大サバは浜値で1400円するらしい。アジは800円だそうだ。船中8名中、スマイル海長さんと私だけが大サバからあぶれてしまった。残念。

 その後も、11時半の納竿間際まで、ポツポツながら大アジが釣れてくれた。納竿寸前に最後の1匹を何とか釣り上げて終了。

 私の釣果は、31〜38cmの大アジが8匹、26cmの中アジが4匹、23,24cmのチャリコ。   竿頭はFさんで アジ20匹、サバ1匹を釣られていました。

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小型のアジばかり

 8月29日、再度大アジを求めて、幸栄丸に乗船しました。今日はいつものスマイル海長さんに加えて、ネット仲間のsawaさん、sawaさんの友人のhiro−yさんとご一緒です。スマイル海長さんは、右舷ミヨシ、私は左舷ミヨシ、sawaさんとhiro−yさんは右舷艫側に並んで釣り座を構えた。総勢7人の釣り人を乗せて、午前5時頃、加太港を出港。前日の天気予報では、波とうねり4m、降水確率20%の予報で雨は心配ないだろうが、波とうねりが心配で、船が出るだろうかと案じていた。前日昼過ぎにスマイル海長さんの現地視察と船頭さんの判断で釣行が決定。港から外へ出ると、大きなうねりが押し寄せてきていて、船がゆっくりした振幅でおおきく上下する。友が島の地の島の海岸線をみると、大きな波しぶきがあがっている。大きな波が押し寄せている中の瀬戸を、縦断する。大阪湾側になるとうねりが嘘のように治まっている。これなら、安心して釣りができる。と思ったら、空模様があやしくなって雨が降り出した。

 大きなうねりの中、船はゆっくりと進んできたので、中ノ瀬戸の北方、約1kmの水深約60mのポイントに到着したのは5時半過ぎ。早速、胴突き3本針仕掛けにアオイソメをチョン掛けして投入。すると早くも左舷艫の釣り人が竿を曲げている。注目していると、グチ。アジではなかった。今度は、すぐ左隣の胴の間のIさんが竿を曲げた。上がってきたのはやっぱり、グチ。私の反対側のスマイル海長さんもグチ、右舷胴の間のFさんもグチ。グチの群にあたったようだ。でも、私の竿先はピクリともしない。雨が激しくなってきて、水面を叩く。幸栄丸には屋根があるものの、振り込んでくるので少し内側へ避難。私の竿にピクピクッとしたアタリ。何か小さいものが食いついたようだ。3.5m20号の竿に30号の錘を使っているので、竿先が結構曲がっている。何かなと思いながらリールを巻いてくると、小さなフグ。あ〜ぁ。アジが来てくれないかなとため息。次のアタリは、ちょっと強め。竿先がかなり曲がる。リールをゆっくりと巻き上げると、ゴンゴンとした引き。チャリコかなと期待したが、リールを巻くにつれて、抵抗が弱まってくる。これはもしかしたらグチと思いながら巻いてくると、やっぱりグチ。グチは底の方ではゴンゴンと鯛のような引きを見せるが、海面が近づくに釣れて、浮き袋の調整が効かないのか、浮き袋が膨らんで抵抗が弱まる。

 艫で竿が曲がっている。玉網が出た。グチなら玉網で掬わないからアジが釣れたのかなと見ていると、25cm程度の小型ながらアジが玉網に収まっている。すると、今度は、左隣のIさんが竿を曲げた。これも同じようなアジ。私にも来ないかなと思っていると、竿の穂先がグッと曲がった。ゆっくりとリールを巻く。一番上の針に約25cmのアジが食いついていた。Iさんに玉網で掬っていただいた。その後、何度もIさん、スマイル海長さんに玉網で掬っていただき、ありがとうございました。

 雨が降ったり、止んだりの状態の中、ダブルはないものの、何とかアジが食いついてきてくれる。たまに、竿先がグーンと引き込まれ、リールを巻く手を思わず止めてしまうほど強い締め込みの時がある。このときは、25cmのアジではなくて30cmのアジ。でも30cmのアジはマルアジ。群の種類が違うようだ。8時頃までに7匹、型は小さいものの、アジが不調の今年としてはまずまず。

 ここでポイントを少し、南西の沖の島の神島の北方に変える。水深は約50m、先ほどのポイントより若干、浅い。ポイント移動後の初投入で、Iさんは、早速、竿を曲げている。25cmの小型のアジながら、ダブル。竿を手持ちで狙っているよりも、置き竿の方がよく食ってくるとおっしゃっている。Iさんの竿は私の竿に比べて短いので波で船が上下に揺れるのが適当な誘いになっているようだ。また、Iさんが竿を曲げている。竿先が良く曲がっている。上がってきたのは今日のレギュラーサイズの約25cmのアジながらトリプル。でも、私には1匹ずつしか来てくれない。やっぱり、アジ釣りも難しい。スマイル海長さんも順調にアジを取り込んでいる。

 今日は、ビビッとした小さなアタリが多い。大きく食い込まないので、そのままにしておくと、ハリスがスパッと切られている。合わすと小さなフグがかかってくる。フグの猛攻に悩まされながら、何とか、アジと釣ろうと頑張る。相変わらず、グチもかかってきて、アジの引きにしてはゴンゴンとしているなと思ったらやっぱりグチ、アジのような引きで、玉網で掬おうと準備してもらっていてもグチ。なかなかアジに巡り会えない。チョンとしたアタリで合わせるとゴンゴンとした引き。また、グチかな思いながら、リールを巻いてきて、水面近くになってもゴンゴンとした引き。グチだったら、水面近くなるとおとなしくなるので、これはチャリコだと思って水面をのぞき込むと、やっぱりチャリコ。でも、もう少し大きかったらな〜。

 カンカン照りの晴天ではなくて雨模様だったので、11時半の納竿までアジの食いは何とか続いてくれて、私の釣果は、25〜30cmのアジを14匹、チャリコ1匹、グチ5匹でした。

 竿頭はやっぱり、Iさんでトリプルを2回されたりしていて終始好調で、18匹釣られていました。お上手です。

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大アジ不発、ガシラ順調

8月22日(木)大アジを求めて、幸栄丸に乗船しました。予約の電話の際も、幸栄丸のおばさんからは、アジは釣れてないで〜、ガシラやで〜という話だったので、もしかしたらという淡い期待を持っての釣行。釣り人は全部で8名。ネット仲間のスマイル海長さんと左右の艫に分かれて釣り座を構える。

午前4時50分、辺りが真っ暗な中を、加太港を出港。船頭さんから、胴突き3本針のアジ仕掛けとエサのアオイソメが配られる。5時10分、中ノ瀬戸、南側沖合、水深30m付近のポイントへ到着。

早速、アオイソメをチョンガケして第一投。船頭さんからはアジは朝一番が勝負、今釣らないと釣れへんで〜と檄が飛ぶ。竿先に神経を集中する。 でも、来てくれない。時折、底を取り直して、じっとアジからの便りを待つが、便りは来てくれない。回りでも釣れていない。 すると、右舷胴の間のご夫婦で釣りに来られた奥さんが、アジを釣り上げたようだ。私にも来てくれないかなと思ったが、またまた、先ほどの奥さんが釣られた。 スマイルさんも来た〜と言いながら、電動リールの巻き上げ音を響かせている。でも、途中でバレタようだ。私にはアタリ一つない。ほんとにアジは少ないようだ。 その後、後部の釣り人に中アジが1匹来ただけで、5時50分、アジタイムは終わってしまった。

船頭さんから、アジはもうダメということで、胴突き2本針のガシラ仕掛けと冷凍海エビが配られた。 ポイントは先ほどのアジ釣りの場所から少し、北へ移動して、中ノ瀬戸南側へ。海エビの尾羽を切って、尻から針に刺して投入。水深約40m。 ククッと微かなアタリ。リールを巻くが手応えがない。おかしいなと思いながら上げてくると、10cmに満たない赤ちゃんガシラ。もっと大きくなってとリリース。 次の投入も即、アタリ。今度は少し、巻くのにも抵抗がある。でも、そんなに大きくなさそう。上がってきたのは真っ赤なガシラ。あれっ、よく見ると、ちょっと違う。 顔がガシラに比べてゴツゴツしている。背鰭も尖っている。あ〜あ、オコゼを釣ってしまった。刺されると痛いので、ペンチと魚バサミを使って慎重に針をはずして、海にお帰りいただく。 3投目、底取りをして、少し錘を海底から持ち上げて、待っているとググッとした魚信。今度こそ、ガシラかなと思いながら、リールを巻くと海面にガシラが大きな口を開けて現れた。 ようやく、本命をゲット。その後も、オコゼ攻撃に悩まされ、ガシラとオコゼを交互に釣り上げる。

今日は、潮は大潮。でも、そんなに潮の流れは早くなく、底取りもしやすい。ガシラの食いは順調ながら、ポイントの関係か今ひとつ、型が良くない。 数は8時前に20匹を達成。スマイル海長さんは、ガシラを狙わず、鯛、アジ狙いを続ける。 7時半頃、突然、スマイル海長さんからやった〜との声があがる。スマイル海長さんの新調の真っ赤な竿が綺麗な弧を描いている。 竿先がグンッグンッと断続的に引っ張られている。鯛の引きだ。どれぐらいの大きさかな。玉網を用意して、水面を注目。 スマイル海長さんから後10mの声がかかる。見えた。白っぽい。やっぱり、鯛。玉網に無事に入った。30cmオーバーの綺麗な鯛。

狙い通りのマダイを釣り上げてご満悦のスマイル海長さん

 

8時半頃にちょっとアタリが遠のいたので、沖の島西端の鯉突き付近へ移動。水深30m。ここではアタリはあるものの、ベラが多い。コンコンと軽いアタリが来て、すかさず合わすと、ビビッとした引き。あるいはビンビンとした引き。この引きが最後まで続くとベラだ。ベラはもって帰っても家族に喜ばれないので、海にお帰りいただく。このポイントでは、アタリが遠い上に、釣ってもベラのことが多く、ガシラを2匹、追加しただけ。

9時頃、また中の瀬戸南側のポイントへ。でも。今度は幾分、中ノ瀬戸に近づいたようだ。水深約50m。ちょっと深い。来れば、少し大きいガシラが期待できる。投入後、錘を底から少し上げ、時折、錘を上げ下げして、アタリを待つ。ググッと竿先を押さえ込む。竿先を少し上げて、合わせる。乗ったようだ。ゆっくりとリールを巻く。リールを巻くハンドルが重い。ちょっと良い型のようだ。あがってきたのは20cmのガシラ。まずまずの型だ。やはり、ポイントの水深が深いと大きいガシラが釣れる確率が高い。底取りをしてグンとしたしっかりしたアタリ。竿先がさっきよりも大きく曲がる。リールを巻いても、少し滑っている。ドラグを少し締めて、ゆっくり巻いてくる。今日、一番の重さ。どんなに大きなガシラかなと期待しながら巻いてくると、良型のガシラのダブル。重いはずだ。

10時頃、今日、最後のポイント、地の島の南側へ。水深30m。投入後、すぐにアタリ。でも、ビビッとしたアタリだ。ベラのアタリだ。上げてくると案の定、ベラ。やっぱり、夏場はベラの動きが活発だ。ガシラが餌の海エビに食いつくよりも早く、ベラがめざとく餌を見つけて食べてしまうようだ。なかなかガシラを釣り上げることができず、11時15分、納竿となった。

私の釣果は14〜21cmのガシラを42匹、チャリコを1匹でした。同船者も船釣りに慣れていない人を除き、同じような釣果でした。

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2ヶ月ぶりの釣行

7月18日(木)、幸栄丸に乗船してきました。前回が5月24日だったので、約2ヶ月ぶりです。

例年なら、大アジが本格化している時期なのに、今年は残念ながら、大アジの回りが少なくて、今日はガシラ狙いとのことです。釣り人は全部で10人。今日も、スマイル海長さんとご一緒で、艫の右舷、左舷に分かれて、釣り座を構えました。今日は、船頭さんが前日に海エビを獲ってきてくれていた。海エビを餌にすると、ガシラ以外にサンバソウが釣れたり、マダイが釣れたりすることが多いので期待がもてます。

午前4時50分、出船。夏至がすぎて、少し、日の出が遅くなり、出船も遅くなっています。港を出て、一路、鯉突きを目指します。スマイル海長さんによると、このところ、台風の影響で南風が強くて、友が島の北側ばかりだったようです。5時10分、鯉突きのやや東側に到着し、早速、自製の胴突き3本針ガシラ仕掛けに海エビをつけて、第一投。水深は25〜30m。

久しぶりの釣りで、気分わくわくです。着底後、すかさず、糸フケをとり、海底をこづきます。と、まもなくググッと魚信。幸先よく、第一投目から、本命のガシラが上がってきました。続いて、二投目にもすぐに当たりがあったが、餌だけとられてしまいました。やはり、餌取りのベラが活発に活動中。三投目にガシラ。続いての投入にもアタリがあり、ガシラが上がってきたが、赤ちゃんサイズなのでリリース。

チョンチョンとしたアタリに竿先を上げて合わすと、ビリビリッとした抵抗が伝わってくる。あぁ、ベラだなぁ〜とがっかりしながら、リールを巻いてくるとやっぱり、ベラ。ベラは私の家庭では喜ばれないので、海へお帰りいただく。ググッとしたアタリで、重みが伝わってくる感触はガシラ。中には、竿先が結構、曲がり、リールを巻く手がすこし重く感じられるときは、良型の20cmオーバーのガシラ。

良型のガシラは、なかなか上がってくれなくて、レギュラーサイズは、16、17cmぐらい。それでも、二時間ほど、鯉突き付近を流して、20匹のガシラをゲット。

7時半頃、海が濁ってきて、これだったら、ガシラも食わなくなるだろうということでポイント移動。中ノ瀬戸南側へ。ここは、うまくいけばサンバソウが釣れるポイント。期待を込めて、仕掛けを投入。水深約50m強。かなり、深い。これだけ、深いと釣れるガシラも大きいだろうとまたまた期待を込める。すると、後ろのスマイル海長さん、右隣の釣り人が早くもリールを巻いている。早速、アタリがあったようだ。注目していると、二人とも良い型のガシラを釣り上げている。私にも来ないかなと思っていると、来てくれました。竿先がググッと入った。ゆっくりと竿先を持ち上げると、グイグイとした感触。リールを巻く手が重い。竿先が結構、曲がっている。ゆっくりと50mの水深から巻き上げてくると20cmオーバーの良型ガシラ。隣の釣り人がそんなに大きかったら、魚屋さんでは1000円はするで〜と声をかけてくれる。

ミヨシの方でも、順調にガシラが上がっているようだ。慣れない人の倍以上のペースでうまい人はガシラを釣り上げている。私の知人も、自製仕掛けで大アジを1匹、ゲットされていた。ふと、お隣さんの竿を見ると、結構、曲がって断続的な引き。タイかなと思っていると、20数センチのサンバソウ。船頭さんがこれが今、一番美味しいと声をかけている。

潮がすこし速くなってきた10時頃から、スマイルさんが絶好調。他の人がそんなに釣らないのに、次から次とガシラを釣り上げている。仕掛けをおろすと即、電動リールの音を響かせて、糸を巻き取っている。えっ、もうかかったのと驚くほどのペース。私が1匹、釣る間に、10匹ぐらい釣られたようだ。同じように大艫で、船の後方を釣っているのにこの差はいったいどうしてなのだろう。やっぱり、釣りは難しい。

潮がますます速くなって、底取りが難しくなった11時15分、納竿となった。私の釣果はガシラが47匹。竿頭は74匹でした。

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