注:学名の由来は、特にことわりのないかぎり David Gledhill による The Names of Plants - Fourth Edition (Camgridge University Press、2008年) に基づいています。
9月初旬のある日、植物園の東入口を入るとススキが出迎えてくれました。
階段を下りると、木陰には秋の花が咲いていました。
Aconitum japonicum subsp. japonicum、
Aconitum japonicum var. montanum
ヤマトリカブト
キンポウゲ科
亜種に分類する説と変種に分類する説があるのか、ネット検索すると複数の学名が見つかります。
通路からは手が届かない場所に植えられています。
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Aconitum loczyanum
レイジンソウ
キンポウゲ科
レイジンソウの語源となった 『伶人』 と関係のある町が大阪市の天王寺区にあります。 ただしこちらは 『伶人町』 で 『レイニンチョウ』 と読みます。
この町名は、四天王寺の雅楽奏者 (= 伶人) が、住んでいたことに由来すると言われています。
Aconitum というのは、古代ギリシャの哲学者・生物学者 テオフラストスが、トリカブトに使用した名で、Pontus の山名の1つとのこと。
Pontus って何だ? The Names of Plants は、学名の由来を説明する辞書ですが、説明を理解するにはさらに調べなくてはいけません。
Pontus (ポントス) とは、黒海南岸の地名のようです。
黄色はオミナエシ。
白はヒヨドリバナ?
下界とは違い、汗をかいてもすっと引く爽やかな空気です。
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