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2003年8月14日 膀胱尿管逆流症の手術をしました

8.12 いよいよ膀胱尿管逆流症の手術をする事になりました。14日の手術に万全の体調で挑みたかったのですが、熱を出させおまけに軽い気管支炎にまでかかってしまい、どうなるものかハラハラしましたが何とか無事に治ってくれました。この日、うちのグレープフルーツの木でアゲハ蝶が羽化しました。想もきっと綺麗に脱皮するよね。
8.13 今日から前泊です。病院は子供病院なのでプレールーム等退屈させない施設も調っております。今日はまだ元気なので走り回る想。同じくらいの子供が多くまるで保育園です。身体測定、採血、麻酔の説明を受けました。麻酔の匂いを選べるのですが想は「いちご」にしました。
8.14 9時から約3時間の手術の予定です。30分前に部屋で眠剤を飲みます。精神を落ち着かせるものですが、眠くなったり、逆にちょっと凶暴になる子もいるようです。想はまんま酔っ払いになりました。陽気にゲラゲラ笑い出し、血圧を測ってくれる美人看護士さんの腕を「お手て〜(ニヤニヤ笑)」と言ってなでていました!先が不安、、。
手術は無事成功しました。私達はここには書き切れないほど巨大な不安を抱いてきました。それをお医者様と想はすごいすごいパワーで乗り越えてくれたのです。想は痛さと拘束着に耐えなければいけなかったけど、夜にはおもちゃで遊びごはんも口にできました。お医者様方本当にありがとうございました。想、よくがんばったね。
8.15 手術直後の傷口です。お医者様に了承を得て撮影しました。お臍の下約5cmくらい横に切られています。おちんちんと膀胱に管が通っています。尿管が細かったりして尿の通りが悪い場合もう2本管が出る事もあると言われましたが、想は大丈夫でした。皮下で縫われている為縫い目はありません。
画像が小さくてわかりづらいと思いますがピンク色したチョッキが拘束着です。ヒモがベットに繋がれているので動けません。最初両足もヒモで縛っていました。想はかなり嫌がり暴れましたが、観念したのか慣れたのか、想とは思えないおとなしさになってしまいました。大きな声を出しただけで傷口が傷むのもその要因かもしれません。
8.16 術後2日目にして点滴と膀胱に直接繋がる管を取って頂きました。残るはおちんちんの管のみです。はやく動きたい想はさっそく歩かせてもらいました。肩にかけたピカチューのカバンは尿を貯めるビニール袋を納める為のもの。この展開の早さにパパママはビックリです。想はおちんちんの管が気になりへっぴり腰で歩いてます!
8.19 おちんちんの管は術後3日で取ってもらい自由に動けるようになりました。そのとたんに暴れまわる想!傷口が開かないかママはハラハラ、、。汗だくになった想はシャワーをしてもらいました。毎日シャンプーと体拭きはしてもらっていましたがこれが術後初シャワーになります。退院後も当分湯船にはつかれないと言われました。
8.19 術後初おトイレです。手術後おちんちんの管を取ったら当分おしっこが痛い(私も経験アリ。痛かった!)ものなのですが、全然へいっちゃらで用をたしておりました。ただウンチは普段から便秘がちでカチカチなので、キバルと傷口に悪いから浣腸をしてもらっていました。おしっこが出てほっとしました。
8.20 手術から7日で退院です。予定通りの期間だったのですが驚くべき速さだと思っています。体が自由になった想には長い入院は無理!本当に短期でよかった!退院後も入浴と傷口のテープを取らないこと以外制約はありません。仲良くなったみんな(画像をポイント)も早く元気になって退院できますように。 想、お疲れ様でした!

     
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