疑問点と私の主張

1.「西播都市計画事業塩屋土地区画整理事業清算金分布表」では、徴収金額の合計と交 
  付金の合計が同じ金額となっている。通常は、このようなことは起こりえない。発生した交
  付金に合わせるために作為的に数値等を操作して徴収金額を算出しなければこのように
  はならない。 
   よって、先に市当局から説明のあった計算式や指数等には妥当性も正当性もない、住
  民無視の不当な行為である。

2.数百万円の徴収を受ける住民もある。通常は20〜30万円の負担が理解できる範囲だ 
  ろうと考える。しかるに、このような高額の清算金による負担を強いる事態は、市当局の 
  計画や見通し、減歩等の不手際から生じたものである。その責任を一部の住民(特に既
  存住宅)に押しつけるかのような、この度の清算金の徴収は、とうてい納得できるもので 
  はない。

3.市当局に提出した意見書は、審議会で協議して却下したと通知があった。しかし、審議会
  は委員の提案により、一部を除いては市当局がまとめて提案し、一括して審議をし、裁決
  されたと聞く。このような行為は、とうてい審議とは呼べず、却下の意図を持って行われた
  暴挙である。一人ひとりの住民の願いを込めた意見書を、ひとまとめにする市当局と審議
  会には不当と言うより、不適格といわざるを得ない。このような手続きで行われた事業は
  適法性も感じない。

4.1個57円とした根拠、14m道路の路線価指数が1116とする根拠が不明で、妥当性を 
  感じない。

5.25%の加算は既存宅地に対するもので、既存住宅に対する配慮がない。生活権や居住
  権を認めない当局のやり方には、住民本位のまちづくりを進める立場とは思えないし、納
  得できない。
    また、25%の加算が、既存宅地の負担軽減を配慮したものと主張するならば、100 
  万円以上もの負担を強いる結果は、当局の目的にも反し、是正すべきである。

6.既存住宅の場合、その土地がどのように利用されているか等の状況を考慮すべきであ 
  り、一律に課税する方法は納得できない。

7.14m道路は、その必要性も感じない。沿線住民の要望でもないものを当局の都合で施 
  工し、その結果、一部の住民にのみ負担を求めるやり方は、悪質業者のそれと何ら違い
  はない。このような行為は、行政としての本来の方向に反する。

8.そこにただ住んでいただけで、高額の負担を強いるのは、誰が考えてもおかしい。

個人的なこと
   私の土地は工事によって無断で形状を変更・削減されており、当時、市に対して抗議を
  したが、面積の変更はないとの説明を受け、無断での施工については口頭での謝罪を受
  けたので、市の発展のためと態度を保留してきた。しかし、この度、148uから147.43 
  uへとわずかながらも減歩されていることが判明した。着工前の既存住宅は減歩しないと
  の説明にも反するし、先の謝罪を受けたときにも明らかに虚偽の説明を受けたことにな 
  る。このようなことには違法性を感ずるし、道義的にも不当であるとの感が否めない。さら
  には、これまで信じて支払ってきた固定資産税額も不当である。この件が、解決するまで
  は、先の換地処分は無効であると考える。