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昭和49年5月15日発行 市政だより あかし 205

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総合選抜制の実施について(五) 高校格差の解消
昭和49年5月15日発行 市政だより あかし 205

 市内の県立三高校の入学試験は、昭和五十年度から総合選抜制で実施する予定です。
 現在の高校入試が中学校の成績ランクで受験校が決められていることから高校間の格差が生じています。総合選抜制を実施する最大のねらいもこの高校格差を解消することです。
 総合選抜制では、まず市内県立三高校の入学定員(昭和四十九年度一、四四〇人)に見合う合格者を一括して決定します。次に合格者を三高校に分配(入学する高校を指定)することになります。
 この分配方式に居住に近い高校入学を指定する居住地方式と、三高校とも生徒の学力がほぼ等しくなるように入学を指定する学力均等方式があります。いずれも一長一短があり、昨年度、明石市で議論が集中したのもどちらの配分方法をとるかということでした。

 県・市教育委員会を中心に関係者の間で二つの配分方式について、研究・検討をかさねた結果、高校格差の解消、県立三高校の配置および通学事情などから学力均等方式をとることがいちばん実情に適しているという結論を得ました。
 明石市で昭和五十年から実施する学力均等方式は、成績群による配分方式です。
 成績群による学力配分方式については、六、七月号で具体的に掲載します。


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