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昭和49年2月15日発行 市政だより あかし 199

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総合選抜制の実施について(二) 高校の収容計画

 高校進学者が、九十パーセントを超えている現在、今後の高校教育にとって、入試制度を改め学校間の格差をなくするとともに、公立普通高校の入学定員を増やすことが、大きな課題になっています。
明石市教育委員会としても総合選抜制実施の問題とあわせて、西部地区に早急に高校を新設すること、それまでの措置として現在の県立三高校の学級増について、関係各方面の方々のご協力を得ながら、努力をつづけてきました。
 その結果、昭和四十九年度は明石高、明石南高に各一学級、明石北高に二学級の、合計四学級増(百八十名)の増加が決定されました。
 したがって、市内県立三高校の入学定員は、四十八年度の二十八学級千二百六十名から三十二学級千四百四十名に増加される

ことになりました。
 また、加印地区では二市三町による組合立東播磨高校が、昭和四十九年度から新設されることになりました。このため、加印地区から明石市内の三高校への流入も、若干おさえられることが予想されます。
 また、市民の念願でもある西部地区への高校新設については、県教育委員会に対して強力に要請し昭和五十一年度実現の目途をつけつつあります。
 西部地区への高校新設は、公立高校への進学者を大幅に増やすことからも、また、五十年度から実施する「総合選抜制度」を定着させるためにも、ぜひ実現させなければならない最大の課題です。
※備考
市内の県立三高校への入学志願者総数は、一月末現在で千六百八十一名となっています。


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