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学力均等方式を重視 3高校(明高、明南、明北)全体の合格者を決めたあと、選抜試験の成績により成績群にわけ、成績群ごとに各学校へ均等になるように配分する方法です。 合格者を配分するときは、「通学に必要な総時間数」「3高校への通学に必要な時間の差」など一定の基準をつくり、この基準を越えない高校へ分配できるよう配慮します。 学力均等方式のねらい 総合選抜制度を定着させるためには、学校に対する市民の格差意識をとりはらうことが先決です。 市内でも「総合選抜の実施は、市内西部に高校が新設され、明石が単独学区になってから実施さいたら」という意見も、数多く出されています。高校の新設、明石学区の独立など、その問題も今すぐに実現できるものではありません。しかし現在実施されている「単独選抜制度」を、これらの問題が実現するまで続けられると、ますます学校格差がひろがり、固定化することが予想されます。いま以上に格差意識が強くなったなかで総合選抜を実施することは、一層困難であると考えられます。 このため昭和49年度から、学力均等方式を重視した「総合選抜制度」を、実施することにしたものです。 学力均等方式で、高校に対する市民の格差意識をとりはらい、高校新設、交通事情当の整備などの条件にあわせ、居住地重視の方向に行こうしていきたいと考えています。 総合選抜 今後の課題 総合選抜制度実施に対して、市民のあいだからも多くの要望がだされています。「各高校の教育条件を整備して欲しい」「現在の加印地区を切り離し、明石単独学区にして欲しい」「市内西部地区に高校を1校新設してほしい」など。 明石市教育委員会では、市民の要望にこたえるため県・県教育委員会に対し、これらの問題が実現できるよう強くはたらきかけています。 たとえば、学区の問題については今すぐ実現できませんが、加印、西神戸、北淡地区から明石3高校へ入学する生徒の数を定め、実質的な制限をおこなうことで、ほぼ意見の一致をみています。 また「各高校の入学定員の20%程度は、志望入学を認めてほしい」との要望もあります。 この問題については準備委員会のなかでも「学校間格差を温存することになるので、認めるべきでない」という意見と、若干は志望入学を認めるべきである」という意見もあり、一致していません。 現在ひらかれている説明会等で、市民の意見を聴きながら決めていきたいと考えています。 地元説明会をひらいています 市教育委員会は、より多くの人たちの意見を聴くため「総合選抜制度に関する説明会」をひらいています。15日以降の日程はつぎのとおりです。(日程省略)多数参加してください。
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