全日本鍼灸学会2025に参加して。
今年の全日本鍼灸学会は、名古屋で行われました。名古屋には、自動車で行ってきました。京都からだと新名神高速道路を使っておよそ90分。近いですね。それにしても、高層ビルの多さにビックリ‼そして、道路環境の良さに感心しました。
さて、本題の全日本鍼灸学会、一番びっくりしたのは、「救急・集中医療における鍼灸治療の果たす役割」でした。
救急の現場で、鍼灸(概ね鍼治療)が役に立つ事は無いと思い込んでいましたが、例えば、筋けいれんを起こし、経口摂取困難な状態の患者に鍼治療を施すと経口摂取可能な状態になり、その後適切な処置を行うといった発表をされていました。鍼灸というか、あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう(通称、あ・は・き)をもっと上手に活用する世の中になればと感じた学会でした。