妙見山から天台山コースを下る

(妙見口駅〜妙見山〜光明山〜天台山〜青貝山〜妙見口駅)   2万4千歩・約4時間

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 年末の快晴の日曜日、妙見山から光明山・天台山を経由するコースを下った。昨晩の雪が残っていたが、快適に歩くことが出来た。途中、青貝山を往復したため、予想以上に時間がかかり歩数も増えた。
         (2003年12月28日)

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青貝山から天台山コースを上る(04/1/4)へ

天台山登山道から妙見山(左)、光明山(右)を望む

経路地図


【妙見山・能勢妙見宮へ】
 能勢電鉄・妙見口駅から15分ほど歩くと、妙見ケーブル黒川駅に着く。冬期、ケーブルは運休するのだが、今日は日曜日だったので運行しており、「ラッキー!」であった。5分ほどで山上駅へ。淡雪が残る急坂を登り、妙見の水広場からリフト脇を抜けて山道を山頂へ向けて歩く。

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ケーブル黒川駅

昨夜からの雪が残る

妙見の水

 山道を登り切ると広い駐車場とバス停が現れる。鳥居をくぐり階段を登り、まもなく右に折れ地道を登ると山頂に着く。妙見山(660.1m)三角点は高くそびえる彰忠碑の裏側にあった。山頂近くにある信徒会館「星嶺」の展望台からの見晴らしは、いつ来ても最高。手前右に高代寺山、六甲の山並みもよく見え、天気がよいこともあって遠く大阪湾が輝いて見えた。
 妙見宮山門には温度計が備えられており、現在の気温は4度Cを指していた。心地よい寒さだ。昨日の最高気温は2度C、最低気温はー4度Cと記されていた。境内は初詣の準備の真っ最中であった。

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星嶺

妙見山山頂 三角点

星嶺の展望台から遠く大阪湾を望む

 

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高代寺山(手前)

 

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能勢妙見山門

門に備えられた温度計

本堂

【光明山へ】
 本堂、経堂前の道を進み、右折して山頂下の地道を駐車場方向へ歩く。まもなく大阪環状自然歩道の標識を左(法輪寺方面)に折れ、鳥居をくぐり地道を下る。車道を横切り地道を下るが、やがて車道に合流する。三叉路で池田・茨木方面へ右折し、路肩に雪が残る車道をさらに進む。日陰ではところどころで車道が氷結しており、行き交う車もスピードを落として走行する。
 やがて光明山方面を示す標識が現れ、車道に併行した山道を登る。車道を逸れ15分ほど登ると光明山山頂(639m)に着く。妙見宮からは35分程度であった。山頂には三角点はなく、地元豊能町が作成したと思われる標識が立てられていた。周辺は桧林で、見晴らしはよくない。

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標識を左折

鳥居を下る

雪が残る車道

車道を池田・茨木方面へ右折

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車道から光明山登山道へ

雪の残る登山道

光明山山頂

【天台山へ】
 標識に沿って天台山方面へ進む。急坂を下り、車道に併行して歩き、やがて車道に合流する。しばらく車道を歩くと、右側に天台山への登山道入り口が見えてくる。妙見山や光明山もそうであったが、天台山の登山道も桧林が多い。また、登山道は地道にもかかわらず、所々に電気のマンホールが設けられている。天台山山頂にある無線中継所への電力供給のためだろうか。坂道の途中で振り返ると林の間に、妙見山や光明山の山頂を望むことが出来る。妙見山からの縦走路は多くの人が気軽に訪れるためか、至る所に案内標識が立てられており道に迷うことはない。案内標識にしたがって縦走路を逸れ、天台山山頂をめざす。
 光明山頂から20分余りで無線中継所とおぼしき建物が見え、さらに10mほど進むと天台山山頂(640.1m)三角点に到着。天台山の山頂も桧ばかりで、見晴らしはよくない。三角点周辺は薄暗い。

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天台山への登り口

雪の残る登山道

登山道のマンホール

要所に案内標識

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天台山頂付近の
無線中継所?

天台山山頂 三角点

【青貝山へ】
 天台山山頂から元の縦走路へ引き返す。三角点を通り越して進む道もあり、法輪寺や豊能町余野、箕面市止々呂美方面へ抜けられるようだが、案内標識も少なく初めての歩行者は道に迷うかもしれない。
 縦走路に戻り20分余り下ると、青貝山への分岐点に着く。今までが比較的楽な歩行であったので、気軽に考え、青貝山への道草を決める。緩やかな下りの地道が、そのうち判然としなくなり要所要所に巻かれているテープを目印に進むこととする。関電の鉄塔を過ぎ、アップダウンはきつくなってくる。いくつかのピークを山頂と勘違いし、何度も裏切られる。もう少し近いと思っていたのだが、と後悔しはじめるが、後の祭り。どんどん前へ進む。精密な地図を用意していなかった安易さか。ベテランには煩わしいと思われがちなテープがありがたい。
 分岐点から25分でやっと青貝山山頂(391.4m)に到着。もっと時間がかかったような気がする。近いと思っていたのに、なかなか着かなかったためだろうか。
 青貝山は雑木林もまばらで、陽当たりもよく、見晴らしもきく。しばし休憩し、疲れをいやす。

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縦走路を下る

青貝山分岐点

青貝山への案内標識

鉄塔を越してさらに下る

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テープを目印に進む

青貝山山頂 三角点

【妙見口駅へ】
 青貝山からときわ台住宅地へは地図上では目の先なので、三角点を越えて進もうかとも思ったが、地図もなく道に迷っても困るので、次の機会に再度トライすることとして、遠回りできついコースが待っているが、もと来た道を引き返すこととした。歩数計も2万歩、妙見ケーブルから歩き始めて2時間半を越えていたので、復路の坂道は正直きつかった。青貝山山頂から分岐点までは30分。
 分岐点からは下り坂が続く。疲れた足には少しきつい。地道のところどころにバイクのわだちが深く、かなり歩きにくくなっている。分岐点から25分余りでときわ台住宅地の貯水タンクに到着。案内標識を見ると、ここから青貝山へ登る道もあるようなので次回トライしようと思う。
 ときわ台住宅地横の舗装路を緩やかに下る。ウオーキングを楽しむご夫婦が前を快調に歩む後から、疲れた足にむち打って歩く。妙見登山道初谷コースと合流し、やがて20分余りで妙見口駅に到着した。ご苦労様でした。
 駅前の土産物屋で好物のよもぎ入りあんこ餅を買い求め、帰途につく。

 

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アップダウンや下り坂の連続で、2万4千歩余り(自宅往復2万6千歩)は、運動不足の私には正直きつかった。

妙見口駅に到着

ときわ台住宅地の貯水タンク


【行程】
妙見口駅(12:25)〜妙見ケーブル・黒川駅発(12:40)〜山上駅(12:46)〜妙見山山頂(13:12)〜
妙見宮本堂(13:20)〜光明山山頂(13:54)〜天台山山頂(14:15)〜青貝山分岐点(14:40)〜青貝山山頂(15:05)〜
青貝山分岐点(15:35)〜ときわ台住宅貯水タンク(16:01)〜妙見口駅(16:20)


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