南丹市議会議員
八木 眞

 

 南丹市一般会計補正予算(第2号)の賛成討論

 

 議案第137号南丹市一般会計補正予算(第2号)について賛成の立場で討論をい

たします。

今回の補正予算は、佐々木市長が手がける最初の予算で、厳しい財政状況のな

か、4町の連帯感を構築する「情報網」の整備など積極的な予算編成を行ってい

ただいております。

 新市建設計画の財政計画によると歳入歳出は216億5千万円と示されています

が、骨格予算といわれる当初予算で214億6千万円となり、今回の補正額31億35

百万円を加えると246億63百万円となります。財政計画と比較すると21億65百万

円のオーバーとなり、財源を基金からの繰入で賄う予算となっています。

 合併協議で議論された財政計画を大きく上回る予算編成となったことには、何が

起因するのか、また、市長が施政方針で示されているまちづくりを実現するために

も、歳入を基金依存体質とならない財政計画を示す必要があります。

 旧町から継続している事業は、4町の均衡ある発展にどのような事業効果が得ら

れるのか、再点検を行うとともに、本庁内での複雑な組織を、住民の皆さんにわか

りやすい組織に改善し、組織のスリム化が必要と考えます。 

 財政的に厳しい中での市政運営が想定されますが、京都府や国との連携を深

めていただき、効率の良い市政運営に望みを託し、賛成討論といたします。