南丹市議会議員
八木 眞

 

 産業建設委員会

 

 産業建設常任委員会の所管調査の範囲は広い。土木建設、都市計画、農業林

業、商工業、地場産業、上下水道、等々である。 今、南丹市においてこの委員会

の重要な事項は歳入においての、地方交付税の削減である。今期予算で見てみ

ると発注事業が対前年比30数パーセント減らされていることだ。おのづから旧四

町の継続事業の遅れが懸念される。もちろん新規事業はストップがかかることが

多くなる。

 しかし合併条件として園部の中心市街地再開発における事業、八木町における

吉富駅西区画整理事業、八木駅西本郷区画整理事業、併せて駅舎の改築、美山

における基幹産業である森林を活かす新たな事業や、観光立国構想など計画通

りに進めなければならない。予算の使い方である。これからこの委員会では法律、

条例、規則、収支、のバランスもちろん、それだけではなく、加えて資金繰り、決断

力、リズム感等ビッグプロジェクトにたいする経営感覚も正していかなければなら

ないし、逐一チェック機能を働かさなければならない。議会として新たな能力が要

求されていると考える。