南丹市議会議員
八木 眞

 

 活緑クラブ代表質問  八木 眞

佐々木市長就任、あわせて4町合併以来、大変厳しい3年であったと思う。この合併に批判的な意見が大変多く、疑問を持つ市民が多数ある。単なる生みの苦しさで済まされない。
地域の発展を願った合併であったが、なぜか希望がわいてこない。それは施策や計画、組織のあり方などが、根本的に市民に馴染んでいなかったからではないか。市民の期待を裏切っているからに他ならない。たとえば中部広域圏は緑を大切にしようと言いながら本庁前の桜を切ってしまうといった一貫性の無い理念のない施策が行われているからに他ならない。昨年の各部一律6%減じる枠配分方式から一変し、21年度予算については総合振興実施計画に基づいて予算配分がなされた。市長の理念の一貫性はどこにあるのか。実施計画の優先順位をどう言う理念に基づいて決定されるのか。どこに生かされているのか尋ねる。他市に比べ異常に多い審議会に市長の考えは徹底しているのか問う。今、過度のグローバリズムにより世界、日本、地域経済は過去類例を見ない深刻な状態である。非常事態である。管内中小零細企業、市民生活の現状を数的に把握して適宜適切な施策を実施しているか。国から緊急財政対策としての臨時交付金5億3千万を地域活性としてどう有効活用するのか問う。市長が言う行政経営とは新たなる手法か問う。地元優先となる総合入札方式をどう考えるか。農、商、工連携による地域活性は考えているか。
答弁 市長  21年予算はあらゆる審議会の最上位の総合振興実施計画に基づき配分する目途が立ち、より一層わかりやすくなったと考える。厳しい財政のなか地域経済の活性を目指す。行政において今後経営的観点から市政運営を行い市民というお客様の満足を高める努力をする。