南丹市議会議員
八木 眞

 

 JR複線開通計画にあわせ

総合振興実施計画における街づくりの基本において、人口動態は今と変化のない10年後ほぼ現在と同じ3万4千人とし、615平方キロメートルの面積をもつ南丹市を高度に人、もの、情報をつなぐとする。道路、鉄道を媒体とするインフラを整備することになるが今のままでは町が衰退し、利用者さえいなくなるのではないか。街づくりがまったく手付かずの状態であり具体的スケジュールがしめされていない。具体例とし八木駅西区画整理、吉富駅西区画整理事業、園部駅正面等、山陰線複線開業に合わせての街づくりがまったく進んでいない。またJR複線化工事の資金不足から1年遅れの22年開通にくわえ、補助金として3億8千6百20万の追加支援をせねばなら状態は断腸のおもいである。昨年質問に対し もうこれ以上はJRにはお金を出さなくて良い と答弁されたのは嘘であったのか。古い桟橋での乗り降りするお年寄り、ふるい駅舎での改札を強いられている八木住民、南丹病院患者のことを一度でも考えたことがあるのか問う。各議員により過去3年間で10数回一般、代表質問で訴えてきたが計画さえ明らかにされないことに怒りさえ覚える。金は出せ、辛抱せよ、では住民は黙ってはいない、早急なる実施計画を明らかにすべきである。今年新年挨拶で、副知事にそして議長会で知事にも直訴した経緯があるが南丹市の進める覚悟が必要であるとの返事であった。