剣山の麓に沸いたとろ〜り温泉 地元の常連さんと一緒に

剣山木綿麻温泉 剣山ゆうま温泉
お湯の満足度
不満足 大満足
秘湯レベル
普通 秘湯
総合評価
悪い 良い
温泉施設名
 剣山木綿麻(ゆうま)温泉
住所
 徳島県美馬郡つるぎ町貞光字長瀬127−2
アクセス
 徳島自動車道美馬I.C下りて南下 吉野川を越えたら国道192号線を左折してください。のち剣山方面の標識を頼りに右折。
 しばらく走りますが、蜂須トンネル方面には向かわず郵便局をすぎて左側の坂を上ってください。
泉質
 ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉
効能
 神経痛、筋肉痛、関節痛、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え症、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病
営業時間
 定休日月曜日  営業時間10:00〜21:00 
入浴料
 日帰り入浴大人400円 小人200円
お風呂データ
 内湯2 (うち1つ薬湯) / 小さな露天風呂 / サウナ / 大きめな休憩所  
 石鹸はありましたがシャンプーはありませんでした



いきなりですが連想ゲームです♪
からインスピレーションするものって何ですか?
浮かびました?
やっぱり富士山なのでしょうか?

僕は書類だったんです、重症ですね(。_+)
パソコンを立ち上げる音が聞こえれば、脇にある書類の山が目に入り
外に出れば駅のアナウンスと車のクラクション。そして携帯の着信音。
電子音がはびこる都会から、週末だけの逃避行

西日本で2番目に高い山の麓で生まれた男が向かった先は徳島。
そう、山と言えば剣山しか知らなかった懐かしいあの頃に・・・


携帯の電波も立たない徳島のとあるペンギン村に戻れば
なんと温泉が沸いたそうなんです。

掘れば温泉が出るってご時世ですから、なんら珍しい事なんてありゃしませんが

「なかなかにいいお湯なんじゃわ〜」ってお婆ちゃん。

剣山(つるぎさん)から近いこともあって、ハイカー達の立ち寄り湯としても利用していただけそうだし、
村おこしの起爆剤となるんじゃないの?
数年先には湯の国つるぎ町なんてネーミングが付けられちゃったるするのでは?
そうともなると人がわんさかやってくる、そうなる前にお湯と戯れる事にした。


小さな温泉施設ではあったが立派な休憩所を兼ね備えており、また浴室はそう大きくないもののたくさんの人が入りに来ていた。さてお湯は、婆ちゃんの言った通りとろ〜りとしていて滑らかなお湯。すくいあげたお湯が指の間から落ちるさまが気持ちよくて、肌もすべすべになってゆく。流石は石鹸いらずとも言われる炭酸水素塩泉(重曹泉)です。

次いで露天風呂へと移動すれば、2人入れるかどうかといった小さな浴槽。浸かっていれば、「何処から来なすったん?」声を掛けられてしまった。
その恰幅の良いおとっつぁんは役場で勤めていたらしく、亡くなって数十年経つうちのお爺ちゃんとも面識があり色々と思い出話を語ってくれた。そして、中にいてるお爺ちゃん達には「○○さんとこのお孫さんじゃそ〜な」と言えば「お〜」とか「そ〜」とか聞こえてくる。みんながみんな顔見知り地元の人たちばっかりである。
湯に浸かりながら地元の方と話す、それも温泉の楽しみの一つだが、町おこし?村おこし?にはまだまだ遠いかもしれません。

郷愁を実現させてくれる町 つるぎ町
西日本で二番目に高い剣山のお帰りにはぜひ木綿麻温泉にお立ち寄り下さい
つるぎ町、私がPRするはめになるとは・・・・