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国道372号線通称デカンショ街道を走っているとぬくもりの里と書かれた看板がやけに目に付く。
試しに立ち寄ってみると、警備員を数人配するかなり大きめな立ち寄り温泉であった。
しかも2004年4月にオープンしたばかりと言うこともあって、女性の入浴は1時間待ちと言う人気。
TV欄とかでも「行列のできる○○」と言った番組は必ずチェックしてしまうミーハーな私。
チョ〜人気な湯に浸かってみる事にした。
館内に入ると、NIFFTYの温泉ランキングで1位に選ばれましたのちらし広告が目につく。
なるほど、凄まじいまでの人だかりである。
最近の温泉ブームとインターネットの影響力はすさまじいものだと、感心しながら浴槽内に足を踏み入れ更にビックリ!
当然、男性の浴槽内も芋洗い状態!
とかく空いている湯船にザブンと浸かると
う・・・・ヂメタイ・・・・。
源泉そのままの30度の浴槽であった。
いきなりの冷泉はたまらんと、すぐ隣にあった浴槽へと移動。
「前失礼します、ごめんやす、通しておくんなまし」
湯船の中央で腰を落とすと、ぐるり360度 じゃが芋・長いも・さつまいも。
時に小芋が水しぶきをたてながら騒ぎ出すと、それを山芋が叱り付ける。
落ち着けない・・・
張り紙によると、この浴槽は36度に加温された湯船らしく、
さらに仰々しく100%源泉掛け流しと書かれている。
源泉掛け流しの定義っていまいち曖昧でよく分からないけれど、
加温しとったら源泉掛け流しではない気がするんだけど・・・
白骨温泉の一連の温泉偽装事件の煽りなのか、
表記に対してかなり気を使っている温泉のような気がしてならなかった。
さらに42度に加温された湯船に入った後、露天風呂へと足を運んだ。
なるほど人気なのがわかる。
開放感あふれる大きなスペースに2つの露天風呂と打たせ湯を兼ね備えていた。
当然ここでも張り紙がされてある。
『露天風呂100%掛け流し ただし循環式』
循環ってのは塩素消毒を施してお湯を再利用しているって事、思うに絶対源泉掛け流しちゃうやん
故に露天風呂からわずかながら塩素の消毒臭が感じ取れたが、ほぼ気にならない。
それよりも、全てにおいて100%をだし過ぎちゃってる方が鼻についた。
こんなにも素晴らしい大露天風呂がありゃぁ〜、それだけで十分お客を満足させられるキャパはあんのに何だか残念に思えた。


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