血液疾患(白血病・リンパ腫など)の患者・家族を支援する会

姫路地区 血液疾患の患者・家族 支援交流会


 「タンポポ」とは、血液疾患で苦しんだ元患者が中心になって活動している患者・家族交流会です。その経験を生かして現在そういった病気で苦しんでいる人たちを支援しています。


どんな人生においても、(生や死と同じように)いつかは悲劇が必ずやってくるものです。こんな時どうすればいいのでしょう?その答えには4つの段階があります。悲劇から立ち直るためには必ず経なければならない段階があるのです。


アドミット(ADMIT)  

認めること。
真実に堂々と立ち向かい、起きたことは起きたことと認める勇気を持つことです。

アクセプト(ACCEPT)            

受け入れること。
変えることのできない「事実」は受け入れ、あるがままに受け入れることです。悲しみから少し落ち着いてきます。

アダプト(ADAPT)

順応すること。
順応する意思は、あなたの内面から発生するべきものです。不幸が起きた結果、変わってしまった状況への順応は、積極的に躊躇なく行なわれるべきです。大きな心理的変遷を遂げることができます。

アクト(ACT)

行動すること。
不幸から完全に立ち直るためには、すぐ行動を起こすことです。積極的に信念を持って、新たな活動に没頭することです。乗り越えた(完成させた)という満足感を味わうことができます。自信を持って新しい生活をすることができるようになるのです。              


以上は悲劇から立ち直るためには必ず通らなければならない段階です。タンポポは冬になると地面にはいつくばって葉を広げ、太陽の光と水をしっかり吸収し、春になると蕾をつけ、花を咲かせます。そして綿毛の種を色々なところに飛ばします。人間誰でも、辛い時期色々な事が日常次から次へと起こりますが、必ず明日がくるのです。そして今日あるのもたくさんの人々に支えられ生きているのです。そんな人々に心から有難うと言えるような輪を広げていきたいと思います。そんなタンポポの綿毛を色んなところに飛ばしていきたいと思っています。