データ Le Baiser 〜ル・ベーゼ〜

世界設定・構成
 ├ 大陸
 ├
 ├ 魔法
 ├ 信仰
 ├ 歴史
 ├ 遺跡
 └ 衛星

遺跡
 ├ セーハ遺跡
 ├ トリル遺跡
 ├ カント遺跡
 ├ ラルゴ遺跡
 ├ ピアノ遺跡
 ├ ドルチェ遺跡
 ├ ローコ遺跡
 ├ メノス遺跡
 ├ コーダ遺跡
 ├ コモド遺跡
 ├ アーチェ遺跡
 ├ イグアル遺跡
 └  ?

大陸(国)
 ├ ミューク
 ├ ノール
 ├ デュート
 └ フィーロ

街・町
 ・ミューク
 ├ カント
 ├ セーハ
 ├ ディーティ
 ├ トリル
 └ フォルテ
 ・ノール
 ├ コーダ
 ├ トニル
 ├ メノス
 └ ローコ
 ・デュート
 ├ イグアル
 ├ コモド
 ├ メルク
 ├ アーチェ
 └ ラウド
 ・フィーロ
 ├ ドルチェ
 ├ ラルゴ
 └ ピアノ

科学技術
 ├ 医学分野
 ├ 農学分野
 └ 技術分野

魔法
 ├ 魔法使い
 ├ 魔法の区分
 ├ ボン
 ├ ボン魔法一覧
 ├ マウ
 ├ マウの段階
 ├ マウ魔法一覧
 ├ 魔法薬
 └ 魔法管理庁

 

世界設定・構成
地球と近似の環境が存在する、ラテールと呼ばれる星。

 ─大陸 ─
全部で四大陸あり、それぞれが一つの国としてまとまっている。
お互いに交流があり、その関係は至って平和で友好的。
それぞれ、「ミューク」「ノール」「デュート」「フィーロ」とある(下記「大陸(国)」参照)。

 ─暦 ─
「一年:四ヶ月 一ヶ月:六十日」とする大陸回暦。
昔、一大陸を六十日として初めて世界一周を行なったと言われる、ある旅人の旅にちなんで。

 ─魔法 ─
この星には、魔法が存在している(下記「魔法」参照)。
また、地球上には見られない植物も存在しており、多くは魔法薬などに使用されている。

 ─信仰 ─
唯一神が存在しており、人々の信仰はそこにある。
世界はその神によって治められているというのが一般的な常識。
ただし、誰もその姿を直接目で得たものはいなく、見ることのできたものは恒久的な幸せを得られると言い伝えられている。

 ─ 歴史 ─
作中で徐々に明らかになっていく予定。
下記の遺跡が意味深なものであるとか、四国が今の状態ではなかったとか、その他諸設定がある。

 ─遺跡 ─
今では観光名所となっているところもあるが、過去の証として各地に存在している(下記「遺跡」参照)。
その中などにレリックと呼ばれる石碑があるものもあり、そこには謎の文章が刻まれている。
交通網が発達した今とはいえ、それを全て見つけることはできていないが、魔法使い達はその秘密を知っているらしい。

 ─衛星 ─
惑星ラテールは二つの衛星をもっており、各々「イノー」「ソレール」と名づけられている。
もっとも、その衛星に立ったことのある人は未だかつていない。

 

遺跡
四大陸の各所に存在していて、観光名所となってしまっているところもある、過去と未来を紡ぐもの。

 ─セーハ遺跡 ─
ミューク国セーハにある遺跡。
観光地として開かれた遺跡であり、その見学には比較的自由がある。

 ─トリル遺跡 ─
ミューク国トニルにある遺跡。
洞窟であり、学術研究のために研究者らが入るものの封印が施されていた。

 ─カント遺跡 ─
ミューク国カントにある遺跡。

 ─ラルゴ遺跡 ─
フィーロ国ラルゴ付近にある遺跡。
海を臨む断崖の側面に空いた洞穴で、内部には海水による水溜りが生じている。

 ─ピアノ遺跡 ─
フィーロ国ピアノにある遺跡。
観光地と化した鍾乳洞で、安全上若しくは調査上の理由から立ち入り禁止の場所も多い。

 ─ドルチェ遺跡 ─
フィーロ国ドルチェにある遺跡。

 ─ローコ遺跡 ─
ノール国ローコにある遺跡。

 ─メノス遺跡 ─
ノール国メノス付近にある遺跡。

 ─コーダ遺跡 ─
ノール国コーダにある遺跡。

 ─コモド遺跡 ─
デュート国コモドにある遺跡。

 ─アーチェ遺跡 ─
デュート国アーチェにある遺跡。

 ─イグアル遺跡 ─
デュート国イグアルにある遺跡。

 

大陸(国)
大陸がそのまま一つの独立国家として、存在している。

 ─ミューク ─
農業の国。
農業や漁業が他の国に比べ大幅に進んでおり、それに利用される工機も発達している。
また都市にも樹木が多く、自然との共存を第一としたエコシステムが整っている。
食物自給率は他国に比べ大幅に高いが、元来からの資源不足により、資源は他国に頼らざるをえない状況。

 ─ノール ─
科学の国。
電子科学機械等の発達が著しく、時代の先端を突出して進んでいる。
また、不可能とまでいわれた半重力装置の発明に成功している。
ただし、工業の発展に伴って自然環境が悪化したため、その保護が求められている。

 ─デュート ─
魔法の国。
人口に占める魔法使いの割合が多く、魔法使いのほとんどはこの国にいる。
人々は魔法を用いて生活を便利にしているため、あまり運動には長けていない人が多い。
魔法薬に関する機関を運営している国でもある。

 ─フィーロ ─
資源の国。
エネルギー資源が豊富で、経済は豊かであり、法整備も他国より進んでいる。
また医療が進歩しているため、長寿の国としても知られている。
近年、ノールと共同で、新エネルギー開発に着手した。

 

街・町

 ─カント ─
ミューク国。

 ─ディーティ ─
ミューク国。
永輝の生まれた村。
地方都市とは離れた集落のようなもので、田舎の風景を漂わせている。

 ─セーハ ─
ミューク国。
ディーティの二つ隣の村。
観光名所としてセーハ遺跡が有名である。

 ─トリル ─
ミューク国。
山間部の田舎町。
人知れず遺跡があるが、地元の人は滅多に近づかない。

 ─フォルテ ─
ミューク国。
山の傍にある都市。
トリルの隣町で、大きなデパートなどがある。

 ─コーダ ─
ノール国。

 ─トニル ─
ノール国。
『君が故郷』の作中にある、主人公の友が旅立つ場所。
現在では、半重力装置によって居住区が空にまで広がりつつある大都市である。

 ─メノス ─
ノール国。

 ─ローコ ─
ノール国。

 ─ イグアル ─
デュート国。

 ─コモド ─
デュート国。

 ─メルク ─
デュート国。
アーチェの隣町で、人口の比較的少ない静かな町。
都市とアーチェとの中継の町でもある。

 ─アーチェ ─
デュート国。
宇壱(Uichi)一族と初坐(Uiza)一族が覇権を影ながら争っている。

 ─ラウド ─
デュート国。
詳細不明。

 ─ ドルチェ ─
フィーロ国。

 ─ラルゴ ─
フィーロ国。
海を望む漁業栄える都市。
大規模なドックの他、造船場も構える。

 ─ピアノ ─
フィーロ国。
鍾乳洞による観光産業で栄える都市。
幹線道路から鍾乳洞への道には多くの商人が店を構えている。

 

科学技術
科学技術の大幅な発展により、地球の技術では不可能であることが可能となっている。

 ─医学分野 ─
癌特効薬……癌に対する特効薬が発明されたが、寿命の飛躍的な上昇が懸念され、使用が制限されている。

 ─農学分野 ─
渇水地での農作……以前より比較的少ない水で育つ農作物が開発され、刻々と進む砂漠化に歯止めをかけている。

 ─技術分野 ─
半重力装置……物体にかかる重力をなくすことができる。これにより、物体を宙に浮かせることができる。
電磁力浮上装置……電気磁石により高速移動をすることができる。トランスに頼ることからの脱却を図るが失敗した。

 

魔法
この小説のキーとなる能力。

 ─ 魔法使い ─
魔法が使える者の一般的な呼び方。
女性の場合は、特に魔女と呼ばれることがある。
遺伝性の能力であり、場合によっては隔離遺伝なども発生する。
主にディーティ国に住んでいるが、近年の国際化により他国にも広がりつつある。
しかし、やはり他国における魔法使いの割合は低いため、その存在は重宝される。

 ─魔法の区分 ─
作中で利用される魔法の区分。
ただし全ての魔法が以下の区分に当てはまるわけではなく、また複数の区分に属する魔法もある。
攻撃魔法……相手に攻撃する魔法。一般的なものはサー、強力なものはニーやイーであることが多い。
守備魔法……相手の攻撃や行為から味方を守備する魔法。ボンからマウまで様々である。
妨害魔法……相手の攻撃や行為を妨害する魔法。サーやニーであることが多い。
回復魔法……相手の攻撃によるダメージから味方を回復する魔法。効果によりボンとマウに分かれる。
補助魔法……味方の攻撃や行為を補助する魔法。ボンやマウのシーであることが多い。
消去魔法……相手や自身から物事を消去する魔法。イーであることが多い。
付加魔法……自己や個人に対して能力の付加を行う魔法。ボンであることが多い。

 ─ボン─
善とされる魔法。
基本的に、治癒や創造の魔法が多く、使用によるペナルティはない。

 ─ボン魔法一覧 ─
セント:残香の魔法。対象に残った痕跡を調べて、それに関わるものや人物を探索できる。
チェンジ:変異の魔法。任意の動植物に変化できるが、生まれもった能力をそのまま使えるとは限らない。
トランス:転位の魔法。瞬間移動として用いられるが、行ったことのない場所へは行けない。
ハイド:隠伏の魔法。主に護身用に用いられ、不意打ちに用いるのはタブー。
ピープ:覗見の魔法。記憶・思考・思想などを見ることができるが、接着の必要がある。
フライ:飛翔の魔法。特定の飛行動物に変化して空を舞う。
メモリー:記憶の魔法。ある情報を意図的に記憶することができるが、その情報量には限界がある。
ライト:光輝の魔法。周囲を明るく照らし出すことができる。
リカバー:回復の魔法。自然治癒力を促進して回復を早める。
ロック:施錠の魔法。対象物に術者しか解けない鍵をかける。
随時追加

 ─マウ─
悪とされる魔法。
基本的に、戦闘用に用いられる魔法が多く、使用によるペナルティがある。
魔法使いたちは乱用することを避けているのであまり見ることはないが、彼らは一様に使えるらしい。

 ─マウの段階 ─
マウ魔法には段階が存在し、どれに相当するかによってその魔法のペナルティが変化する。
イー……最上位のマウ。使用によるペナルティは……?
ニー……第二位のマウ。使用によるペナルティは、マウ魔法の制限。一定期間使えなくなる。
サー……第三位のマウ。使用によるペナルティは、体力の減少。いわゆる諸刃の刃。
シー……最下位のマウ。使用によるペナルティは、体内エネルギーの過度燃焼。つまり、空腹が早くなる。

 ─マウ魔法一覧 ─
メモリーレス/イー:記憶の消去魔法。魔法使いがこの魔法を使用された場合、魔法を使えることをも忘れる。
ラブレス/イー:恋愛感情の消去魔法。感情に関する魔法の一つ。
パペット/ニー:人形の魔法。タシットと術式が同じで、相手を操ることができる。
シール/サー:封印の魔法。術者以外でも定められた解除方法を行えば解除できる。
プロテクト/サー:防御の魔法。種類は色々あるが、基本的に対象を守るために使われる。
サモン/シー:召喚の魔法。動物を呼び出し、それに命じることによって攻撃や偵察が行える。
スリープ/シー:睡眠の魔法。対象を眠らせることができるが、不眠治療などにも役立っている。
タシット/シー:伝達の魔法。特定の同意した相手に対して、自らの意思を任意で伝えることができる。
ヒール/シー:治癒の魔法。外部から再生の力をかけることによって強制的に回復させる。
随時追加

 ─魔法薬 ─
基本的に、資格を得れば、誰でも作ることができる。
その資格の管理にあたっているのが、魔法国家であるデュート。
資格を得るためには、デュート国出資運営の機関に行くことが必要となる。

 ─魔法管理省 ─
デュート国にある省庁の一つ。
通称はMMM (Magic Management Ministry)。
魔法に関する主立った管理を担っている。
魔法薬の資格を扱っているのもこの省である。

登場人物
用語事典
あとがき
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