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更新日 2009-05-30 | 作成日 2008-01-17

フライホイールが死んでしまった。


2008年12月某日、志賀高原へスキーへ行った帰り、長野道中野IC入り口でウィザードが突然スローダウン。クラッチがつながらなくなり、そのまま長野いすゞへ搬送と相成りました。
幸い、営業時間内ということもあり、すぐに診てもらえたのですが、結局、その場では修理不能ということで、部品取り寄せ、年明け後に修理と相成りました。
 ウィザードの5MTはリコールが4回ほどあり、確か、2回目のリコールがフライホイールの交換だったように思います。高段で低速走行するとフライホイールが破損するためだったと記憶しているのですが、今回は対策済みのフライホイールが破損したとのこと。国内輸入台数800台あまりということもあり、国内のいすゞには部品が無く、海外にも在庫がないということで、修理には予想以上に時間がかかりました。

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長野からレンタカーで帰宅後、長野いすゞから電話でフライホイールの破損と、クラッチ板の摩耗が原因であることがわかりました。走行距離も13万キロを超えて、次の車検くらいでクラッチ板は交換しようと思っていましたが。部品が入るのは約1月後になるとのこと。その間はビークロスにがんばってもらうことにします。

 年あけて2009年1月。長野いすゞから再び電話があり、予想以上に早く部品入ったとのこと。すぐに修理を終えてくれたので、週末長野までウィザードを取りに行ってきました。

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これが交換したクラッチ板。新品なら溝が3ミリほどあるそうですが、縁は溝が消えかかってます。クラッチの摩耗はじわじわ来るので、滑り出すまではあまり気にしなくていいと思っていたのですが。
今回の故障で焼け付きが見られます。

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こちらがフライホイール。この上にクラッチ板が乗るわけですが、今回の故障箇所は中心の8つの穴に入っているベアリングの破損が原因だそうです。右上のジンギスカン鍋みたいなのはクラッチを切るためのプレッシャ(バネ)。クラッチのシフトブロックからもオイル漏れが。

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 PASS-IIIで検索するとこんな感じで取り付けされていることがわかります。57のフォークにクラッチがつながっているわけです。

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無事引き取りを終えて、長野道を帰路につきました。以前と比べてクラッチのつながりがスムーズになり、トルクフィールが強くなりました。高速域でブン回してもググッと加速感を感じられます。
今回の修理がウィザードにとっても折り返し地点となるのか、いずれにしても、go Father! いけるとこまで行ってもらいましょう。参考までに今回の修理は約20万円でした。