中地屋台は、棟・高欄の漆塗り、軒回りの箔押し、斗組・井筒・四本柱の透き漆、正角の箔押しと彩色、天井の蒔絵を施工しました。9月に行われました完成式では、あえて狭間を取り付けず、斗組の透き漆、天井の蒔絵を一般の方々にもご覧頂く形でのお披露目となりました。水切上部の野地板断面部を箔押しにすることにより、水切周囲の縁取りがアクセントになっています。平成27年には露盤の箔押しを施工。金箔をベースに龍は赤を配色、波は青を配色、龍の腹はプラチナ箔で仕上げました。