4.カスタムその1

ホントはメンテと同時進行でカスタムしたんだけど、いっしょに書くと訳がわからなく
なるので、文章を分ける事にしました。
まず、今回の場合どうしようか。ボロボロの外装をチェックしつつ考える。俺の場合、外装
のカスタムをする場合、完成形をイメージした簡単な絵を描くようにしている。
今回は3パターン程考えたが、何となく
”OFF車=軍隊バイク”という勝手なイメージがあるので、
(実際昔の軍隊バイクはOFF車なんか使われてないのが殆ど)今回は軍隊バイク風にカスタムする事にした。
無論金は無いのにメンテに思ったより出費してしまったので、出来る限りお金を使わないでカスタムする。
まず、変更点


・ライト(丸目に変更)
・シート(赤っていうのはチョット。シングルシートがええなぁ)
・ハンドル(ノーマル高すぎやって)
・ウインカー(バリバリ四角やし)
・塗装(艶消しにしとこう)
・フェンダー(ショートにでもするかな)


もちろん専用パーツなどという国賊なパーツは使う気もなく、嫁さんの田舎に行きお父さん
が昔乗っていて、現在は田んぼとかに埋まっているバイク達からから剥ぎ取る事にする。

#こういう環境が無いって人でも、解体屋なんかでテキートに部品を剥ぎ取り
”おっちゃんこれ全部で5000円にして”と言えば、殆ど必要なモノは手に入るでしょう。

とは言うものの行こうと思って急に行ける距離ではないので、今出来る事から先にやってしまう事にする。
まず、ハンドル。これはやっぱり買うしかないのでパーツ屋へ行きテキトーにみつくろった
TAKAGAWAのモンキー用ワイドハンドルにする(なんでって安かったから\1,800ナリ)
これなら高さも幅もちょうどいい。ワイヤーも変更なしでOK!
次に塗装。今回は艶消しにするつもりなので、艶は必要ない。下地は無視していきなり塗る
事にする。タンク・リアフェンダー・ラジエターカバーを外し塗装に入る。
ちなみにサイドカバー・フォークブーツ・フロントフェンダーは既にボロボロだったので
取り外しまぁいいかとそのままほっておいた(ヲ

自分で塗装とか考えている人の為に塗装工程を説明(あくまで自己流


1.ひたすら中性洗剤で洗い・乾かす
油は敵です。しっかりと取りましょう。

2.メイン色塗装(今回はオリーブドラブのプラカラー)
タンクはガソリンを抜き、新聞紙を丸め栓をして塗る。この時、置いて塗らない事。
置いて塗らないといっても手で摘まむのではなく、腕にのせて塗る。置いて塗ると
見えない部分が全く塗れてなく、後で気付いてそこだけを塗り、塗装に段が出来る
というハメになる。もう一つ当たり前だが、薄く何度も塗るのがポイント。
薄く塗って乾かしまた塗る。これを何回も繰り返してムラや段にならないように塗る。
プラカラーを使ったのは普通のスプレーで軍隊色っぽいのがなかったから
(高いんだよなぁプラカラー・・・

3.ウレタンクリアー塗装
やっぱクリアはウレタンでしょ。てな訳で説明無し

4.艶消しクリア塗装
ウレタンクリアに艶消し剤を混ぜるという手もあるが、混合を間違えると白くなって
しまうので、今回は別で艶消しクリアを塗装。普通ならこの後コンパウンドで磨い
たりするが、艶消し塗装なのでこれで完了

あっそういやフレームの事忘れてた。う〜んODに赤フレーム。かっちょ悪〜(TT
とりあえず応急処置という事で見える部分だけ筆でカーキーに塗装する(テキトーやし
この時点ではノーマルの外装を剥ぎ取った上に塗装した状態で、まるで

  モスピーダ(古

のような外観でした。