恐るべし6東の看護婦さんパート2

次の日朝ご飯を運ぶ入れ物(ステンレス製の大きい箱【キャスター付き】)ガシャン!ガシャン!の音とともに朝から大きな声で「ご飯ですよ〜」ガシャン!それにしてもあのステンレスの金属音なんとかならんのかなぁ(ビクッとすんねん)

それからしばらくして少し寝たかと思ったらコンコン!ノックが聞こえたかとを思ったら力強く一気に扉を開けて(これまたビクッとすんねん)ハイテンションの看護婦さんが入って来て「お母ちゃん便出た?」と聞くので母親は昨日のことがあったせいか恐縮した感じで「それが1カ月近く殆ど出ていないんですけどぉ」それを聞くと看護婦さんは、またこれがナイスリアクション「え〜!一ヶ月も出てないの〜」と病棟中に聞こえるような大きな声で反証しました。

僕は当時まだ16歳の花も恥じらうお年頃、それやのに看護婦さんたら(*^_^*)ってなんでやねん(-_-)/~

それからすぐ浣腸したのかな?(やったのは母親か看護婦さんかよく覚えていません)待てよ?その前に自発的に牛乳を飲んだ気がするなぁ?前の日に便秘を意識して飲んだのかなぁ?この辺は曖昧です。

とにかくしばらくして看護婦さんがまた大きな声を出して「あら、北嶋君、便出てるんちゃう?」と、多分ここで覗いたんやろな、一瞬間があって「ぎょうさん(たくさん)出てるわ」と言うので僕は体の感覚が全くないので「なにゆうとんねん」と、うっとうしく思っていたら看護婦さんが他の看護婦さんを呼びに「ちょっと北嶋さんぎょうさん便出てるわ」と廊下で叫んでしばらくしたら違う看護婦さんが来てまたこれがナイスリアクション「ほんまやぎょうさん出てるわ」なんや、こいつら次から次へと来ては人をうんこタレ呼ばわりしやがってほっといてくれ(T_T)おまえら俺を誰やと思ってんねん三中の北嶋司やぞ地元じゃ結構知れた名前や!なっ!その俺が何で今更うんこタレやねん(;;)でも現実は悲しいぐらいうんこのにおいがしていました。(T0T)

これはあくまでもその時の描写並びに僕の思いであり下ネタではありませんm(__)m

うんこがいっぱい出てせっかく褥瘡の手当てをしたガーゼが汚れたのでそれを変えるのに「ガーゼ交換の時間までまだやけど一緒にやってもらおうか」と先生を呼びに行きました。

ガーゼ交換は本来外来が終わって昼からなんですが看護婦さん達は朝やれる仕事は朝やっておきたいというのが本音みたいで、だから朝の早いうちに浣腸したのも確信犯であり外来がまだ始まる前のドクターたちの朝の憩いのひとときを看護婦さん達はうんこという大義名分を作りドクターを動かしたというまさに現場の知恵と勇気というところでしょうか!!

しばらくしてドクターが面倒臭そうにガーゼ交換をしました。 ここは戦場です。

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