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塚本医院



    塚本医院について


  当院は、かかりつけ医として以下の取り組みを行っています。

〇受診している他の医療機関や処方されている薬を伺い、必要な薬の管理を行います。
〇健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じています。
〇保健・福祉サービスに関する相談に応じています。
〇夜間・休日の問い合わせへの対応を行っています。
〇必要に応じて専門医または専門医療機関への紹介を行っています。

※大阪府のホームページに掲載されている医療機能情報提供制度(医療情報ネット)を
利用すれば、かかりつけ医機能を有する医療機関等の地域の医療機関が検索できます。

当院は平成15年11月1日に開院して以来、地域に密着した“かかりつけ医”として、気軽に
安心して来ていただける医院を目指しています。

 ※ 往診・訪問診療については、近くにお住まいで通院が困難な方には随時行っておりますので、お気軽にご相談下さい。


----- 資 格 -----
医学博士
日本循環器学会認定循環器専門医
日本内科学会認定内科専門医




   コロナウイルスについて

私は感染症の専門医ではありませんが、日々発熱外来で患者様を診察する上で必要な
知識は持っていると思います。この知識を皆さんに少しずつ伝えていこうと思います。
嘘ついたらごめんなさい。

@コロナウイルスについて

コロナウイルスは直径100〜200nm(0.1μm〜0.2μm)の1本鎖RNAウイルスです。
スパイクが表面にあり、これが王冠の様に見える事からコロナウイルスと言われます

因みにPM2.5は直径2.5μmの粒子ですし、不織布マスクの穴は5μmとコロナウイルスより
大きいです。では何故マスクが必要か?ウイルスは単独では生きていけません。
飛沫(つばやしぶき)の中でしか生きていけないのです。飛沫の大きさは5〜10μmです。
これが飛沫感染時におけるマスク効果の証です。イギリス株(アルファ)では飛沫感染でしたが、
インド株(デルタ)では空気感染(エアロゾル感染)もあり得るとの報告があります。

飛沫核(エアロゾル)とはくしゃみ、咳をした時のしぶきが乾燥し小さくなったものです。
大きさは5μm以下です。小さく軽いので風で遠くに飛んで行きます。研究ではコロナウイルス
は飛沫核で3時間は生きていけるそうです。この5μm以下の飛沫核が厄介です。何故なら
不織布マスクの穴が5μmと飛沫核が通過できるからです。

ではどうすればいいか?
◎高性能のマスクをする(N95マスクあるいは不織布マスク2枚重ね)
◎目の粘膜からもウイルスは侵入するので眼鏡をする(隙間が無いように)
◎鼻の粘膜からウイルスは侵入するので、口だけマスクは言語同断
◎人ごみに行かない。
◎屋外でも咳をする人や大声だす人と距離を保つ、出来れば風上に陣取る。
◎隣の席との間にパーテーションが無いレストランや食堂に行かない(机の上にパーテーション
 があっても意味ないでしょう!)

濃厚接触者の検査をしているとワクチンの効果は本当に実感します。でも100%ではありません。


皆さんまだまだ注意してください。また順次上げていきます。

次回があれば?、濃厚接触者のPCR検査の意味について話したいと思っています。