08.08.09-10 BRM809泉佐野200
帰路 紀ノ川市のコンビニで
00
2ヶ月ぶりのブルベは夜!
2月の200km、
3月の走行会の時と12時間ずれている。
土曜の夜スタートなので、
昼間に仮眠を取らないと、
明け方絶対にバテるやろうな。
と思って横になったが、
それほど眠れる事も無く、
夕方輪行でスタート地点に向かった。
01
りんくうタウン駅に18時40分頃到着、
まず腹ごしらえしてコンビニで買出し。
氷とパワーゼリー、
バナナ1本とソイジョイ1本。
キャメルバッグに詰めて、
道路際に降りて自転車を組み立てる。
スタート地点に着いた頃には日が暮れて、
暗闇に光る自転車のライト、
横でバーベキューする観光客との、
ミスマッチが可笑しかった。
7時半に知り合いの皆さんが先行スタート。
一応ブリーフィングを受ける。
関空を望みつつブリーフィング
驚いた事に8時スタートのほとんどが初参加者。
初めてのブルベが夜っていうのは心配や。
02
8時前。
3組に分かれてスタート。
(さらに後で出発された方もいたようですが)
初参加者が迷う事を考えて最終組でスタート。
大阪府内は信号が多いので、
やや固まって走る事になる。
和泉鳥取の分岐で前を走る集団が直進コースアウト。
大声で『違うで〜!』と叫んだが、
最後尾の方には声が届いたやろう。
で、
後ろを走る集団から、
「こんなところを曲がるなんてワカラヘンで・・・」
とざわめきが聞こえた。
初参加者は集団に流されて走っているんか・・・
道なりに雄の山峠を越え、
下りで後続を引き離したけど、
旧道分岐が気になったので、
分岐で待って誘導。
集団が通過した後にゆっくり走る事にした。
03
紀ノ川を越え、
いつもの路地のような細い道を抜けたら、
21時18分、
最初の通過チェックポイント到着。
有人チェックなので名前を伝えて休憩。
皆さっきの路地に驚いた様子や。
大阪府内ですぐ後ろを走っていた方が、
「後ろを走らせてもらっていいですか?」
とおっしゃったので、
同行する事にした。
『ペースが遅いので、遠慮なく抜いて行って下さいね。』
そう伝えて出発。
今回はMTB参加なので、
ロードバイクで後ろを走ると絶対に詰まるはずなので、
出来ればのんびり走りたいけど、
ゆっくり走るのには問題ないそうなので、
マイペースで走った。
さすがに登りは遅すぎたようなので、
追い越していって頂上で待ってはった。
04
かつらぎ町あたりでさらに2人、
やはり道が分からないようで、
走っている自分達を見つけて、
追いかけてきたそうや。
「ご一緒させて下さい。」
『・・・いいですよ。』
これで3人。
これ以上増えると問題やな。
しかもまだ行き道やで・・・
22時54分、
九度山のコンビニでトイレ休憩。
3人と少し話す。
<水色ジャージ>さんは堺からで、
スタッフの方に一度走って来いと勧められて参加、
後の2人、
<アンカー>さんと<エース>さんは滋賀からで、
先週の琵琶湖1周にも参加されていたそうや。
皆さん初参加で、
キューシートを見てない。
大きな地図を見て、
大体のルートを把握すれば、
走れると思っていたそうや。
往復コースなので、
通った道を覚えながら走る事も伝えたが、
どうも伝わってなさそうやな・・・
05
橋本・五条間は少しだけややこしいので、
道を知らないと困るやろうけど、
キューシートを見れば問題ないんやけどな・・・
国道168号丹原交差点まで道なりに進み、
23時45分PC1五條病院前コンビニ到着。
腹が減ったので少し食べて20分ほど休憩。
貯金は30分くらいかな。
また4人でスタート。
国道24号から工業団地を抜け、
吉野口に向かう県道120号の辺りで、
気が付くと人数が増えてた。
8人位か・・・
追い越してくれるとイイんやけど、
誰も追い越さない。
完全に道案内させられているな。
真後ろは<アンカー>さんなので、
元々のメンバーはおるやろう。
06
飛鳥を抜けて桜井に入っても集団が減らない。
<アンカー>さんと<エース>さんに、
坂の前にこの先のコンビニで休憩しましょう。
と伝えた。
1時18分桜井智恵の里のコンビニ到着。
休憩中に人数は減ったようや。
後は間違えるところが無いからな・・・
良く見ると<水色ジャージ>さんがいない。
先に集団について行ったかな。
さて、
今回の山場、
忍坂(おっさか)に到着。
約4kmの直線の上り坂。
先が見えるのである意味綴れ折りの坂よりもツライ。
最初の1キロちょっとは緩めの勾配で、
登坂車線が見えてからの坂が強烈。
前を見ると気持ちが折れるので、
とにかく目の前の白線を睨んでこぐ。
後ろで<アンカー>さんが、
<エース>さんを励まして走っている。
これは自分も気を抜けない。
目の前にトンネルとの分岐が見え、
旧道の分岐点にたどり着くと、
忍坂クリア!
あとは長い下りを成り行きに任せて下ると、
榛原のPC2に到着した。
07
2時15分チェック。
頭上には星が見えているのに、
吉野の方角で雷が光っている。
雨が降らなければエエんやけど。
2週間前の試走では、
蒸し暑くて苦労されたそうやけど、
夜中の榛原は寒いくらいで、
汗で濡れたウエアが冷たくてカゼをひくかと思った。
充分休憩できた頃、
滋賀2人組が、
「帰りは引きますので、
後ろに付いて道を教えてください。」
制限時間が気になるんやろうな。
多分大丈夫やと思うけど、
ここはお言葉に甘えることにしよう。
08
ゆっくり長い登りを終え、
忍坂を一気に下って、
桜井・飛鳥・吉野口を抜けて、
工業団地へ入るキツイ登りを越えたら、
あっという間に4時01分、
PC3五條住川町のコンビニ到着。
補給をして出発。
橋本まで戻ったところで日が昇ってきた。
気が付くと人数が5人増えてた。
ジャージを着た3人衆は、
滋賀2人組のお連れさんで、
<ジャイアント>さんは滋賀県信楽が実家で東京から初参加、
<白ジャージ>さんは堺から自走参加で400kmまでは経験済み。
<エース>さんが眠そうやったけど、
九度山の登りでジャージ3人とスパートをかけ、
一気に登ったところで力尽きたけど目が覚めたみたい。
さすがに疲れてきたので、
5時42分、
紀の川市のコンビニでトイレに入り少し食べる。
つかの間の休息
オレンジ・レモン・ピーチティー混合 スペシャルティー
09
ジャージ3人衆はがっつり食べていたので先に出発。
ここからは5人旅。
小さなアップダウンを越えて、
快調に走り、
6時44分和歌山の通過チェックのコンビニ到着。
最後のチェックポイント和歌山にて
最後のエネルギー源
無人チェックポイントやけど、
撤収してきたスタッフさんと合流した。
最後の難関雄の山越えのために、
少し食べてエネルギーを補給して出発。
細い道を『右!』『左!』と叫びながら進み、
雄の山峠に差し掛かった。
ロードは颯爽と坂を上がっているが、
MTBはギヤが軽いので、
目一杯軽くして少しずつ進む。
ヘアピンの内側の、
勾配がありえない位急なところも何とかクリア、
ピークで4人が待っていてくれたのは嬉しかった。
10
対向車に注意しながら和泉鳥取まで下る。
府道63号に戻ったらようやく帰ってきた実感が湧く。
すっかり陽が昇り、
暑くなっては来たけれど、
橋を2つ越え、
8時14分ゴール!
5人同時にゴールするのもイイもんです。
カードにチェックを受け、
サインをして提出。
無事完走できました。
ゴールではカキ氷の差し入れがあり、
木陰で食べた氷の味は格別でした。
カキ氷は「白くま」 凍った果物が最高でした
しばらくして<水色ジャージ>さんがゴール。
話を聞くと、
行きの吉野口辺りでパンクしたそうで、
集団で走っていて気付かなかったんです。
<ジャイアント>さんが気付いていたそうで、
修理している間一緒に居られたそうや。
リムテープの劣化が原因らしく、
その後何度かパンクして、
PC2で見に来ていた地元の方に、
リムテープをいただいて修理、
その後はスタッフさんと併走しながら、
ゴールまで走ったそうや。
11
タイムオーバーになる9時半までゴールにいて、
滋賀2人組と<白ジャージ>さんを送り、
<水色ジャージ>さんと<ジャイアント>さんと分かれて、
輪行で家まで帰った。
もう日曜日の昼前、
残り半日、
まず眠らないと・・・
***
ナイトランのブルベなので、
キューシートを確認できるようにライトに工夫が必要。
キューシートを見ないで走って、
道に迷われた初参加の方がおった。
ブルベは自分でルート確認が出来ないと、
一人になった時に走れなくなる。
夜間走行は補給がコンビニに限られてくる。
寄り道好きには結構キツイです。
(ラーメン屋さえ見つけられなかった)
あと、
比較的エスケープルートが多いコースなのですが、
夜中は列車が走ってないので、
リタイヤすると朝まで待たないとアカンので注意。
***
走行距離 211km(メーター数値)
所要時間 12時間14分
平均時速 17.24km/h
update 080813