08.03.02 BRK301泉佐野200
吉野口〜五條間 天気はまずまず
00
2月9日の近畿ブルベ200kmは、
大雪のために途中中止となり、
正式な再開は無いとのことやった。
でも、
スタッフの好意により、
3月1日に正式認定は無いけれど、
同じコース・ルールでの走行会を開かれるという事なんで、
喜んで?参加申し込みをした。
開催1週間前に首の筋を違え、
参加するかどうか迷ったが行く事に決めた。
01
当日、
天気は曇り。
輪行で電車を乗り継ぎ、
大阪府泉佐野市のりんくうタウンに到着、
水と携帯食と朝飯を買い込んで自転車を組み立て集合場所へ。
着いたとたんに雨が降り、
急いで雨の装備を追加、
受付をバタバタと済ませたら8時になっていた。
スタート前 にわか雨の後
スタートすると雨は止んだが、
路面がウエットで水しぶきがすごい。
信号が続き集団のまま和歌山へ向かった。
02
今回も13年前のMTBにスリックタイヤを着けて参加。
首を痛めたせいで1週間は自転車に乗ってないせいか、
はたまた自転車が重いせいか、
なかなか進まない。
何とか集団の後ろに追いすがり、
9時14分、
通過チェックの和歌山大垣内ローソン到着。
休憩もそこそこに進む。
県道9号から10号への分岐で4人組に追い越される。
ロードは早い・・・と思ったら、
県道130号の分岐で迷ってはった。
「ここ左ですよ!」
と追い越し際に教えたら、
すぐに追い越された。
しばらく一人で走っていると、
県道13号の竹房橋にさっきの4人、
左折して橋を渡ろうとしてたので、
「まっすぐやで!」
と教えながら追い越した。
でもまたすぐに追い越されたけど、
この先は大丈夫かな?
結局それ以降追いつかんかったけど。
03
九度山を越え橋本が近づく。
この前世話になったヨモギ餅屋が、
南海学問路(かむろ)駅の近くにある。
ちょっとストップして店をのぞくと、
元気なオバちゃんは健在!
『ニイチャンやっぱりきたか!』
いきなり言われた・・・
前を通る自転車が多いので、
もしやと思っていたらしい。
今日は時間が無いので、
ヨモギ餅5個300円を買って出発。
15時半で閉まるので、
帰りにはシャッターが降りていて会えなかった。
04
ハイスピード(自分としては です)が祟ったのか、
11時28分、
PC(チェックポイント)1の五條病院前サークルKに着いた頃には、
足が結構張ってフラフラやった。
ここのチェック担当は2名共去年ブルベでご一緒した方やったんで、
久々にお会いできて良かった。
休憩はそこそこに先へ進む。
五條の長い坂を登った所で、
いつも通りアトム食堂へ入り昼食。
時間を節約するために、
おでん3品・豚汁・中飯をかき込む。
ここのおかみさんも、
今日がブルベらしきものをやっているのを知っていて、
『1時間前に2人来られましたよ』
と教えてくれた。
1時間前ってメッチャ早いで。
05
足が重くなってきたので、
ここからは無理せず軽いギヤでゆっくり走る事にした。
幸い吉野口〜高取間は民家を縫うフラットなコースなので、
風の影響も無く距離と時間を体力を消耗せずに稼げた。
高取の国道合流点で、
年配の方が迷ってたので一緒に走る事に。
自分と同じく登りになると一気にペースが落ちるので、
しばらく2台で進む。
聞けばこのあたりの道が良く分からないとの事なので、
桜井まで案内、
難所の忍坂(おっさか)までやって来た。
4キロ直線の登りが続くここは、
ギヤの軽いMTBなら楽勝と思ってたけど、
車体が重いので一緒やった。
同伴していた方は、
急にペースダウン、
足がツッたとの事や。
先に行かせてもらうがこっちも楽には進めん。
おまけに雨まで降ってきた。
反対側を折り返して帰っていく方がどんどん過ぎる。
挨拶をするが余裕が余り無い。
やっと信号が見えたので登りつめた!と思ったら、
手前にショートカットのトンネルが出来ていて、
坂は旧道に沿ってもう少し続いていた。
ここはホンマに辛かった・・・
06
忍坂を過ぎると緩やかな下りを快適に進み、
13時59分、
PC2榛原篠楽ローソンに到着した。
さっきの雨が嘘のように晴れている。
ここにおられたスタッフも去年お会いした方、
話をするとさっきアトム食堂に行ったのはこの2人やった。
自分の順位(当然後ろからの)が気になったので聞くと、
後ろには6人いてるそうや。
寒くなる前にPC2を出発、
ゆるい登りを忍坂まで進んだ。
忍坂で一気に稼ごうと思ったら、
デッカいトラックがゆっくり走って前を塞ぎ、
後ろをブレーキングしながら下る羽目になった。
07
桜井・飛鳥・吉野口とマイペースで進み、
工業団地の登りでは力尽きて「押し」で歩き、
15時51分PC3の五條住川町ローソン到着。
ここにはPC1のお二人がいて、
PC2の2名も合流、
にぎやかになった。
ここでトイレ休憩をして、
反対車線の歩道を下り、
ふたたびアトム食堂へ。
ちょうど暇な時間で、
おかみさんしか居らんかった。
火を止めたおでんを2品レンジでチンしてもらい、
やきめしを注文、
おかみさんが作るヤツはシェフのより少しからい目らしいが、
うまいと思うで。
焼き飯とおでん このあと味噌汁をいただいた
おまけに味噌汁を1杯ご馳走になり、
ちょっと食いすぎた感じでスタート。
本陣までは長い下りで脚力温存、
紀ノ川を渡り川沿いを進む。
08
次の通過チェックまでは50kmと結構距離がある。
疲れは溜まっているが、
焼き飯のおかげでパワーは少し回復した。
川沿いに河口へ向かって走るってことは、
全体的には下っている訳で、
そう思うと少し気が楽になった。
学問路のヨモギ餅屋はやはり閉まっていて、
少し寂しい想いをしながら九度山のピークを越す。
夕日が紀ノ川に映えてきれいなので思わず写真を撮る。
きれいな夕焼け でもこの後・・・
もう18時やけど、
日は長くなってきたな。
残り3時間半、
45kmなら何とかゴール出来そうやな。
09
黄昏時、
河川敷を走っていたら急に後輪が重くなった。
パンクや。
すぐに脇の歩道に留めて修理にかかる。
後輪を外しタイヤをチェックしたら、
3cmくらいの釘がど真ん中に刺さってた。
幸い街灯の真下やったので、
明るいところでチューブを交換して修理完了。
この間2名に追い越され、
自走スタッフの方が追いついたが、
問題ないのを確認して先行していった。
しかしロスが30分、
もう余裕は無いな。
10
日が暮れると路面が見えなくなるので走りにくくなる。
おまけに対向車のヘッドライトがまぶしい。
最後の峠にハロゲンライトは温存したいので、
LEDで走り続けたけど、
やはりライトは多い方がええな。
何とか19時37分通過チェックの和歌山大垣内ローソン着。
スタッフはいなかったけど、
自走スタッフとPC3の2人が後続を確認しながら入ってきた。
8人くらい、
これで残りは全員か・・・
余裕は無い、
19時50分出発。
11
紀ノ川を渡り国道24号を越え、
雄ノ山峠に差し掛かる。
もうすでに登りをこぐ力はほとんど無い。
最後のヘアピンでやっぱり「押し」てしまった。
MTBならいけると思ったけど、
もう足に力が入らん。
ピークを越えると長い下り坂、
ロードには追いつけないけど、
足を休ませつつ和泉砂川まで一気に下る。
軽くアップダウンを過ぎれば後はゴールまで1本道、
信号待ちに時間を取られ、
最後の橋の上で写真を撮っていたら、
自走スタッフさんに追いつかれて、
『もう時間が無いで』
といわれたときには制限時間の10分前。
ゴール前 りんくうタウンを撮影
ゴール地点がスタートと違うので、
少し迷ったけど、
21時24分ゴール。
スタッフのご好意で、
カップラーメンをいただきチェック。
完走の実感が少しずつ湧いてきた。
勢いで5月の300kmに申し込む。
次はMTBでなくクロスバイクで参加しよう。
ブルベカード 正式認定ではないので
オリジナルシールを貼った後返してもらった
deta
走行距離:210km
走行時間:13時間24分(完走)
平均時速:15.67km/時
one point
■
コース全体は前半が登り、
後半が下り中心。
■
紀ノ川沿いはフラットだが、
風に影響をうける。
和歌山〜五條間はコンビニが多く、
補給は比較的容易で、
五條〜高取はコンビニが無く、
小さな商店しかない。
■
五條のアトム食堂は21時まで営業している。
場所はPC3から国道24号を少し西に下ったところ。
■
五條〜吉野口は交通量が少ないが、
たまに来る自動車が、
狭い道を結構飛ばすので注意。
■
忍坂頂上付近の道が変わっている。
信号の向こうにまだ登りが続いているので、
油断禁物。
update 080302