Naturismの実践(step2)
次は、人前で裸になることの勧めです。
と言っても、みんなが服を着ている場所での脱衣ではなく、
裸でいることが当然とされる場所での話です。
大勢の前で裸になるってのが苦手な人は
step3を先に読んだ方がよいかも知れません。
銭湯に行ってみよう!
最近では家風呂が普及しているので、銭湯に行ったことがない人も多いのではないでしょうか?
かくいう私も、23歳ぐらいまでは銭湯に行ったことがありませんでした。
修学旅行や温泉旅行なんかで、みんなと一緒にお風呂に入ることはあっても
不特定多数の人間の前で裸になるというのは初めての経験でした。
最初は、なんとなく恥ずかしいような何とも言えない気持ちでしたが、
これが一度スパッと裸になってしまうと結構気持ちがいいモンです。
風呂なんだから裸でいるのは当たり前のことなんですが、
家風呂と違って、浴室そのものが広いですし、
当然、湯舟も広いので開放感があります。
なんと言っても足をのばして風呂に浸かれるってのが最高ですね。
露天風呂はどうだ?
温泉旅館などによくある露天風呂。
前述の銭湯に通ずるものがありますが、開放感という点においては、
こちらの方がさらに上です。
なんといっても、「屋外」なんですから。
湯舟に浸かって、体が温まると外に出て、ぽけ〜っとする。
実にいいもんです。
究極の開放感「無料混浴露天風呂」!
さて、あえて私は「無料」と書きました。
これは旅館等の混浴露天風呂ではないということを意味します。
河原、あるいは山中や海岸線に沸き出している、露天風呂のことです。
(これらを区別して野天風呂と呼ぶ人もいるようです。)
自然に育まれ、人々に守られた露天風呂は全国各地に存在します。
適当な場所、あるいは脱衣所に服を置いて、誰の目をはばかることなく
温泉とNaturismを同時に楽しむことができます。
ただし、このような温泉では、次に来る人や周囲の迷惑にならないよう心がけましょう。
ゴミを残して帰るなどもってのほか。掛け湯をしないで入るのも論外です。
混浴故に異性に裸を見られるのが恥ずかしいかも知れませんが、
タオルは湯舟に浸けないようにしましょう。(最低限のマナーです。)
地元の人々が管理している温泉の場合は大抵、簡単な規則があるので、
それを守るのも大切なことです。
例えば岡山県の湯原温泉・砂湯の場合は男女ともに水着禁止、入浴中の喫煙禁止です。
何故?と思う人もいるかも知れませんが、管理側の都合なんかもあると思うので、
規則は守るべきです。承服できないのであれば入浴しなければよいのです。
観光の目玉ではありますが、基本的に無料温泉の整備はボランティアだと考えていいと思います。
地元の方々の善意を踏みにじるようなことがあってはなりません。
湯原温泉・砂湯はあまりにマナーの悪い客が多いので、つい熱くなってしまいました。(笑)
閑話休題。
このように、人々のモラルが問われる無料混浴露天風呂ですが、
大抵の場所では景色もよいし、地元の人々との裸の語らいも楽しく、
素晴らしいものです。
名前には「混浴」となっていますが、実はどうでもいいことだったりします。
そこに風呂がある。だから入る。老若男女みんな入る。無料だし。
ってことで結果的に混浴になっている場合がほとんどです。
人前で、しかも多くの異性の前で裸になる経験を積むことも
Naturistとしての一つのステップだとする考えもありかな、
とは思いますが。
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