Naturismの実践(step3)
銭湯や、温泉で裸になるのは、言ってみれば当たり前のことでした。
ここでは、少々当たり前からはずれることを提案します。
相手は大自然です。海や、山、自然の空気、太陽の光。
これらを肌で直接感じてみましょう。
まずは諸注意
自然の中へ全裸で飛び出すのはとても気持ちの良いことです。
全身で海水を、潮風を、森のエキスを感じ取れるのは最高です。
しかし、数々の危険も全身を襲ってくる事実を忘れてはなりません。
人間の皮膚は非常に脆いものです。
貝殻、とがった岩、鋭い木の葉、尖った木の枝等々は容易に皮膚を切り裂きます。
おまけに、毒を持った生物はうようよいます。(くらげ、魚、虫、蛇等。)
転倒した時は、地面そのものが凶器と化します。
このような数々の危険と遭遇したとき、人間が服を着るようになった理由が理解できます。
布きれ一枚身につけるだけで、軽い擦過傷や毒虫の一撃を回避することが可能だからです。
それでも、裸で自然に接したときの気持ちよさは捨てがたい魅力があります。
ですから、万が一に備えて簡単な物でいいので応急セットは持ち歩きましょう。
絆創膏と消毒液、止血用の包帯ぐらいは最低限あった方が良いでしょう。
山へ行く場合は、薬草の知識もあるに越したことはありません。
しかし、最も恐ろしいのは実は人間です。
世界中の民話に、独りで水浴びをしていた天女が山男に羽衣を取られて
その男の嫁になるという話があります。(いわゆる羽衣伝説)
これは言ってしまえば、裸でいるところを男に見つかって衝動的に犯られちゃった、
或いは、「服を返して欲しくば・・・」と脅迫されたわけです。
女性が独りでNaturismを楽しむのも大いに結構ですが、
その場合は常にこのような危険がつきまとう事を自覚しておいた方がよいでしょう。
ですから、複数人数(男女問わず)で楽しむことをお勧めします。
これは行動不能な怪我を負った場合にも有効な自衛手段です。
水着は以外と鬱陶しい
海へ行く時、水着を着て泳ぎますよね?
でも、時々水着が鬱陶しく感じるときはありませんか?
水着の締め付け感や、水から上がったときの濡れた感触が気持ち悪かったりしませんか?
水着の跡が日焼けで残って不細工だったりしませんか?
そんなときは思い切って、水着を取ってしまえばいいのです。
でも、普通できませんよね。特に海水浴場なんかでは。
そんなときは、沖の方に泳いで行って、こっそり水着を外して立ち泳ぎをするって手も有ります。
これだけでもずいぶんと違うものです。
しかし、最近は水上バイクなんかも多く、海水浴場周辺ではそれすら困難です。
となると、人気の少ない浜辺を探すしか有りません。
人気の少ない季節、時間帯を狙うのも手です。
そういう場所を探すのは以外と困難ですし、万が一人に見つかったらという懸念も有ります。
そこで、決定的な裏技(?)を紹介します。
日本国内には、所々「ゲイ・ビーチ」とか、「ホモ海岸」と噂される場所があります。
これは、外国人居留地のある(あった)街の近辺に多いようです。
そういった場所では、ゲイの(もしくはそのように見える)人々が日光浴や海水浴を
全裸で楽しんでいることがあります。
そんな場所には、気味悪がって普通の人も警官もやってきません。
私の経験では、ゲイ以外で見かけたのは、ホームレスの人と、釣り人、
あとは、可哀想にも迷い込んできた人ぐらいでした。
そこが狙い目です。男性独りで行けば、ナンパされる可能性もありますし、
女性独りで行けば、これまた何らかの身の危険に遭遇する可能性もあります。
しかし、男同士もしくは男女のカップルで行けば、そのような危険は回避されます。
男同士の場合、ゲイのカップルに勘違いされるため、そっとしておいてくれます。(笑)
男女の場合は、周囲にいるのは基本的にゲイだけなので女性もわりと大丈夫だと思います。
そんな状態で、女性の身に何かあった場合は、連れ合いの男性が弱かったということです。
念のため言っておきますが、万が一事故が発生した場合でも、
当方は一切の責任を負いません。自分の判断の結果と認識して下さい。
日本国内には、いわゆるヌーディストビーチが存在しないので、
苦肉の策を提案してみました。
(上記内容に対し、ゲイの方々に対する記述が不適当であるという意見を頂きました。
私自身はゲイではありませんが、ゲイの方々に対する敵意も悪意もありません。
−1999/04/04記)
山を歩けば山歩き?
海の場合は、元々水着姿という裸に近い格好ですから、ちょっと脱ぐだけって感じでした。
しかし、山へは普通、長袖長ズボンで入ります。
これは前述の通り、身を守るためなんですが、それをあえて取ってしまおうということなので、
ある意味上級者向けかも知れません。
しかし、いざ実践するとなるとこちらの方が簡単なことが解るのです。
その一番の理由は、人があまり立ち入らないことです。
海には、「釣り人」という最大のライバル(笑)がいましたが、
人里離れた山奥には、あまり人は来ないものです。
二番目の理由は、遮蔽物の多さです。
万が一、全裸で散策中に、近くを人が通りがかっても、木の陰や草むらに身を隠すことができます。
ああ、もちろん、脱いだ服なんかも隠すように。
服を持って行かれたのでは帰れなくなりますから。(笑)
それこそまさに「羽衣伝説」になってしまいます。
山には、山の良さがあるものです。
日光浴、森林浴、バードウォッチング、川遊び等々。
ただし、山は私有地であることも多いので、そのあたりでトラブルが発生するかも知れません。
度々で申し訳ないですが、
その場合も当方は一切の責任を負いません。自分の判断の結果と認識して下さい。
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