最近、気の合う二人
ナミンチの撮影。見事な流し撮り
ちかごろ、タンタンのお気に入りは、ナミンチねえちゃんです。
いつも追いかけ回します。とても頼りにしているようです。
お風呂にはいるときも、ナミちゃんと一緒に入る、と云います。タンタンにとって、ナミ姉ちゃんは、何でも出来るすごい人なのでしょう。
遊ぶときも、ナミ姉ちゃんの後を追いかけ回します。おもちゃを姉ちゃんに渡して、遊んでくれ、と迫ります。寝るときも、ナミンチと一緒に寝ます。親にとっては、なかなか有り難いのです。
ナミンチにとって、迷惑に思うときもあるようですが、とりあえず、悪い気はしない、と云うことのようです。タンタンに頼りにされると云うことは、トウサン、カアサンにも頼られると云うことです。日曜日、トウサンが子供たちと図書館に向かいますと、タンタンは不機嫌。カアサンが家に残ったせいらしい。ナミンチがタンタンの機嫌を取ります。「後で電車を見に行こう。」
図書館から帰り、昼ご飯を済ませて、カアサンはエリポンと音楽教室へ。トウサンはナミンチの自転車修理に取りかかります。かねてからの予定通り、ナミンチはタンタンを連れ、デジカメを持って、JRの踏切方面に向かいました。それから二人がどうやって日曜の午後を過ごしたのか、定かではありませんが、2時間あまりが過ぎ、5時をまわろうとした頃、ちょっと遅いと心配になり、トウサンが迎えに行ったのと入れ違いに二人はもどってきました。
心配をかけたことで、叱られたお姉ちゃんですが、二人なりに十分楽しんできたようです。
ピアノの宿題に取り組む
バス到着。上着を脱ぎます
二年前、あれこれと心配していたのが今となっては夢のようです。
もちろん、まだまだ心配事は数多いが、とりあえずハードルはクリアした。
ピアノの練習を、この頃自発的にやるようになった。これは一種の習慣づけで、毎日三回ずつ弾かせる、カアサンの努力の効果と思う。宿題に取り組むエリポン、と云う図も、半年前なら想像もつかなかったかも。
宿題は楽譜を写し取ること。ト音記号などは少々難しいので手伝う。あとは、間違いを指摘するだけ。黒丸を五線譜の上に並べて、棒や旗を付けてゆく。少々不揃いではあるが、楽譜はデジタルだから、間違いがなければそれでよし。予定をこなすまで、横で眺めていた方が良いのだが、とにかくやるようになったのは、大変な進歩。
あと、ひと月余りを残すのみとなった、幼稚園。叫び、押さえつけ、おだてて、引きずりながら、と云うと大げさだが、思うように動いてくれないのがエリポン。この頃は機嫌良く、一人でどんどんバス停に向かって歩いてゆく。丈の短くなったスカートは、2年間がんばったあかし。体の丈と同時に、心の成長も実感するこの頃です。
まず、プレーンチョコを刻みます
湯煎して溶かします
年に一度、チョコレートのお祭りってことで。
我が家の女の子たちにとって、楽しい日なのです。バレンタインデー。お姉ちゃんたちは、好きな男の子に告白する日、と云う概念は一応分かっているらしい。トウサンは、根拠の示せない自慢話をしても仕方がないですし、随分昔には、わくわくしたり、ちょっと前には拗ねた気分だったり、今ではまるで気にならないというか、子供たちを温かく見守ると云う、そういう立場です。
カアサンの監修のもと、子供たちがその日に備えて色々と準備を始めました。まずはケーキを作りました。二つ焼いて、ひとつは北海道のおじいちゃんにプレゼント。お手紙付き。もう一つはみんなで試食。とてもおいしいパウンドケーキができあがりました。
次の週は、いよいよチョコレート作り。プレーンチョコレートを刻んで、鍋に移し、湯煎して溶かして、かき混ぜて、カップに流し込み、固まったところでトッピング。
ナミンチが妹たちをリードします。包丁の使い方も上手です。ヨウカラと二人で、力を合わせてやりました。今回はエリポンも一生懸命参加しました。クラスのお友達にチョコレートをあげたいと云うのです。
一番楽しいのはトッピング。ハート形のミニチョコレートや、スプレーなど、色とりどりに飾り付けました。できあがり、おいしそう、しかし、14日まで待たなくてはなりません。
結局作ったチョコレートがどうなったのか、三つはトウサンに、トウサンの職場のクワガタ博士に3つ。エリポンがお友達にいくつか。あとは、、、どうなったのでしょう。
とても楽しい、我が家のバレンタインデーでした。
おこぼれをねらうタンタン
バレンタインデー当日
晩冬のビッグイベント、バレンタインデーの顛末。
チョコレートを作るお姉ちゃんたちに、相手をして貰えないタンタン。それでも隙間に入り込んで、おこぼれに与ろうとしていました。できあがったチョコレートの一部は、タンタンにプレゼントされるはずですが、それまで待てないのがタンタン。
一方、普段は色々と手伝うトウサンですが、これに限っては、眺めるだけ。というか、タンタンを押さえつける役所。お姉ちゃんたちの指導は母さんが担当のはずだったのですが、カップに入れたチョコレートが固まった頃、飾り付けを始めたカアサンが、トウサンにひとつ手本を見せてもらおう、と云いだしたのです。
もちろん、そのようなことの経験はありません。カアサンは私の手先が器用だと思っているのです。私に云わせると、カアサンの方がよほどセンスがあるのですが。
チョコペンをお湯で溶かし、非常に適当で申し訳なかったのですが、ひとつ飾り付けを実演しました。本当に初めてで、どうして良いか分からなかったので、余りよい出来とは云えませんでしたが、とりあえず見本が出来たので、姉妹たちも思い思いに飾り付け始めました。そこからは楽しいひとときだったと思います。
できあがったチョコレートのいくつかは、トウサンの職場のお兄さんに。(我が家のクワガタたちのおとうさんです)トウサンとタンタンに三つずつ。そして、エリポンのお友達にいくつか。お姉ちゃんたちは入れ物にも一工夫していました。
バレンタインデーまで待たされ、とうとうチョコレートを食べることになりました。三つの色とりどりのチョコレートの中に、見覚えのあるひとつ。自作のチョコレートでした。トウサンはチョコレートが好きですので、あっという間になくなりました。
タンタンは、同じアパートに住む姉妹から、チョコレートをプレゼントされ、トウサンにいくつか分けてくれたのでした。
来年が楽しみです。
デュプロで作ったカタツムリのお城
三匹のカタツムリ。みんな笑っています
幼稚園で何かあったのか、それとも絵本の影響かもしれません。
エリポンの夢は、カタツムリを飼うことです。「あのぉ、カタツムリ、飼いたいです。」「えぇ?カタツムリ?いいよ、捕まえてきたら、飼ってもいいよ。」「やったぁ!カタツムリ!」そういう会話で、エリポンのカタツムリ熱に火がつきました。
親の立場からすると、カタツムリもナメクジも大差なく、余り気持ちの良いものではありませんが、小さいし、噛みつかないし、エサも苦労しないし、たいした道具も要らないし。何より、エリポンが喜ぶなら、ペットの飼育は大変良いことです。
早速エリポンはカタツムリを飼う準備をしています。デュプロでカタツムリの家を作りました。寝る前に片付けるはずですが、これに限って、エリポンは壊さないで欲しいと云います。なかなか凝った作りです。写真の裏側には、階段もついていて、カタツムリのお城、と云った感じ。色々なものから受けた影響がごちゃ混ぜになっているのでしょう。カタツムリの絵がお城の入り口に貼り付けてあります。
エリポンは生き物に触るのが好きで、今日も夙川公園で石をひっくり返してダンゴムシを集めていました。本当にカタツムリを捕まえたら、それはエリポンが一人で世話をすることになるでしょう。きっとやり遂げると思います。我が家の金魚の世話も、エリポンは立派に役割を果たしています。
問題は、捕まえられるかどうか。今はまだ、冬眠中でしょう。暖かくなったら、何処かへカタツムリを探しに行かなくては。ささやかな夢は叶うでしょうか。春はもうすぐやってきます。
ツアートラックの前で記念撮影
4年に一度の日。閏年、2月29日が日曜日だったというのも、何かの縁です。
そして、今年、二分の一成人式を迎える長女の、誕生プレゼントは豪華版、TOKIOライブツアーの指定席チケットというわけです。
色々なきっかけがあって、長女はトキオに興味を持ち、ファンになりました。5人のメンバーの内、誰、ということもないらしいのです。トキオのアルバムを二枚、シングルを4枚持っていますが、好きな曲が沢山あるようです。
ピアノの発表会や、お友達の合唱コンテスト、もちろん、カアサンの合唱の発表など、コンサートホールで音楽を聴いたことは何度かありますが、お金を払ってコンサートに入場するのは多分初めてでしょう。
数日前から、指折り数えて待っていた甲斐あって、風邪も引かず、無事に家を出ることが出来ました。今回はトウサンが付き添い。大阪城ホールは何度か足を運んだことがあります。緊張しながら歩くナミンチ。表情がこわばっています。きっと素敵なひとときになる。リラックスしていこう。トウサンとのデートを楽しもう。
梅田に着いて、地下のマックで腹ごしらえ、JR環状線に乗り換えです。「関空快速」を見つけて写真を撮ったりしましたが、程なく大阪城公園駅へ。開場時間に間に合い、ちょっと行列を作って場内へ。開演まで一時間。正面ステージからはかなり遠いスタンド席で待ちました。
耳をつんざくような大音響。サービス精神旺盛なTOKIOのメンバーたち。会場全体が楽しめるように気が配られた舞台設備。全てが素晴らしいコンサートでした。「4年に一度の日。閏年、2月29日が日曜日」長瀬くんが出会いの偶然について語った言葉です。初めての経験に、戸惑っているように見えたナミンチですが、十分に楽しんだようです。アンコールが終わり、満足の表情で会場をあとにしました。
TOKIOは期待以上に素晴らしいステージを演じてくれました。来年もきっとツアーがあることでしょう。次はカアサンと出かけることになると思います。素晴らしいショウでした。経験することが出来たナミンチも、トウサンも幸運でした。