コザクラインコ  ぴぃ たん 8ケ月目〜9ケ月目の記録

 2007/ 1月

  〜 初めての 冬 〜
ぴぃ たんにとって、初めての冬がやってきました。
とても不安だったので、ヒヨコ電球をすぐにも使えるように鳥かごの横に置いています。

…が、関西ではこの冬は全然寒くありません。
晴れた日は室温は常に16℃以上あるので、冷たい曇りや雨の日の夜にエアコンをつけるぐらいです。
それでも、水浴びをするには寒いのではないかと思うのですが…
お水浴び お水浴び お水浴び
ふと気が付くと、飲み水用のお水にザブザブ浸かっています!
時々、霧吹きで吹いたり、水道の蛇口で水浴びをさせるのですが、それでもしたりないなんて…。
しかも、全身ズブ濡れになるまで熱心に浴びます。風邪が心配なんですがーっ。

そんな水浴び大好きぴぃ たんですが、気が向かない時は、蛇口を見せても絶対に浴びようとしません。

  〜 鳴き方 いろいろ 〜
最近、新たに「ちよ」という鳴き方をするようになりました。
朝起きた直後とか、お昼寝の前、夜寝る前ぐらいに限定。「ちよっ」「ちよ」と、高い声を発しています。
すごくかわいらしい声なのですが、肝心の、どんな感情を表しているのかがいまいち分かりません。
人を呼ぶ時や、お返事の時にも言いますが、いつもの「プイッ!」とは全然違うのです。
ただ単に眠い声なのかな…。以前は言いませんでした。
※後日、激怒した時の鳴き方だと判明しました…

「ジュリッ!」
不機嫌な時に言います。
変な物を見せた時、テントでくつろいでいるところをいきなり覗いた時、爪切りに連れて行く時・・・などに「ジュリッ!」とはっきり言うんですよ〜。
初めて聞いた頃、夫婦で喜んでいる声だと結構長い間勘違いしていました…。
怒る時、というよりは、怒りかけの時に言います。
そうそう、「ジュリッ!」と言う時は、同時に鼻辺りから「ブーーブーー」とブタのような声(音?)を出すことが多いです。

「キヨキヨキヨー!!」「キョッキョ!!」
説教する時の声です。
ブランコとか、テントが自分の思うように配置?できない時によく言っています。
カン高い声で連続しています。まさに人間が子供に説教しているかのような感じでしゃべっているのです。
ブランコを時折突付きながら「キヨキヨキヨー!ギューッ!ムギィィ〜!」とか、真剣に言っているのを見るといつも笑ってしまいます。
「なんで言うとおりに動かないんだぴ?!だいたい聞いているのかぴ?」などと聞こえます。

「チチッ!!」「キキッ!!」
人間に注意する時の声なのです。
料理中に大きな物音を立ててしまった時、夜うるさい時などなど、ぴぃ たんを驚かせた時によく言います。
肉を焼いていて、部屋に霞がかかった時などにも注意されます。
訳すと「なにごとだぴ!」とか「うるさいぴ!!」。「静かにしろぴ!」も言っていそう。
犬の言葉を人語に訳す、『バウリンガル』というおもちゃがありましたが、コザクラ語を人語に訳す『鳥リンガル』があったら…
多分、ぴぃ たんは一日中小言を言ってるうるさいおじさんの語みたいなのでは??と思います。

「ピーピー」
危険が迫っていると感じた時の声です。
洗濯ものを干そうと、大きな洗濯物を抱えて鳥かごの横を通った時、知らない人が近付いた時に大声で「ピーピー」「ピーピー」と何度も言います。
本当に驚いて、パニックになった時はキャーキャーと暴れて鳴き叫ぶのですが、そこまで行かない時の声です。家族に、「危ないぞぴ。気をつけろぴ」と、危険を知らせようとする声なのでは?と思っています。


そして、寝言まで言います。
毎日必ず最低3回ぐらいは聞きますよ。
夜中に、テントの中から「んピピピピピピ…。ピピピピピピ・・・」と聞こえてくるのです。
とても小さな高い声で、明らかに寝言だ!という感じの声です。
インコの笑い声のようにも聞こえます。

寝言に返事をしてはいけない、と言いますが、夫は必ず「何?」とか「チュチュチュ…」と寝言のマネをして返事をしてしまいます。
ぴぃ たんは、「プイッ!」と起きて返事をしてしまう時もありますが、大抵そのまま無言で夢の続きを見ているようです。

コザクラインコは本当に面白いインコで、毎日飽きることがありません。
人間並みに感情が豊かなインコなんですね…。

  〜 ぴぃ たんのお仕事 〜
ぴぃ たんには、日課となっているお仕事があるのです。
テントを吊るしたその日から始めるようになりました。

その仕事の名は、『テントメンテ』。
夕方、テントを吊るしていると、早くメンテナンスに入りたいようで。
「早く早く!」とキーキー言って催促しながら手当たり次第、手に噛みまくります。
無事、吊るすと…
すぐ中に出たり入ったり。テントの上にも登ったり下にぶら下がったりと、まずは『テントチェック』。
それから、中に入って行うのが『テントメンテ』なのです。

何をしているのかと言うと、底をクチバシや両足で激しく踏み踏みしてならしたり、側面の布を噛んで柔らかく?したり。
結構長い時間テントの中にこもって、何度も何度もターンしながら丹念に手入れをしています。
見ていると、人間のベッドメイキングとほとんど一緒。インコもするなんて〜!
なかなか思い通りにならないようで、「キヨキヨキヨ…。ギュイィーッ。」とぶつぶつと文句を言いながらしているのです。
時々、「メンテはまだ?」と聞いてみると、顔だけ出して「ぴい!」と返事をして、またメンテに戻ります。

一度、メンテが終わると、なぜか止まり木やエサの方に出てきて、寝る時までほとんどテントには入りません。そして、一度メンテしてしまったら二度としないのですよ。
やっぱり、人間のベッドメイキングと同じ意味の行動のようです。
偉いのは、翌朝、起きた時にもきちんと『テントメンテ』をするということです。
私もぴぃ たんを見習わなければ…!?

 2007/ 2月

  〜 「おやすみ」のごあいさつ 〜
毎晩、私とぴぃ たんとの習慣があります。
それは、人間が夜寝るために電気を消す直前のことです。
布を被せたぴぃ たんのハウスに「おやすみ」とそっと声をかけると、「ぴゅいーー」と半眠り声でお返事をしてくれるのです。

「・・・・・・。」
と、無言の時は、眠りこけているのだろうと思って気にせずそのまま電気を消します。
寝ぼけているような時には、「ぴゅいーー」までに微妙なタイムラグがあったりします。

夫がそのことを知ったのは最近。
悔しがって、夜になると何度も
夫:「ぴぃ たん、おやすみ!」
ぴぃ たん:「・・・・・・。」
「おやすみは??おやすみはないのか??」
ぴぃ たん:「・・・・・・。」
と、自分もぴぃ たんに「ぴゅいーー(おやすみだぴ)」と答えさせようと必死です。
なぜか、夫の問いかけには全く返事をしないぴぃ たん。

気の短い夫、いきなりカゴを覆っている布をビリッとめくり、テントに入ってお休み中のぴぃ たんに直接
「おやすみ言わんかい!コラ!!」なんて苦情を入れると、「ジュリッ!!」と注意されたり、
「おやすみは?」「おやすみは言ってくれないのか??なんでや??」と、猫なで声でしつこくうるさく話しかけて「キキッ!!!」と思いっきり怒られたり。
頻繁にたたき起こされるぴぃ たんが気の毒なんですが、適当に返事しておけばこのおじさんはご機嫌なのになあと思ったり。
何かぴぃ たんなりの『こだわり』があるんでしょうね…。

↓そんなおじさんとぴぃ たんとのふれあい写真です
出る気になったらすぐに出られるんだ  甘えてるフリして脱出狙い  いつも握られるんだぴー
私がこうやってニギニギすると、手のひらの中でコロコロ転がって思いっきり甘えているかと思えば、突然指を強めに『ガブッッ!!』と噛むことがよくあります。…というか、毎回です。
血こそ出ませんが、飛び上がるほど鋭い痛み。しばらくはクチバシの跡がつきます。
おじさんには全然噛まないんですけどね…。(すごく怒られるからかな)

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