コザクラインコ  ぴぃ たん 1才の記録 4

 2008/ 1月

  〜 最近のぴぃ たん 〜
秋頃から、また働きに出ています。
今回は時短のパートなので、朝もゆっくりぴぃ たんのお世話ができますし、帰りも早いので安心。

…なのですが、やはりぴぃ たんには仕事に出ることが気に入らない様子。
帰宅して、エサ入れを見ても出た時のままだし、水も全く汚れていません。
休日の時に「遊びに行って来るよ。すぐ帰るからね」と、お声かけをして出て行った日などにはエサを食べた形跡があるのです。
でも、「ちょっとお仕事に行ってくるからね」と仕事に出ると…全然食べていません。

インコのハンスト。。。
困ったものです…。

新年おめでぴー
「しんねん、明けましておめでぴーー!
どアップでしつれいぴーー」


コザクラインコって
親バカですが、白目がなくて目がまんまるクリクリで、色は『和』っぽくて(獅子舞色??)本当にかわいいなあ…とほれぼれしてしまいます。

でも、
←こんな顔(特に怒っているとかイラ立っている表情ではありません)していても、遊んでほしさに「ガブり!!」強く噛み付くこともあるんですよ〜。




新年おめでぴー   「コラ!待てぴ〜!!今日こそは許さないぴー!!」

折ったチラシを振り振りすると、怒り狂って追いかけてきます。→
ダッシュで追いかけてきて、チラシにクチバシから襲いかかります。

「ギィーー!」「ムギィーー!」
と、怒りのほとぼしりからの声まで出しながら。

巧みにチラシを右へ左へとクチバシからかわして、時々「カーツ!!」と、ぴぃ たんの脳天にカツを入れます。
すると…
「ピョピョピョピョ!!!(激怒)」
怒りの頂点の時にだけ発する声を出しながら攻撃してきます。
この時、突然羽ばたいて手や肩に止まり、指や耳に思いっ切り噛み付かれることがあります。
とっても危険な遊びなんですが、ぴぃ たんから闘いを挑んで来ることもよくあるんですよ〜。
のほほん生活だけではダメみたいです。時々戦闘遊びをするととても活き活きします。
ストレス発散とか、何か役割があるようなのです。


新年おめでぴー

『ほこら』は、相変わらず大好きです。

夫のほこらに入ったのですが、携帯カメラを向けられて「なにするんだぴ!」とちょっと怒っているぴぃ たんです。










  〜 やはりヘンなインコ 〜
うちでは、帰宅すると、
掃除→ぴぃ たんのテント設置→人間晩ごはん→ぴぃ たんを部屋に出して遊ぶ→ぴぃ たん就寝
という流れです。
テント設置の時、エサ入れを固定しているナスカンを使うので、エサ入れの扉が固定できない状態になります。

それを待っていたかのように、テントを設置したとたんに、ぴぃ たんはエサ入れをガンガン揺らしたり、扉をクチバシで開けて激しくガチャガチャしたりします。

・・・もう、エサが飛ぶ飛ぶ…。
ぴぃ たんがエサ入れを思いっ切り上下に揺らす度に、「ザー!」「ザー!」と音がするぐらい、床にエサが飛び散ります。

「あ゛あぁぁぁ〜!!!今掃除したところなのに〜〜!!」

たいてい、この時私は料理中です。
激しく飛び散るエサとエサまみれの床を見て、呆然としてしまいます。
そして、むくむくわいてくる怒り…。

「こらあ!!何してるのお!!どうして毎日そんなことするのようーーー!!」

思わず、大声でわめきながら走ってぴぃ たんの所へ行きます。
すると、あまりの剣幕にびっくり仰天してテントに潜っておとなしくなってしまうぴぃ たん…でした。(これまではです…。)

秋〜冬頃から、どんなに大声で駆け寄っても、脅かそうと思ってわざとドンドン足を踏み鳴らしながら駆け寄っても逃げもしません。
どうするのかというと、
扉のそばでこちらを見ながらムクムクムク〜と膨らんで、
「おばさん、もっと叱ってぴ。罵詈雑言歓迎だぴ」
と、うっとりするではありませんか…。

仕方がないのでいつも扉から手を入れるのですが、ムクムクしたまま全く逃げないので、仕方なくぴぃ たんを掴んでみます。(本当は、早く料理を済ませたいのです。)
掴んで、外へと取り出し、
「こりゃ!このオカッパが!!エサ飛ばしたらまた掃除しないとならんやろ?!
分かったか!このいたずら坊主が!!」
と、言葉も荒く説教をしながら過去の某宗教の『シャクティパッド』のように人差し指でぴぃ たんの頭を「ぽんぽんぽん」と軽くぽんぽんするのですが、肝心の怒られているはずのぴぃ たんが手の中でうっとり。

「さあ、このぐらいで勘弁だからね!」
と扉へ放り込むと、扉の前で座り込んで「また叱ってくれるぴ??」とうっとり毛を膨らませてまんまるな目でこちらを見ます。
こちらは「負けた!参りました」状態で、すごすご台所に戻ります。(その後、しばらくするとエサ入れを揺らすという狼藉が繰り返されます。)

ただ、夫がいる時に「代わりに怒ってきて!」と頼むと、ずかずかとやって来た夫を見て慌ててテントに逃げ込むぴぃ たんなのでした…。

  〜 夫が家を空けたとき 〜
ぴぃ たんがやってきてからの初めての夫の出張。
結構長くて、4泊5日もありました。

夫はぴぃ たんがそばにいないことが寂しくて仕方がない様子で
「ぴぃ たんは?!ぴぃ たんの声を聞かせてくれ」
と、毎晩家に電話をしてくるのです。(私の声で満足してよ〜)

その度にぴぃ たんをカゴから慌てて出して、電話口に連れて行くのですが1日目も2日目も電話口に「ぷい〜!」とだけ叫んで飛んでどこかに遊びに行ってしまいます。(落ち込む夫…)

幼少の頃からですが、ぴぃ たんは『電話』を少しは理解しているみたい。
電話が鳴った時はいつも、まずぴぃ たんのカゴの扉を開けてから電話へと走ると慌ててぴぃ たんは私の後をついて飛んできます。
そして、私が電話に出て話をしていると電話口で「きい!」とか「ケケケッ!」と自己紹介?かアピールをするのです。(「ぷい。」とあいづちを一緒に打ってくれたりもするんですよ〜)
私が電話で話しているのを見て学んでのか、音の聞こえる受話器の耳側ではなく、わざわざ口側に向かって叫ぶのには感心してしまいました。

1日目も2日目も、電話で夫が話しているというのは理解しているようなのですが、
「そういえば最近おじさんを見ていないっぴ!!」
と、ふと気がついた?のが3日目になってから。
3日目のおじさんからの電話には、

「ぴぃ たん元気か?『ぷい!』は??」
「ぷい〜っ!!」「プイプイプイ!!」
「おぉ…。(おじさん感激) ご飯食べたか?」
「キエーーッ!!キリキリキリッ!!!」

夫の問いかけに思いっきり元気にお返事をし、私の顔を見ながら気が狂ったように叫びまわるのです。
まるで

「あれ?最近おじさん帰ってこないぴ!おかしいぴ!
どうしてぴ?おじさーん!おじさーん!
はやくおうちに来てくれぴーー!!」

と言っているようで、それを電話越しに聞いてやっと満足した夫だったのでした…。
(でも、4日目の翌日は「まだ帰らないぴ?あ、そう。俺様適当に過ごしてるぴからいいよ。」という様子で、また電話に一言「プイ〜!」とだけ言って飛んでいってしまったのでした。)

5日目、私が仕事に出ている時に久々の夫とぴぃ たんとのご対面となったようですが、
お昼寝をしていたぴぃ たん、夫の顔を見ても反応が薄かったようです。
感激どころか、おねむの邪魔をされてご機嫌斜めで、
「キキッ!!」
と注意されたとか…。

インコって、犬とは違って猫的なんですね〜。

 2008/ 3月

  〜 2回目の冬 〜
この冬は、関西ではちょこちょこ雪が降る少し寒い冬でした。
でも、一度もぴぃ たん専用のヒーター(ヒヨコ電球)を出さずに乗りこえられました。

何度か鼻水を出すことはあったのですが、そんな時はエアコンの弱暖房でしのぎ、人間がエアコンを付ける時もよほど寒い時だけでした。
若鳥のうちに、四季の暑さ寒さに慣れてほしいのでそうしたのですが、冬が過ぎて
「ぴぃ たんカゼひかなくて本当に良かったなあ…」
とホッと胸を撫で下ろしています。

それなのに、
こんなに寒いというのに、冬の間は「オエ。オエ。」とよく止まり木にエサを吐いて盛り付けてくれましたし、水浴びも2〜3日に一回はしていました。
ひょっとすると…、寒い冬だと思っていたのは人間だけ?!
ぴぃ たんには過ごしやすかった冬だったのかもしれませんね。

  〜 寝る前にはマッサージ 〜
夜、部屋で遊んだ後、ぴぃ たんはそのままテントに潜り込んで眠ってしまうことが多いのですが、マッサージをせがまれることもあります。
ひとたびテントに入って、眠る準備をするのですが眠れなかった時などに
「ぷいー!」
と大声で何度も鳴いて『マッサージ注文』をします。
眠りにつけないこともあるインコというのも不思議な気がしますが、眠れないから「マッサージしてくれぴ」と言うだなんて、本当におっさんのようですね…。

そこで、カゴを覆っている布からそっと手を入れ、エサ入れの扉から手をしのばせると、
「待っていましたぴ!」
と、掌の中にすっぽり座り込むのでそのままそーっとぴぃ たんを取り出します。
部屋の光が当たると、目を完全に覚ましてしまいそうなので、体で影にしつつ。

カゴから取り出した後、掌にぴぃ たんをすっぽり乗せたまま、もう片方の手で目の周りやクチバシの生え際、頭の後ろを優しくマッサージするのです。
ぴぃ たんはというと、掻かれたい所をクルクル差し出しながら至福の表情。
「フワ〜〜」と、のどから何か見えそうなほどの大口を開いて何度もアクビをしたり、目をうっとりつぶったり、目を閉じて口を半開きにしたり…。
あまりの表情に夫が寄ってきて、無理やり触ろうとすると目を三角にして怒ります。
(夫の手を噛めなかった時、私の掌を噛まれるというとばっちりをよく受けます…。)
生えかけの羽にちょっと触ってしまうと「ビッ!」と激怒して噛みつかれるので、細心の注意を払いつつ、優しく指先でマッサージすることに集中しなければなりません。

マッサージを堪能したり、フンをしたくなった時は掌から出ようとするのですぐにカゴに戻しますが、困ったのがなかなか満足してもらえない時と無理やり眠ろうとする時です。
何分もマッサージをさせられる時は、こちらの足がしびれたり、中腰なので腰が痛くなったり…。
眠ろうとする時は、掌の中でフニャフニャになりクチバシをガリガリして歯軋りを始めてしまいます。
(クチバシをガリガリ砥いでいる時は、眠る寸前の合図なのです。)
慌てて、扉を開けてぴぃ たんをカゴへ送り込もうとすると、掌でふんばった挙句に手当たり次第に噛むのです。

マッサージ後、カゴに入れると…
いつも一目散にテント入り。
カサカサとテントに潜り込む音がし、「シーーン」と静まり返ります。
「おやすみ。」と声を掛けてもいつも返答がないので、どうやら即、寝てるらしいです。
小さな王様の様な、ぴぃ たん…。
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