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No.16 ワゴンR・オイルフィルター交換
ワゴンRのオイルフィルター交換手順です。
フィルターのみの交換は普通やりませんが、長くなるので別ページにしました。


必要工具

・+ドライバー or 10mmのレンチ 
・3/8ラチェットレンチ 
・エクステンションバー(長い方がよい) 
・カップ式オイルフィルターレンチ 
・ウエス 
・大き目の缶(オイルがこぼれるため) 

(1) まずナンバープレートを外します

ワゴンRのオイルフィルターはナンバープレートの後ろに隠れていますので、 まずナンバープレートを外しましょう。ナンバープレートを留めているねじは 10mm六角ですが、私は+ドライバー(多分3番)を使っています。 ドライバーの刃先が合わない時は、レンチを使ったほうが無難でしょう。
(2) オイルフィルターが見えました

ナンバープレートを外すと、奥に黒くて丸いものが見えます。(色は黒とは限りません) これがオイルフィルターで、頭の部分にレンチが掛けられるように多角形になっています。 でもこんな奥にあるフィルターをはたして外すことができるのでしょうか。
(3) この工具を使用します

最近の車はエンジンルームが狭く、オイルフィルターもとても作業性の悪い位置に取り付けられていますので、 写真のようなカップ式のフィルターレンチを使用することになります。これ以外の工具はほとんど考えられない と思います。カップの大きさはフィルターのサイズによって各種類がありますので、自分の車に合うサイズ のものをよく調べてから購入してください。
(4) このように使います

写真のように、ラチェットレンチにエクステンションバーを取り付け、その先にフィルターレンチを 取り付けます。ほとんどのフィルターレンチは3/8サイズと思います。
(5) オイルを受ける物を用意しましょう

それではフィルターを外しましょう。おっと、その前に必ずフィルターの下にオイルを受ける物を 置いておきましょう。フィルターを外す時にはかなりの量の油が漏れますので、これは必ず行って 下さい。私はよくあるお菓子の缶やそのふたを使っています。
(6) フィルターを外しましょう

では、フィルターを外しましょう。フィルターレンチをフィルターの頭に合わせ、ラチェットレンチを 静かに少し回します。少し緩んだらフィルターの隙間からオイルが出てきますので、それが止まるまで しばらく待ちましょう。そしてフィルターレンチを抜き、手で徐々に緩めていきます。その間もオイル は漏れますので注意してください。
(7) フィルターが外れました

ネジが外れる所まで緩めていくと、そこでさらにオイルが漏れます。そこでフィルターを傾けたりして なるべくオイルを出し切った方が、後の汚れは少なくなります。オイルが出きったら、フィルターを なるべく上に向けながら手前に抜くようにします。バネのような保護の付いたゴムチューブなどが当たって 抜きにくいですが、必ず抜けますので工夫してやってみてください。
下の缶にはかなりの量のオイルがたまりました。
(8) 新しいフィルターを用意します

私はいつもコーナンのフィルターを使っています。純正は高いので、普通にホームセンターで 売ってるもので充分と思います。このフィルターはマツダ用ですが、同じエンジンなのに200円くらい安い ためにこちらを使っています。こういうのもDIYの楽しみの一つですね。
フィルターはオイル交換2回に1回交換するというのが基本です。オイル交換ごとの交換は必要ない と思います。
(9) パッキンに油を塗ります

ここでいきなり新しいフィルターを取り付けてはいけません。フィルターのエンジン側にはゴムのパッキンが 付いていますので、これにオイルを塗って滑りやすくしてから取り付けます。これは、滑りが悪いために パッキンがずれたり変形したりするのを防ぐためで、最悪オイル漏れからエンジン焼き付きに繋がります。 塗るオイルは新しいものでも、缶で受けた廃油でも何でもいいでしょう (^ ^;
(10) フィルターを取り付けましょう

フィルターを取り付ける時には、写真のようにいきなりレンチで取り付けたりせず、必ず手でネジを合わせた後、 手で締まる所まで締め込むようにします。これはネジの破損や変形を防ぐために行います
フィルターの締め加減は、手で充分締め込んでから、約1/4〜1/2回転程度で充分と思います。 緩むのは怖いですが、締め過ぎも良くありませんので注意してください。
もし分かりにくい点や間違い、また感想などありましたら、メールにて御連絡願います。









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