クマでもできるOKEポータブル

髭レッド「あー、あれだ。バトルゲームでプレミアムバトルはクリアできたかな?」
くま「(・▲・)ばう?」
髭レッド「ん?まだクリアしていないのか…困ったな(−−;」
くま「(・▲・)ばう?」
髭レッド「どうして困ってるのかって?…もう一度クリアする自信がないから解説できないというかなんというか…」
くま「q(ー△ー)pばぅぅ…」

ばう3:月影をつくろう

髭レッド「プレミアムバトルをクリアしないとハードウェアチューニングができない、すべてのボディを使うこともできないと悲しいことが多いわけだが…」
くま「(・▲・)ばうばう」
髭レッド「…あー、あれだ。確かローケン使って気合でクリア…できたと思う(−−;」
くま「(・▲・)M ばう?」
髭レッド「え?ちゃんと解説しろって?
    …あー、そのあたりは他で解説しているのを見てくれたまえ(−−)」
くま「(−▲−)ばうぅぅ…」
髭レッド「(−−;…ということでだ、我々はラブリーな月影を組み立てることにする。」
くま「(・−・)ばう?」
髭レッド「ん?プレミアムバトルで勝てるのかって?
    …あー、あれだ。“クマでもできる”では、とりあえず基本が重要なので動けばよいのだ。」
くま「(=△=)ばう?」
-*-
髭レッド「さて、今回はそれなりに戦える機体を作ろうかと思うので…ちゃんとハードウェアも整備するぞ。」
くま「(・▽・)ばう!」
髭レッド「まずはどの距離で戦闘するかだ。それによって武装や移動など機体行動全てに影響があるからな。」
くま「(・−・)ばうばう」
髭レッド「で、やはりラブリーな月影といえば月影パンチなので、戦闘距離を近距離に設定して格闘重視のタイプにしてみよう。」
くま「(−▲−)ばう?」
髭レッド「ん?対空はどうするのかって?
    …あー、あれだとりあえず忘れておこう。
    “クマでもできる”では細かいことにはこだわらないのだ(−−;」
くま「(ー△ー;ばうぅぅ」
髭レッド「えーと、では続けるぞ(−−;
    武器はショットガンで相手をひるませるか回避を誘うことにするぞ。
    グレネードは今回はあまり重視しないので一番軽いのにしておく。」
くま「(・▲・)ばう」
髭レッド「それと大型ミサイルのタイフーンを装備する。これは開幕と同時に叩き込んでやるのだ(−−)」
くま「(・−・)ばうばう?」
髭レッド「え?2発しかないし、誘導妨害を持ってたらどうするんだって?
    …あー、別にそれは気にしないでいいのだ、“クマでもできる”では…(−−;」
くま「(ー▲ー)…」
髭レッド「…えーと、そうそう次はCPUだ。とりあえず処理速度90の中型のを積んでおこう。
    オプションは…誘導妨害と機体冷却装置、残り一つは自爆装置だ。
    自爆装置にはロマンが詰まっているからな(−−)」
くま「(・▽・)ばう!」
髭レッド「あとは装甲と弾数だ。装甲は分厚いほどダメージを防げるがその分排熱が悪くなり、重量も増える。」
くま「(・−・)ばう」
髭レッド「弾数は砲撃主体の場合には生命線となるが…今回は月影パンチがあるのでそれほど気にしなくても何とかなるはずだ。」
くま「(・▲・)ばう?」
髭レッド「…信じれば何とかなるのだ(−−;」
くま「(ー△ー)ばうぅぅ…」
髭レッド「さて、今回は装甲を100mmに設定、追加装甲には対徹甲だ。」
くま「(・−・)ばう」
髭レッド「武器の弾数は、F12ショットシェルを60発、ライトニングスタナーを5発、あとはタイフーンが2発という感じにしよう。」
くま「(・▽・)ばう!」
髭レッド「さて、これでハードウェアは完成…あ、塗装とエンブレムは好きに塗ってくれたまえ。機体名称もなんでも良いぞ。」
くま「M(・▲・)M ばうばう…」
髭レッド「…クマっぽく塗ったな。名称は“くま一号”か…予想通りというかなんと言うか(−−;」
くま「(・▲・)ばう?」
髭レッド「え?早くソフトウェアの作成に入れって?
    あー、わかったわかった。ではソフトウェア設計に入るのだ。」
くま「(・▲・)ばう」
髭レッド「えーと、まずはどういう風に戦うのかを思い浮かべるぞ。」
くま「(−▲−)…ばぅばぅばぅ…」
髭レッド「敵との距離が離れているときには射線を避けつつ移動して接近。
    近寄れたらショットガンを使いながら相手の隙を見て接近だ。
    最後は月影パンチとゼロ距離ショットガンでKOだ(−−)」
くま「(・△・)ばうう?」
髭レッド「え?そんなにうまくいくのかって?
    …あー、あれだ、そうそう、信じて作ればきっとできるはずだ(−−;」
くま「q(・△・)p ばふぅぅ…」
髭レッド「まったく信じとらんな(−−;
    とりあえず思い浮かべたイメージにそってソフトウェアを作ってみるぞ。」
くま「(・▲・)ばう」
髭レッド「さて、普通にやったのでは面白くないのでまずは使用する妖しいモーションを考えるぞ。」
くま「(・▲・)ばうばう?」
髭レッド「今回は2つの処理を交互に実行する2パターンから構成されるものを使おう。
    まずは先ほどのハードウェア構成でミサイルだけ0発にしてこんな感じのソフトウェアを作る。

上段格闘→STOP 4→急速前移動→STOP 4→壁

    まあ、これはそんなに悩まなくても配置できるだろう。」
くま「(・▽・)ばう」
髭レッド「これで戦闘シミュレーションに入って相手をドローンの一番上の奴を選択、シミュレーションを実行する。
    この時、まずはコマ送りに設定して動きを見るのだ。」
くま「(・▲・)ばう?」
髭レッド「ん?なぜコマ送りを使うのかって?
    標準だと早すぎてわからないからだな。スローでも良いが月影の場合にはスローでも少し早すぎることがある(−−)」
くま「(・−・)ばう」
髭レッド「さて、ここで見るのは移動速度よりも足と上半身の動きだ。
    このソフトだと半身になりながら前進しそうなのがわかるはずだ。
    実際の前進具合はスローや標準で確認するのだ。」
くま「(O−O)ばうばう」
髭レッド「あとは上段格闘と急速前移動のチップをいろいろ換えて遊んでみるのだ。
    とりあえず、今回はこの動きをメインに使用することにするぞ。
    そのほかの動きとしては、特殊アクション1と急速後退の組み合わせも使う予定だが…まあ、回避のところで無理やり組み込むのでちゃんと動くかどうかは不明だ(−−)」
くま「(ー▲ー)ばうぅ?」
髭レッド「あー、別にアバウトでもいいのだ。最終的にモーションが妖しくなればいいのだからな。」
くま「(−▲−)ばうぅぅ」
髭レッド「さて、今回のCPUは処理速度90なので1秒間つまり30クロックに90チップ処理できる。
    つまり1クロックに3チップ処理できるということだな。」
くま「(・−・)ばうばう」
髭レッド「メインの処理には4クロック、チップ数にして12チップ分処理するごとに上段格闘と急速前移動が実行できてれば良い事になる。
    敵が前方に居ればこのメインの処理を実行、その間に回避チェック、攻撃距離に寄ればショットガン&月影パンチだ。
    前方から離れたら…左旋回と武器2の狙撃を使って目標を捕捉する。」
くま「(・▲・)ばう?」
髭レッド「あ、武器2のグレネードを投げるときに相手が正面にいなければ、相手のほうへ向く動作を行うようになっているのを利用するのだ。
    まあ、そのまま実行しつづけるとグレネードを投げてしまうので、左旋回を直前に並べておくことで投げずに方向転換だけする。
    時折左旋回が見えることも有るが、まあ問題はないだろう(−−)」
くま「(・−・)ばう」
髭レッド「近距離正面に近寄れたら月影パンチとチョップを距離に応じて使い分けるぞ。
    手が届かない距離の場合にはとりあえずショットガンを撃つ。
    あと、一応相手が車両で正面から近寄ってきたら前ジャンプで飛び越える努力をするようにしておこう。」
くま「(・▲・)ばう?」
髭レッド「ん?相手が後退しながら撃ってきたらどうなるかって?
    …あー、あれだ、たぶんうまく吹き飛ばされて逃げれるはずだ。(−−;」
くま「(−▲−)ばう」
髭レッド「細かいことは後で各自で考えれば良いのだ(−−;
    えーと、後必要なのは回避部分だな。
    オプションは深く考えるのが面倒なので、ミサイルを見つけたら誘導妨害起動、熱量がやばくなったら冷却装置起動にしとけばとりあえずOKEだ。
    自爆装置は、耐久力が1%ぐらいで起動だな(−−)」
くま「(・▲・)ばうばう」
髭レッド「回避に関しては…相手が近いときにはガードと特殊アクション1の組み合わせと気合で何とかする。
    それ以外なら前方優先の片方向回避だ。」
くま「(・▽・)ばう」
髭レッド「前方に危険物があれば右方向へ回避する。
    敵が近くにいるときはジャンプ、そうでなければ横移動と急速横移動を使って妖しいモーションで回避だ。」
くま「(・▲・)ばう?」
髭レッド「ん?いや、普通に急速横移動でも良いが、それでは面白みが足りないだろ?
    それに、連続で回避する場合でも途中に静止をはさまずに移動しつづけられるしな。」
くま「(・−・)ばうばう」
髭レッド「で、前方に危険物がないなら前へ飛ぶ!
    前ジャンプの代わりに月影パンチ、つまり遠距離格闘だ(−−)」
くま「(・−・)ばう?」
髭レッド「え?前に味方がいたら殴ってしまうって?
    …あー、あれだ、そういう場合は味方を吹き飛ばして回避させてやったことにするのだ。」
くま「(ー▲ー;ばうぅ」
髭レッド「そのあたりはあれだ、そう、応用だ。とりあえず今は動くことが大切だ(−−;」
くま「(−▲−)ばう」
髭レッド「さて、あとはぽちぽちと配置して組み上げるだけだ。
    最初にメイン部分を上から左へと伸ばして壁に接続、壁の手前で自機動作を判断して格闘と急速前移動を切り替えるようにする。
    とりあえず他の部分はNOPチップでも置けばよいだろう。」
くま「(・▲・)ばう」
髭レッド「メイン部分が配置できたら一応試しに戦闘シミュレーションで動かしてみておくと良いだろう。
    ちゃんと使う予定のモーションで動きそうなら、あとはこのNOPチップを実際の処理へと置き換えるのだ。
    オプションの処理とか回避とか攻撃を間にはさめば一応動くはずだ。
    チップの配置は入るようにがんばるのだ(−−)」
くま「(・△・)ばうぅぅ?」
髭レッド「ん?処理をはさむとクロック数がうまく合わなくなってこないかって?
    あー、今回はある程度そのあたりも考えて4クロックとしてある。
    ま、多少モーションが毎回変化したとしても、それはそれで面白いから問題はない。(−−)」
くま「(・▲・;ばう?」
髭レッド「そう、とりあえず動いて面白そうな動きなら後は何とでもなるのだ。
    さて、一応完成品としてはこんな感じになるぞ。」
くま「(・▽・)ばう!」
髭レッド「よし、入力し終えたら本来はシミュレーションでドローン相手にテストをするのだが…
    今回はいきなりプレミアムバトルのトリンカーに挑戦だ!
    まず、チーム編成で3機とも最前列に横並びに配置するだの。」
くま「(・▲・)ばう」
髭レッド「そうそう、そんな感じだ。あとは実際にトリンカーと戦ってみるのだ。」
-*-

くま「(O_O)ばうばう」
髭レッド「そんなに驚くんじゃない(−−;
    一応それなりに戦うように作ってあるから相手によっては勝てるのだ。」
くま「(・▽・)ばう!」
髭レッド「あー、いや、ちょっとトリンカー以外と対戦はまずいぞ…(−−;」
くま「(・△・)ばうぅぅぅ」
髭レッド「…あー、あれだ、そうそう、あとは各自で努力してプレミアムバトルをクリアできるようになろう、という感じだな(−−)」
くま「(ー△ー)ばう?」
髭レッド「ん?解説するのが面倒くさいんだろうって?
    …あー、いや、あれだ、そうそう、ローケンを使えばあっという間にクリアできるぞ(−−;」
くま「(・▲・)ばうばうばう」
髭レッド「え?じゃあ、次回は“プレミアムバトルをクリアする”にしてくれって?
    …ま、一応考えておこう(−−)」
くま「q(・▲・)p ばぅ」

続く(^^;

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