今年度4月1日から日本自動車査定協会の修復歴車の基準が変わった。
修復歴車の基準が厳しくなればよかったのだが、逆に甘くなってしまった。
今まではフレームの先やインナーパネルの先が修正後があったり
歪んでいたりすると、修復歴車として取り扱っていた。
それが今回の改正でラジエターサポートより前にある部分が
損傷を受けていても修復歴車として取り扱わなくなったのだ。
確かに一部の車種のようにボディ自体で衝撃を吸収するような車は
インナーがすぐに歪むため、「ちょこん」と当たっただけで修復歴車扱いするのは
少しかわいそうな気もした。
ただ、逆にぶっといフレーム構造の車は少々の衝突では事故車として
扱われなくなった。
当社のスタンスは今までどおり外から見えないパネルに損傷がある車は扱わない。
でも、市場には3月には事故車だったものがこれから「修復歴なし」で表示されます。
ユーザの皆様はよけい分かりづらくなりますよね。
僕自身もいいことなのか、悪い事なのか良く分からないです。
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