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2005年7月20日(水)
パンフレット

以前から会社のパンフレットを作りたかったのです。
会社案内というほどかしこまったものでもないのですが、
TAX泉北がどのような主義で中古車販売に取り組み、
どのような体制でお客様をフォローしていくかというようなことの内容を
1冊のパンフレットにしたかったのです。

営業トークのテクニックのみで「物」を売ることが嫌いな僕は、
ハード(商品)とソフト(サービス)の両方の充実を理解してもらえれば
「物」は売れると思っていました。

でも、悲しいことに、この業界はもともとの信頼性の低さからか
大きな看板をしょっている会社に信頼が集まります。
当たり前のことだけど、この事実を以前から苦々しく思っていました。
安心していただける会社であることをアピールする方法はないか?
御来店いただけるお客様には直接アピールできますが
御来店いただけないお客様にアピールするには自社HPとパンフレットです。

安くてよい物を売ろうとすれば必然的に利益率は下がります。
安く売って利益を上げようとすれば悪い物を売らなければなりません。
だから低い利益率でも運営できるように台数を売っていかねばなりません。

では、台数を売るにはどうしたらいいのか?
広告を打つことは非常に有効な方法の一つですが、
当社のような小さな企業は、そんなに高いコストをかけることは出来ません。
必然的に広告費の安いインターネット中心になるのですが、
大手サイトのGOO-NETやカーセンサーネットは物件の客観的な面しか露出しません。
だから、走行距離をごまかしたり、事故暦を隠したりする業者が増えるのです。
その車がどんなに大事に扱われてきたか、どんなに程度のいい車か
納車までにいかに手をかけてお客様にお届けできるのかと言うような部分を
アピールすることが出来ません。

そこで有効にアピールする手段が自社のホームページなのです。
自社ホームページでは好きなことが好きなだけアピールできます。
たとえばこんなダイアリでも、読んでいただくことによって
当社の販売主義や車とは関係ないけど僕個人の行動パターンなどは
ある程度、お分かりになると思います。

さっき、「営業トークのテクニックで車を売るのは嫌い」と言いましたが
僕は接客させていただくときは死ぬほどしゃべります。
理解していただく必要があるから、喉がかれるぐらいしゃべります。
また、なるべくたくさんのお話をお客様からうかがいます。
これは、お客様の購入にいたるまでの問題点を一つずつ解決したいからです。
でも、初対面のお客様とは打ち解けられない場合もありますし、
営業マンの話を聞くのはいやな場合もあるでしょう。

そこで登場するのが会社のパンフレットです。
これがあれば、これを読んでいただければ、TAX泉北のすべてがわかります。
すでに完成しているような言い回しですが、実はこれから作成します。
でも、僕はデザインに関するセンスはゼロに等しいので
おそらく自分ひとりの力では出来ません。

完成したら来店いただけるお客様すべてに持って帰ってもらいます。
自社ホームページにも同じ内容のものを公開します。

今月、研修でお邪魔させていただいた埼玉のオートフロンティアさんは
すでにこれを実施されています。
だから僕がやろうとしていることはパクリです。
オートフロンティアさんの営業企画室長には許可をいただいています。
その他、ホームページに関することもアドバイスをいただきました。
感謝、感謝です。

どれだけの時間がかかるかは不明ですが、
皆さんに「ちょうだい!」って言われるぐらいのものが作れればうれしいです。
がんばるぞーっと。

2005年7月19日(火)
プロボクサー荒木慶大2

昨日は前述の荒木選手の試合観戦に行っていたのでダイアリはお休みしました。
まあ、子供のころからなんせ日記なんてものは続いたことがなかったので
今回のHPのダイアリが今まで続いていることに対しては
僕自身「おっ?頑張ってるやん」と思っていたのですが、
あるお客様に言わせれば1日2回は更新しなければ
プロ?とは言えないそうなので頑張って毎日更新します。

昨日の荒木選手の東洋太平洋ミドル級暫定王座決定戦の報告をば・・・・・
まず結果から言うと見事に3RTKO勝ち。
荒木選手は東洋太平洋ミドル級の暫定王座になりました。
今回は予定されていたチャンピオン=サキオ・ビカ選手の負傷欠場のため
相手選手が急遽変更になると言うアクシデント。
韓国のミドル級チャンピオンということと東洋太平洋ミドル級の2位ということ以外は
ネットでもあまり情報がなかったので僕自身は結構不気味に感じていました。

いよいよ、選手の入場です。
荒木選手は青コーナーからいつものマドンナの曲に乗って颯爽と登場。
まあ、男の僕から見てもカッコいいです。
ところがなぜか、赤コーナーから相手の選手もその曲に乗って登場。
黒いフード付きのガウンを着た相手は登場するやリング上で
マドンナの曲に合わせて踊っています。

その予測のつかない行動には少しビビらされました。
「どんな相手やろ?」
ネット上では年齢が29歳とも41歳とも書かれていて情報が錯誤していましたので
僕は相手選手がガウンを取るのをじっと見つめていました。
颯爽と脱ぎ去ったガウンの下から出てきたその体はなんとなくたるんでいました。
せめて顔は精悍なぎらぎらした感じかな?と思いきや
めちゃめちゃ人のよさそうな親父さんのようでした。
「なんか、イメージと違う・・・・」

両選手の紹介が終わり、試合が始まりました。
相手選手はその風貌とはうらはらにがんがん攻めてきます。
結構パワフルな感じです。
まともに食らうと、いくら打たれ強い荒木選手と言えども倒れてしまいそうです。
でも、試合が進むにつれ、両者の実力差がハッキリしてきました。
荒木選手のいつものリズミカルなヒットアンドアウェーから繰り出される
左右のパンチが相手選手のボディー、顔面を的確に捉えます。
その冷静な戦いぶりは安心して見ていられます。
それでもアグレッシブに攻めてくる相手選手、なかなかハートの強いボクサーです。
やがて1ラウンドも終盤に差し掛かったころ、荒木の強い右がクリーンヒット。
相手選手の足はもつれます。
でも、荒木は深追いしません。
「ええぞー、冷静、冷静」
2ラウンドに入っても荒木の左右のパンチはリズミカルに繰り出され
相手の心を徐々に折っていきます。
このラウンドも数発のクリーンヒットがあり、試合は完全に荒木ペース。

そして3ラウンド。
相手選手は最後の力を振り絞ってガンガン攻めてきます。
荒木選手はマタドールのように冷静にそして華麗に相手を追い詰めます。
そこでまた、クリーンヒット。
相手選手はもんどりうって倒れます。
それでも立とうとするのがボクサーの本能、いったんは立ち上がったのですが
相手セコンドからタオルが入り、ここで試合終了。
試合はあっけなく終わりました。

まあ、ちょっと実力差はあったけど僕は相手選手を褒めてあげたいです。
急に試合が決まったので2週間という短い期間で準備をし、
しかもアウェーの日本での試合で相手はあの荒木慶大。
年齢も考えると試合を受けるのに勇気が要ったと思います。
相手選手に改めて拍手を送りたいです。

試合後の荒木選手のインタビュー。
「僕はこのベルトに執着があったのではなく、サキオ・ビカにリベンジしたいんや」

この9ヶ月間、サキオ・ビカへのリベンジを目標に努力してきたのに
試合が流れてモチベーションを保つのは大変やったと思います。
それでも、あの試合後のインタビューを聞いていると
彼のこれからの可能性にさらに期待が持てそうです。
でも、荒木選手、しゃべるのむちゃむちゃうまくなってきたな〜。

僕も来週から試合が始まります。
肉離れは完治していないけど、荒木選手を見習って今日から節制します。
ガールズバーはまたもお預けです。

こんな感じのレポートですが、師匠・・・・いけてますか?

2005年7月17日(日)
久しぶりに晴れましたね〜

今日は朝一にソフトボールを見に行ってました。
今、大阪ではナイガイ選手権(大阪で一番大きな大会)の真っ最中です。
知り合いのチームの応援に行ってました。
うちのチームは参加しておりません。
というか参加したくてもある程度のハードルを越えなければ出場資格がないのです。
出場しているみんなは必死になってやっています。
すごくうらやましいです。
エエ大人がたまの日曜日に家族のこともほったらかしにして取り組んでいるのですが
僕はそんな熱いやつらが大好きです。
うちのチーム自体はそんなに熱くありません。
このチームの中では熱くなればなるほど浮いてしまいます。
だから今のチームに主戦場を移したことで少しギャップを感じています。

以前はものすごく熱いチームに属していました。
でも、メンバー不足、資金の問題など色々あって解散しました。
今のチームで以前と同じ雰囲気でやるのは無理です。
若手に「もうちょっとやろや」という声をかけても変な顔をされます。
強いチームと練習試合を組もうとしてもなんやかんやで実現しようとしません。
任意の団体と言うのはそれぞれの取り組み方が違いますので難しいです。
昨日、若手のあるメンバーと話していてはっきりとそれを感じました。
でも、このまま引退するのは嫌です。
会社にも家族にも迷惑をかけながら続けてきたソフトボールです。
投手を続けられるのもあと1〜2年。
自分の方向性に非常に悩むところです。

雨続きだったこともあって、そろそろ1ヶ月間ボールを握っていません。
体がなまって仕方がないです。
ああ〜、ソフトボールがやりたい。

観戦は1試合だけだったので10時には出勤できました。
午後から、ご夫婦のお客様がこられてR2を試乗されました。
広い道まで僕が運転して、後から運転を代わって僕が後ろに乗りました。
R2の後部座席の天井は低いので座高が高い僕が座ると少し窮屈ですけど
初めて乗ったR2の後部座席は楽しかったぁ〜。
ゴーカートに乗っているようで、あのままどこかにドライブに行きたかったです。
御成約いただけるとうれしいんやけどな・・・・

2005年7月16日(土)
再認識

お客様の板金修理が完了し、納車に出かけた。
車種は15年式のレガシィB43.0Rだ。
数あるレガシィのラインナップの中では個人的には一番お勧めかもしれない。
そのスムーズな加速とあふれるトルク感は歴代のモデルになかったものだ。
納車に行ったお客様の自宅が生駒の山上にあって、
途中、阪奈道路という有名なワインディングロードを通らなければならない。
当社から1時間かかるので本来は時間のかかる仕事だが
このお客様の元へ行くのは阪奈道路を通っていけるので
それはそれで楽しみの一つでもある。

外環状線から阪奈道路へ上がる。
レガシィB43.0Rはロール一つすることなく路面にへばりつくように
快調に阪奈道路の曲がりくねった坂道を駆け上がる。
約10分程度のクルージングだが、とても安全に楽しく走れた。
実はこの車のオーナーは年配の女性である。
仕事に使うのでしょっちゅう阪奈道路を上り下りする。
某自動車メーカーで設計を担当している息子さんの要望もあって
安全性の高いレガシィB4を御購入いただいた。
こうやって実際に走ってみるといつもの自分のセールストークが実証される。
特に阪奈のような狭くて直線が短い道路ではこのトルクフルなエンジンが適している。
ターボ車だとAT車ではこの道はちょっときついかもしれない。
ターボが効かない回転域では多分にかったるさを感じることであろう。

帰りは下りなので30Rに乗って帰れるのだったら
スポーツシフトステアマチックを使って楽しめたのだが、
当社の代車でお使いいただいていたインプレッサのGFのモデルのHX4WD。
これはこれでいい車なのだがやはり30Rに比べると・・・・・
ターボ車の段つき感が嫌いな方には30Rは本当にいい車です。

帰ってきてから16年モデルのB4の2.0GTをディーラーまで持っていった。
5KMほど運転しただけだが、これはこれで本当にいい車だ。
すっごく楽しい。そして安全性が高い。飛ばしていても不安感はない。
帰りは整備の出来上がったインプのGDAのWRX-NBR。
STIファンから言わせると中途半端な車らしいが、
ファミリーユースや街乗りでは目一杯適したセッティング。
いや、どれも面白い。

再認識。
スバル車、侮りがたし。

2005年7月15日(金)
日本の会社の美徳

先日、東京に行ったときのこと。
歌舞伎町の夜が空振りに終わったので、
夜の11時30分ごろに東京で働いていた時代の先輩に電話をしてみた。
すると電話の向こうから「おう、今終わるところだから会えるよ」と言う返事が来たので
僕は久しぶりの再会を楽しみに新宿の南口で先輩を待っていた。
時間は夜の12時も近いというのに家路に急ごうとする人がいっぱいである。
どの人もくたくたに疲れた顔をしている。
待っていると偶然、昔の後輩に会った。
髪の毛は真っ白でやはり疲れた顔をしていた。
再会がうれしくて「一緒に行こうよ」と声をかけたが、
「いや、もう帰らなくちゃいけないので・・・」と元気のない声で言い残し
16年ぶりの再会はわずか2分ぐらいで終わってしまった。
少し、悲しかった。
これから電車に乗って1時間以上かけて家に帰っていくのであろう。
風呂に入って飯食って4〜5時間の浅い眠りから覚めて翌日再び会社へと向かう。
家族と触れ合う暇もない。

日本人はいったいどこへ向かっていくのだろう。
たくさん仕事をする人が上り詰めていくのは仕方がない。
「仕事はえさだ。貪欲に食え」という前の会社の社長の言葉が好きだ。
でも、自分の身を切り詰めて仕事以外のすべての事を犠牲にするのは違うと思う。

昔、サラリーマンだった時代に夜の10時ごろに帰ろうとすると
「もう帰るのか?」と言うのが口癖だった上司がいる。
定時に帰ろうものならそれこそ極悪人のように言われる。
その時の僕は若かったのでとにかく仕事の量をこなすと言う意味では
それでも良かったのかもしれない。
でも、家庭を持つ世代に達した人たちはどうなんだろう。
あんな疲れた顔をして、実年齢より老けた顔をして幸せなんだろうか?
日本人は遅くまで働くことが美徳だと勘違いしていないだろうか?
なにも遅くまで働くことが悪いと言っているのではない。
実際に僕も帰宅するのが11時を超えるのはざらにある。
問題は早く帰ることが出来ないから
効率よく仕事が出来ていないのではないかということである。

実際に1日が終わると
「長い時間働いた割には成果が上がっていない」ことが多い。
(実は最近、ずっとそうなんです)
それなら、昼間の仕事を効率よこなして、短い時間で成果をあげて
早く帰るほうがよっぽど充実感を感じる。

高額納税者番付に乗っているスーパーサラリーマンで8時には絶対帰る人がいる。
毎日、スポーツジムや空手道場に通う売り上げ1位のサラリーマンがいる。
そんな人は時間もうまく使い、よく遊び、若く見えて元気そうだ。
そんな人がかっこよく見える。

毎日、そんなに遅くまで何してんの?
たまには早く帰ろうよ。
たまには遊びに行こうよ。
今日は僕もこれを書き終わったら帰ります。
(と言ってももう9時やけど)
そして久しぶりに子供と会話をしよう。(情けない)

ちなみに久しぶりに会った先輩は相変わらずまんまるでした。

2005年7月14日(木)
研修の夜 新宿歌舞伎町編

研修旅行で宿泊したホテルが新宿プリンスホテル。
西武線新宿駅の真上で歌舞伎町の入り口というもう最高ぉぉぉぉのロケーション。
いやが上でも気分は盛り上がります。
歌舞伎町と聞いただけで興奮してしまうなんてやっぱし田舎もんかな?
でも、東京で働いていた職場がこの新宿のすぐそばで歌舞伎町は仕事でも
良く通っていたから、今更興奮と言うこともないはずだったのですが・・・・

しかし・・・・・・15年ぶりの歌舞伎町。全然変わっていて何がなんだかわかりません。
そこは全国チェーンのTAXグループ、東京に詳しい人が案内してくれるから安心です。
「実は調べてあるんです。モデル並みの子がそろって1時間6000円っす」
モデル並みで6000円?「よっしゃそれや、それ行こ!」
意気揚々とその店に向かうはずだったのですが、予約の電話を入れると
月曜日で出勤している女の子が少ない様子。

これでは面白くないと別の店を探そうとしたのですが、久しぶりの歌舞伎町。
どの店に入ったらいいのかわかりません。
ブラブラとしていたら目の前にピンクの「無料案内所」という看板が・・・・
この看板、男性諸君は御存知ですよね。いまや日本全国の男性の見方です。
ぞろぞろと近畿の中古車屋の軍団が無料案内所へLET'S GO!
でも、案内所の従業員。怪訝そうな目で僕らを見ます。
こんなにかわいいグループなのになぜか警戒されている様子。
従業員「そんなに大勢の方が入れるお店はありませんね」
僕「ほんだら3組ぐらいに別れるわ、どっかええキャバクラない?」
従業員「い、いや今日はいいお店ないですよ」
それを聞いた他のメンバーがほかの案内してもらっているお客さんを見て
「こっちの兄ちゃんは教えてもろうとるやないかい!」
従業員「・・・・・・・・・・」
中古車やさんは恐ろしいです。こういう人たちがいるから誤解されるんです。
もう少し僕のようにおとなしく上品に出来ないものかね?

僕らは仕方なく無料案内所をあきらめ、3組に別れて再び街に出ました。
「うーん、どうしよう・・・・・・・」
別れた他のグループのメンバーに電話を入れると
お店を見つけるには見つけたが店内の雰囲気はイマイチとの事。
もう完全に自力で楽しく遊べるお店を見つけるしかありません。
断っておきますが、風俗系統のお店を探していわけではありません。
いや、ホンマですって。純粋に飲める店を探していたんです。

雨の歌舞伎町を良く見てみると、いるわいるわキャッチのお兄ちゃんが・・・・
「よっしゃ、今日はキャッチ大会や」
近くにいるキャッチのお兄ちゃんに「兄ちゃん兄ちゃん」と
かわいく手招きをして呼びかけました。
すると無視・・・・・・・
うーん、東京の人間はキャッチの人まで冷たいね。
「兄ちゃん、兄ちゃん」再び呼びかけます。
するとやっと気が付いてくれて「はい、何でしょう?」
「いや、僕ら飲みに行きたいねんけどな、どっかエエとこない?」
「え、えーっと、キャバクラですか?ヘルスですか?」
「いやいや、普通のお姉ちゃんがおる飲み屋さんでエエねん」
すると別のキャッチのお兄ちゃんも寄ってきて2人でなにやら相談しています。
僕「君らがキャッチのプロとしてお勧めできる店紹介してや〜」
キャッチ「わ、わかりました。では○○○というお店はいかがでしょう。
これならお客様の御希望にピッタリです」
で、キャッチのお兄ちゃんが指差した店は目の前にある地味な看板の店。
「お、よさそうな雰囲気や〜」

狭い階段を上がって案内された店内はなにやら薄暗くてよくわかりません。
従業員「前金で60分1万円になります。追加は女の子の飲み物以外一切ございません」
(良心的やん・・エエ店案内してくれたな〜)
1万円を支払い、暗さに慣れてきた目でよく見てみると2人がけのボックスがいくつかあります。
「あの〜、みんなで一緒に座りたいんやけど・・・・」
店員は僕の要望に変な顔しながらそれぞれを別の席に案内します。
みんなばらばらに席に座ってしばらくすると女の子がやってきました。
その女の子はガタイのいい僕よりもさらにでかく「こんばんわ〜」と野太い声でかわいく挨拶。
(お〜、南海キャンディーズのしずちゃんやぁ)
「わたしも飲んでいい?」しずちゃんがぼそぼそと言います。
「おお、ええで、一緒に飲もうや〜」
「はい、2000円」
ん??????1杯2000円?
でも、いいって言ったものは仕方がないので2000円を払いました。
出てきたのはなにやら緑色した変な液体。
「それ何?」
しずちゃんは僕の質問を気にも留めずに緑色の液体を一気に飲み干します。
のどのゴクゴクという音が聞こえてきます。
「ぶわっー、おいじいぃぃぃ。もう1杯いい?」
僕は静かに「あかん」と言いました。
しずちゃんは気を悪くしたのかそのまま黙ってしまいました。
しばらく我慢していたのですが、ここらで我慢の限界。
「よっしゃ、出るで」
他のメンバーに声をかけて約10分いただけでその店を出ました。
いったい、あの店は何のお店やったんやろ?

先ほどのキャッチの兄ちゃんに文句を言ってやろうと思ったけど
先ほどの場所にはいませんでした。
もうホテルに帰ろう。帰って明日のためにゆっくりと休もう。
と思ってホテルへと帰路に着いたところ、声をかけられました。
「キャバクラいかがですか?」
別のキャッチのお兄さんでした。
「もう、キャッチはいらん。えらい目にあったところや」
ぜぇぇぇったいにキャッチに着いていくもんかと再び歩き出しました。
するとそのお兄さんが
「僕はその辺のキャッチと違います。この道10年のベテランです。」
(ん?10年もキャッチ?それって寒いんちゃうん?)
「この業界リピーターが大事です。
歌舞伎町のキャッチが詐欺師と思われたままでは引き下がれません。
僕が名誉挽回します。知られざる歌舞伎町の超名店を御案内いたします
地元のリピーターも多い店です。でも、今日は入れるかな〜」
一旦は帰ろうと気が萎えた僕はその言葉を聴いて
「君がキャッチのプロとして紹介できるエエ店連れて行ってや〜」

僕らの歌舞伎町の間抜けな夜はまだまだ続きます。

2005年7月13日(水)
帰ってきました。

研修から帰ってきました。
研修の感想は一言で言えば「良かった」です。
まあ、1日目のホンダクリオ新神奈川は予想通りの内容でしたが
改めて伺うとTAX泉北では出来てないことが多かったと感じました。
まあ、「サービスって何ですか?」の質問に対しては
あまり明確に答えていただけなかったけれども
さすがCS満足度日本一、「目からうろこ」も多かったです。

2日目・・・・・・
スバル専門店では日本一といってもいいでしょう。
スバル無事故車専門館オートフロンティア。
埼玉県の会社です。
もう、非常に期待を膨らませて行きました。
3店舗ほど案内されましたが、どの店のスタッフもすばらしい方で感激しました。
見れば見るほど、聞けば聞くほど当社のコンセプトと近い会社です。
でも、なぜこんなにも差が出るのか?
たくさんありますがそのうちの一つは打ち出し方の違いでしょう。
フロンティアさんの打ち出し方を見ると自社のポリシー、コンセプトは
スタッフと直接しゃべらなくてもHP見るだけでも理解できます。
僕が「こうしたらええなあ」と思うことはすでに全部やってます。

でも、確信できたのはやはり今のやり方を守って行こうと思ったことです。
最近はもうこだわりすぎて利益率は低くなる一方だし、
商品のハードルを高くしすぎて仕入れが思うように行かなくて
ちょっと迷いが生じているところでした。
だから、フロンティアさんの成功を見ていると勇気が湧きます。
これからも見習うところは見習って、パクれるところはパクって????
自社の販売に生かしていければいいなあ。

でも、フロンティアさん、申し訳ないけど当社も御社に負けないぐらい
商品にこだわって、整備にこだわって、保証にこだわって、
さらに価格にこだわっています。
うちはうちのいいところを生かしながら、
これからも刺激を受けながら頑張って行きたいです。

まあ、こんな話は良いんでいる人もあまり面白くないと思うので
明日は研修旅行夜の部新宿歌舞伎町編です。
ということで明日に続く・・・・・・・