過去のTop Mail←Top
2009/04/02
地上デジタル高画質・・・。
勢いで１個買ってしまった。
たしかに迫力ある画面と音には圧倒される。
ＷＢＣの決勝戦も楽しめた価値ある１戦だと思う。
が、抱き合わせで買ったブルーレイのデッキに残したいような、
また、残してまた観たいような番組ありますか？
製作費をケチって毎回同じスタジオで、安物芸人集めてのバカ騒ぎ。
それなりに面白いけど、子供たちが、こんな番組しか観ないのがかなしい。
南米奥地アマゾンを行くとかの番組を観はじめると、違う部屋に行ってしまう。
せっかく買っても、奴らの使い道は、お笑い番組と、Wiiテレビゲーム・・・。
あと４個、アナログテレビがあるのだが・・・
買い替えるのをためらってしまう今日この頃です。
定額給付金の申請書が届いたにもかかわらず・・・。
んでも、これまた抱き合わせで買った、重低音のスピーカー内臓のラック、
これがすんばらしい。
古いVHSのビデオを観ていても、迫力が違う。
納品から毎夜、タイタニックで沈没したり、ターミネーターに追われたり、
メル・ギブソンにショットガンで撃たれたり、ブルース・ウイルスとテロリストと戦ったり、
荒野の用心棒になったり、遥かなる山の呼び声になったり、
ま、ブツブツと、風呂の屁みたいに言いながら楽しんでいます＾＾
2009/04/08
旅立ちの時・・・
小学生が中学生になり、中学生が高校生になり・・・。
T1号なんか、いつのまにか中学3年生です。
最近、T1号、2号の幼い頃のアルバムをマチコと眺めています。
そりゃぁ無邪気な笑顔、満面の泣き顔・・・・。
今は・・・いつもムッリ難しい顔。飯食っても「ごっそさん～。」
で、すぐどっかに行っちゃう。ってか、食うのがすごく速い。
猫舌のくせに辛いものばかりの俺がフーフーしてる間に行っちゃう。
来年は進学問題だ。
俺は、後を継いでもらいたいと思っていない。
ってか、継がせたくない。いやらしい医療制度でアタフタするのは俺の代で終わりにしたい。
T1号。小さい頃。レゴのブロックで巨大な神殿を作った。高さが1メートルぐらいの。
楽しそうに解説するのです。「敵が来たら、ここから石を落として、ここから水を流して・・・。」
にこやかだった、たくちゃんから笑みが消えてどのくらいになるだろう・・・。
「僕もお父さんの仕事をしなきゃあかんの？」
あかんことない！まして、つがしたくない！やりたいことしてくれりゃ大喜びさ。
「彦根工業に行きたい・・・。」
うぉ！具体的に指名してきた。ま、チョィと勉強すりゃ難しいトコではない。
そこでＩＴ関係の授業を受けたいらしい。
受けさせられるじゃなく、受けたいらしい。
T1号が、あの頼りなかった たくちゃんが、意志表明しやがった。
その夜、マチコと話しながら泣けてきた。
「物を作って世界に売りたい。」と・・・
見逃してたけど、小学生の卒業アルバムにそう書いてあった。
Japanビルゲイツになっちゃんか？
んでも、この前デジタルテレビが届いて、ちょうどその時俺は東京の葬式で
帰ったら、子供らが、ラックからなにから組み立てて接続してるんやろ・・・。
と、天津甘栗食いながら、何年振りかの新幹線で帰ってきたら、
大きなダンボール箱が玄関に三個積まれたまま。
俺が中学の時だったくらいなら届くが早いか箱を破って
説明書を解読しながら接続したものなのに・・・。
結局、全部俺が接続。力のいるラックの組み立てには、
下ごしらえして、順番にT2号、T1号にドライバーでねじ回しをさせた。
そしたら、「チッ！」とT2号が言いやがった。
葬式から帰ってきていきなり息子の頭を、けっこう思い切り殴った。
倒して、関節技で、「文句言わんと組み立てよ！」と命じた。
仲良くみんなで作ったラック、これだけでも30Kgあるんだ。
と・・・。
話がそれてしましましたが・・・巣立ちの時・・・。
いつかは、親の力の及ばないところで頑張っていかなきゃならない。
嫁を貰い、子を授かり、繰り返しをしていく。
願わくば、息苦しくない家庭、全員で笑える家庭、
冬でも寒くない母屋、これだけは確保してほしい。
ここになら土地は充分ある。家賃も駐車場代もタダだ・・・。
・・・が、できればココは俺の代で、どこか遠くの気候の穏やかなとこへ・・・
田舎特有の愚民のつまらないいざこざに巻き込ませたくない。
これが過疎化の原点なんですけどね。
先日、役員の新旧交代の寄りに行ってきた。
俺は評議員と、青少年育成委をもらってきた。
年頃になったら万年役員です。やっと４年の体育推進委員が終わったのに。
この引き継ぎで、酔った席ではというものの、区長をはじめみんなの本音を聞いた。
・・・・・・・続く
2009/04/09
宝物
先日、くだらない話題を書いてしまった。
生まれてから一歩も村を出ていないようなオヤヂは捨て置いて、
超久々に古いアルバムをめくってみた。
ひとりで泣き笑いしちゃうような写真がたくさんあるのだ。
せっかくの高級デジカメあるんだから、そのなかの一枚を接写してみた。
もう十数年前になっちゃうんですね。橋の下からこの箱を拾ってきたのは・・・。
そりゃもう、たくさん喜ばせてもらいました。楽しませてもらいました。
今じゃもう27cmの靴履くようになってしまったけど、
さすがにチューもさせてくれないけど、
ようやく、対等に戦えるようになりました。
この夏、沖縄目指して毎日、部活から帰ってきた2人を寝技です。
お父さん 右の手首をゆるめてよ 脳死になってもいいのかい？
いいわけありません。宝物だもの・・・・。
2009/04/11
精神崩壊
サダが、とうとう「どうしても部活に行きたくない。」と、休んだらしい。
ウチに患者で来ていても、目はうつろだし、動きはトロいし・・・。
サダ・・・95kgで大将。そんな身体だから１年の時から大将やらされてる。
負けは論外、引き分けはお説教、勝ってもお説教。
激しい性格の子なら燃えるのだろうけど、サダは身体はデカくても蚤の心臓。
今年は、ここ近年では全国大会を目指せるメンバーが揃った最初で最後。
これを逃すと、氷河期が訪れるのは目に見えているのです。
先生のシュミレーションでは、決勝戦で、２勝１負２分、あるいは、２勝２負１分。
で、代表選でサダが取る。なんとも一本橋の上を歩いているような焦燥感。
T１号の役目は１分。引き分け要員に抜擢されて寝技をしこまれてる。
２勝の一人にはT２号も含まれているのだが、奴は何とも思っていない。
仮に負けて先生にお説教されても右から左に抜けちゃう。明日には忘れちゃう。
以前、大会の前に先生が電気バリカンを持ってきて、全員を五分刈りにしました。
そんな中で、１年生のT１号だけが「冗談じゃねぇ、絶対に刈らせない！」
と、逃げ帰ってきた。T１号がまもなくきれいな坊主頭で帰ってきた。
「坊主になるぐらいなら死んだほうがマシや！カッコ悪ぅてかなわん。」
仕事から帰ってきた母ちゃんに、自分の武勇伝を話すわけだ。
誰が思い通りになるか！とか・・・。
「ばっかかお前！！ 生意気言ってないでさっさと車に乗りな！」
遅くまでやってるサミットに連れていかれて、700円の五分刈りにされちゃいました。
先生よりも母ちゃんの一言は怖いようだ。
「似合うやんけ＾＾」 言ってやったら「ケッ！」だって。笑いが止まらなかった。
今夜は、その「サダを励ます会」をすたみな太郎でやるらしい。
全員ではないけど、柔道部員と、親で食いまくる。
俺は村の役員会で行けない～～＞＜
早く立ち直ってほしいものです。ってか、学校に行きたくないとか言いだしたら大変だ。
巨大ニートになってしまう。
ウチの子は我ながら安定感があります。あのT１号でさえ、鼻歌唄いながら部活から帰ってくる。
中学校なんか、ウチから500メートルなのに、朝、３０分も早く朝練に出ていく。鼻歌を唄いながら。
母ちゃんが言えば、布団を干したり、風呂を洗ったり掃除機かけたり、
まだまだ素直です。でも、俺が言ったぐらいなら、「ケッ！」
で、また俺に首を絞められちゃう。
2009/04/17
非常持ち出し袋
久しぶりに点検してみた。
とりあえず、袋にこれだけ入れて、診療所に置いてある。
燃料、工具、懐中電灯、発電懐中電灯、食器、
バーナー、コンロ、マッチ、石鹸、ハサミ、ガス＆オイルライター、
短波も入るラジオ・・・。
照明用のガスランタンも着火してみた。
これだけあれば、家に押し潰されなければ、家族全員が３日は生きていける予定。
この他に持ち出し箱。中身は水やら、缶詰、レトルト食品、
炭３kgと簡易コンロ。潰したダンボール１０個。
カイロ、アルミのシーツ人数分、５人じゃ狭いけど、テントとタープ。
バーベキューコンロ、たこ焼き器も入れたいトコだが、嵩張るし
具材をいつも用意しておけないので、断念。
夕べ、ランタンとかストーブの着火の仕方をレクチャーしようとしたら、
嫁さんがせせら笑う。「また～なんか買ってほしいの～～？」
いや・・・満ち足りております。失いたくないだけです。
暗闇にロウソクの灯りひとつの生活なんか、俺と婆さんしか知らない。
ってか、これ、昔から、バイクのツーリングに出る時にいつもバックの中に入ってた仲間たち。
日本中を一緒に周ってきた二十数年来の相棒たち。
嫁さんや、子供たちよりも付き合いが深い。
真っ暗闇でも分解組立できるし、火は確実におこせるし、ほぼ必要最低限。
・・・って・・・なんか・・・野宿の旅に出たくなってきた。
持ち出し箱の中の、コンビーフを２個盗んできた。
あと、自警団のハッピと帽子、これはいつも手元に置いてある。
なんぞの時は真っ先に走らなきゃだから。んで、子供に機材の使い方を教えようとしたら、
嫁さんも、子供も、お笑い番組を見るのに忙しくて相手にしてもらえなかった。
独り診療所でコンビーフと、ホテイの焼き鳥を独り器具点検で温めて、
余熱で酒も燗して、そりゃもう気分は旅人。
部屋でテントを張っていたら嫁さんに怒られた。
雨漏りチェックやと嘘吹く。
2009/04/19
あたりや
また、柔道に行く一本道、つまらない交差点で撥ねられそうになった。
あたかも、この前跳ねられた同じ場所、同じ時間、
しかも相手が同じ娘。 またノーブレーキで赤信号を無視して突っ込んできた。
俺は学習能力があるから今回は事前に止まった。
奴と確認して、背負ってた柔道着のカバンを道の真ん中に放り投げた。
そしたら、そのカバンを撥ね飛ばして、急ブレーキかけて２０メートル先で止まった。
怒り顔で娘が車から出てきた。「あんた、何考えてるん！？」
で、俺の顔を見て、フリーズ。
「ねえさん、ここは、一旦停止って書いてあるし、それを無視してこの前俺を撥ねたし、
もうしませんと約束したのに、またノーブレーキやったな・・・。警察呼ぼうか。。。」
呆れたことに免停９０日中やんけ！泣いて許しを乞う。
が、もう遅い。親を呼んだ。
もう、「あたりやで」ある。金銭を要求しないだけ良心的なあたりや。
不貞腐れてる娘を尻目に、呼ばれた御両親は平身低頭・・・。
「この女、いつかデカい事故起こしますぜ。この前も俺を撥ねたし・・・」
「・・・・・ぇ！！え！！撥ねたんすか！？」
家では一言も言ってないらしい・・・。
そう、そして、お互い怪我がなくて良かったね、
今度からは信号は守ろうねと、約束したのに、
またノンストップですわ。あらゆるトコでやってると思いますよ。
「私たちは何をしたらいいんでしょう？」
バカ娘から赤いアウディを取り上げることやな・・・。
ってか、この前撥ねられた時にギターが壊れたねん。
「こっちの不注意もあるから手打ちだったけど、
このブレーキ跡見てみ・・。明らかに殺意感じるやろ？」
「わ、私たちはどうしたらいいんでしょう？？＞＜」
なんか、因縁つけてるヤクザみたいになってしまった。
仕事柄、事を荒たげないし、幸いむこうも俺の素性を知らない。
「この前轢かれた時、ギターが折れましたんや。それを弁償してチャラでどや？」
「お、お、おいくらになりますのか・・・・＞＜＾＾；」
「２万円っす。」
「あはは、そんなしょぼいモンでしたか！！ホッとしましたわ＾＾」
仏の顔も三度まで。さすがに腹が立った。
子が子なら、親も親ダ。
娘の目の前で、このクソ親父をねじ伏せて、アウディのボンネットにネジ付けて、
２０メートル先の交番に引きずって行ってお巡りさんにもきてもらった。
「んじゃ、先生、２万円の物損で処理しちゃっていいんかね？」
「おぅ。幸い俺も自転車も無事でしたから・・・ただ、あの娘見てみ・・・。」
携帯電話でケラケラと喋ってる。娘の親父・・・コレが切れた。
駐在さんの前で娘を殴り倒した。ま、ひとつの正解やわな。
「んじゃ、先生、ほんまに２万円で示談でええんか？」
「ほんま言うと19800円なんやけど、あの親子むかつくやん。で、２万！」
「３万とかふっかけたらどないでっしゃろ！？」悪乗りする駐在さん。
・・・もう２万って言っちゃったんです・・・。「こりゃまた惜しい・・・。」
駐在さんが、急に身近な存在に思えた瞬間であった。
警察立会のもとで、まぁ丸く収まったけど、あの娘・・・。
「あれは性根変えなあかんわ。いつか、どこかで人を轢き殺しよるで。」
オヤヂに殴られた後も、あいかわらず携帯電話をいじってる。
オヤヂがさすがに取り上げて地面に叩きつけた。
ということで、完璧に修復された青いギターなのに、
２万円の慰謝料が転がり込んだ。
家に帰って嫁さんに話したら、「儲けたじゃん！＾＾」誰も俺の身体の事を心配してくれない・・・。
しかも、その２万円は、T1号の修学旅行の費用にすると取り上げられてしまった。
・・・まさに身体を張って稼いだお金で、子供を修学旅行に行かせるの図・・・・・・・・。
2009/04/21
沖縄
明日から、T1号が沖縄に修学旅行。
たかだか２泊ぐらい、リュックでええやん！って言ったら、
荷物はトランクに入れて荷室に入れなあかんらしい。
幸い、婆さんのトランクがあったから、色も黒だから、
T1号、なんか喜んで、パンツとか詰めてる。
デジカメ貸したろか？・・・
「あかん。普通の（35mm）と、使い捨てだけらしい。壊すといけないから。
う～ん。修学旅行なんだか子供扱いなんだか、手荷物検査でおとな扱いなんだか・・・。
お前なぁ・・・。南国パラダイスに遊びに行くような気じゃあかんで。
大戦中、ひめゆりの女学生の集団自害とか、防空壕への火炎放射とか、
ちょっと先には、おまえらのひい爺ちゃんも眠ってる、レイテ島。サイパンやラバウル・・・。
「ちょっと、歴史の重さみたいな、痛さみたいなのも見てこいよ。
そんでな、父さんに、払い下げの迷彩色の服買うてきてくれ・・・。」 一万円渡した。
「あかんねん。小遣い12000円やし、もう、母さんに貰ったし。」
融通の利かないオタンコナスだ。
俺らの修学旅行っていったら、暴れる、抜け出す、戻らない、捜索、
他校との乱闘、んで補導、とうとう俺達の次からは、東京のどの旅館も受け入れてくれなくなってしまった。
ディズニーと、沖縄、九州を順番で、今回は沖縄が当たった。
迷彩柄のダイバーウォッチをやったら、やたら喜んだ。はめて寝てた。
子供なりに島の歴史とかを事前にレポートにまとめたり、話を聞いたり、
だが、近くに ひい爺ちゃんが眠ってると聞いてびっくりしてた。
ということで修学旅行。俺の時は「東京見物」 By新幹線。
かなり前から訓練があるんですよ。体育館に新幹線車両の大きさに線をひいて、
「はい！今、新幹線がホームにつきました。停車時間は１分です！ Go！」
あかんがね、出席番号最後の方やで、毎回乗り遅れ。そのたびに頭しばかれて、
前がだらだらしてるからやろ！とも言えず、また乗車訓練・・・。
T1号に、お前らも飛行機に乗る訓練泣きながらしてるんやろ！？ と、聞いたら、
なにもないらしい。 ひ、ひこうきだぜ。大丈夫なんか？
2009/04/26
沖縄 Ⅱ
T１号が沖縄から、帰ってきた。普段は寡黙なせがれが喋るしゃべる。
お土産は、父さんには米軍の払い下げの軍服とか、
あるいは、火薬を抜いた手榴弾、はたまたアーミーナイフ・・・。
「あかんねん。そういうトコは立ち入り禁止やった・・・。」
「ほやけど、父ちゃん、こんなん好きやろ？」
小さな小瓶の・・・・幸せの星の砂
これ１個で幸せになれました。
初めて子供に貰ったプレゼント・・・
過去のTop Mail←Top
Copyright (C) 2001 Tarou's Homepage. All Rights Reserved.