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2002/02/01

夕べ、いきなりインターネットに接続できなくなった。
よくあるビジーかと思ってそのまま寝てしまったのだが、朝になっても繋がらない。
「パスワードが無効です。」とか、コンピが言う。違うアカウントから入ると接続できるのだが、
メインのプロバイダーが黙りを決め込んだまま・・・。全ての設定をメインのにしてあるから不便である。

仕方なしに、何処に仕舞ったか分からない書類を家捜しして、テクニカルサポートへの電話番号を見つける。
てっきり、音声だけの案内で、たらい回しされるものと思い込んでいたが、以外にも優しいお姉さんが出て、
懇切丁寧に相手をしてくれた。接続中に、サーバーにトラブルが発生したため、
パスワードが重複してしまったとか何とかの説明を受けながら、
言われるままに再起動して接続したら復旧できた。

2002/02/02

我田引水

近所に、10歳のオジサンがいる。今年、小学生の息子に年齢が追いつかれる。
4年に一度しか歳をとらないのだ。もうお分かりですね。2月29日生まれなのである。
10歳のくせにタバコも酒も飲む。しかも俺より強い。困った10歳である。

ということで、今年っていうか、この冬は雪が少なくて助かっている。
例年ならもう、朝の6時に起きて通学路やら、
誰も通るはずもないような農道の雪かきを何度となくやっているハズなのだが、
まだ一度も出動していない。
助かるが、地球温暖化が心配である。
今年の夏も水不足で、田んぼの水の取り合いで喧嘩が起こるのか・・・。

これまた近所に「我田引水オヤジ」っていうのがいて、
水の少ない時期に人の田んぼの取水口に泥を詰めて、
自分の田んぼにだけ水が入るようにしてしまうのがいる。
みんな一晩中取水口の傍に軽トラを停めて荷台で仮眠しながら水の番をしてる。
俺の田んぼは農協に全面委託してるから気が楽だけど、
我田引水オヤジの田んぼとは隣り合わせである。

2002/02/03

あきらめろ

近所に面白い看板が設置された。
「諦めろ!シートベルト!○○警察署」 最近では、世も世だから、大概のことでは驚かないが、
いや、恐れ入った。そりゃ俺が子供の頃は、シートベルトもオプションだったり、ガソリンスタンドで売ってたりしたよ。
が、今の時代にシートベルトをあきらめろとは・・・。

っていうか、節分である。2号が保育園でかわいらしい顔をした鬼のお面を作ってきた。
黄色鬼。どうやら俺が被って豆をぶつけられるらしい。ヒーヒー言いながら逃げるマネをする・・・。
撒き終わったら、掃除も黄色鬼の仕事らしい。

しかし、この豆、昔は何であんなに美味しかったんだろう?確か、給食に、小さい袋に入った豆が出たのを覚えてる。
風邪とかで休んでる子の分を皆で取り合いしたなぁ。家でも、6粒とか、7粒しか食べられない頃は、
早く大人になって40も50も食べたいと思っていたものである。今は36粒食べるのもうんざりサ。
大婆さんなんか、96粒も食べなければならない。お気の毒である。っていうか、大婆さん、
普段から柿の種でも袋抱えてバリバリ食ってるから、豆ぐらいでは驚かないか・・・。

2002/02/04

赤いミキハウス

いやいや、ようやく1月分の保険請求が完成した。
今回は、早く midi のソフトで遊びたくて死に物狂いでやっつけたから、案外あっという間に終わってしまった。
しかも、 PC のプログラム入れ替えがあって、今まで一番嫌いだった手書きの作業の半分以上を PC が処理、
印字してくれるようになって大喜び Tarou 。
喜びに打ち震えながら乾杯しているのである。
そんでもって、新しいソフトの操作がチョッとだけ分かってきた。

あんなことも、こんなことも出来るようになってきたし、何よりも、紙のマニュアルがあるのがありがたい。
やはり活字人間は、本じゃなきゃ駄目だ。 PC でいくらチュートリアルを読んでも全然頭に入らない。
が、いきなりハイテク化されてしまったので、戸惑っているのも事実。来週、師匠を招いて勉強会である。

話は飛ぶが、1号に自転車を買ってやった。ブルーの、子供用のマウンテンバイク。
生意気に6速もギアが付いている。

今までは粗大ゴミの日にかっぱらってきた、赤いミキハウスの一流メーカー品に乗せていたのだが、
両輪ともスリックタイヤで、この前、両輪共が一度にパンクしてしまった。
「お父さんのと同じタイヤが付いてる!」「むっちゃ速い!」
やはり男の子なんだなぁ。あと、10年もすると、内緒で友達のバイクでも運転してすっ転ぶんだろうなぁ。
柔道の受身をしっかりと叩き込んでおかねば・・・。

2002/02/05

いつの世も・・・・

2〜3月は、少年柔道の試合が目白押しだ。まぁ、個人線は皆が出られる試合が多いのだが、問題は団体戦である。
それぞれ皆、このクソ寒いのに親御さんが送り迎えして、他にも一年を通してやれクリスマスだ、
やれ夏祭りだと駆り出されて、強い子の親も、ショボイ子の親も出動回数は同じ。

野球部程ではないが、親、子供、指導者間の葛藤があるのである。この前から、
同じ指導者のピグモン・フクシマさんと選手決めで困ってた。
困った挙句、今夜のスポ少には、できるだけたくさんの親にも来てもらって、その目の前で試合をさせて、
「今回の成績で今度の選手を決めます!!」   後腐れなしである。

当然、我が子は団体戦の選手から外れた。が、見ていて分かるのです。お父さんが審判をしている。
何としても勝ちたい。だけど負けちゃった。悲しくて泣けてくる。フゥウゥゥ〜。
涙をこらえる我が子・・・。なのに、何の思慮もなしに「何やってんのよぉ〜!!?ボケぇ〜!!」
嫁さんがセガレに罵声をあびせるのが、次の試合の審判をする俺の背後から聞こえてくる。
なぁ、息子達よ。男はつらいよなぁ。

2002/02/06

出っ歯ぁ〜〜?

「パパァ〜!明日こそは床屋に行きなさいよ!授業参観なんだから!!」嫁さんが唸る。
「何で参観日だからって俺が散髪に行かなあかんねん?」
「何、暢気なこと言ってんの!その日私、仕事を休めないのよ。」
ということで、俺が仕事の昼休みに小学校に行くことになってしまった。

去年、プール当番と運動会とでの2回しか行ったことがないから、もう緊張が始まった。
美しくなった頭をてっぺんに乗せて恐らくママさんが多いであろう教室に単身乗り込む。
「ねぇ、チョットチョットォ〜、あの素敵な男の人、誰のお父さん?」
行く前から女子児童、さらに周囲の母親連中からの囁きが頭の中ですでに聞こえている。

しかし、女は何でもよく知っていて恐縮してしまう。
「多分、ピンク系のワンピースを着てくるのが美咲チャンのお母さんで
、黒のブラウスに茶色の毛皮を合わせてくるのが巧クンのお母さん。
出っ歯に真っ赤の口紅が涼クンのお母さんだから、確信が持てたらチャンと挨拶するのよ。」
出っ歯の赤い口紅が3人いたらどうしたらいいのだ?やけっぱちで真中の女に挨拶するのか・・・?

2002/02/07

診断書

一度帰った患者がしばらくして戻ってきた。
「先生!今そこでシートベルトで捕まった。診断書を書いて下さい。」
「????」
こういうことである。とっさに、首を傷めてるからシートベルトが出来ないと嘘をついたらしい。
そしたら、警察が、治療をしているトコの診断書を持ってきたら許してやるとか言ったそうだ。

それならば、俺は確実にシートベルトを締めるから心配ないが、
もし、スピード違反で捕まったら、「足を痛めてるからアクセルを踏みすぎた。
今、診断書を書くから許してくれ。」・・・・・通用しないな。
果たして、彼女、無罪方面となったのか・・・?
今度の来院が楽しみである。しかし、頭イイよなぁ〜。

2002/02/08

授業参観デビュー

世間では明日から三連休らしい。嫁さんと中婆さんと、子供たちの四人は、
大阪にキノシタ・サーカスを観に行くそうである。
家に残るのは大婆さんと俺だけ。
年功序列の我が家では、明日の昼飯に、俺が大婆さんに何か作ってやらなければならない。
最近、味ボケしてるからカップラーメンでいいか・・・。

しかし、95歳ともなると凄い。例えば6人家族で、6個のデザートがあったとする。
大婆さんは夕食を真先に食べ終わってしまい、2個でも3個でも食べてしまう。
結局、俺と嫁さんが食べずに子供たちに譲るのである。

歳を取ると子供に帰るというが、わがまま三昧である。
この前も「アサヒ(近くのホームセンター)に連れて行け。」
とか言うから昼休みに車に乗せて行って来た。
信号で止まる度に反対側の信号を指差して「青なのに何で止まるんじゃ!」とか怒るし、
店に着いて、婆さんが畑の用品を見てる間、俺はカー用品のトコにいたら、
「○○町からお越しの Tarou 様、お婆さんがお呼びです。
直ちにサービスカウンターまでお越しください!!」
呼び出されてしまった。

「おまはんは、ワシが、重い肥料袋を運んでいるというのに、何処に行っとったんや!
この、クチバシの黄色いヒヨッコめがぁ〜!」
大婆さんの口癖なのだが、大衆の面前でうろたえる Tarou 。耳が聞こえないから声もでかい。
帰ってきたら、夕飯の時に、「今日、 Tarou を連れてアサヒに行って、カブラの種を・・・。」である。
俺は連れて行ってもらったらしい。
確かに、婆さんの買い物篭に電池とか、電球とか、カセットテープを放り込んでおいて、
婆さんのレジが済むとカゴから取り出して知らん顔してはいるが、
今回は、何も買ってもらわないうちに呼び出されて怒られた。

ということで、今日は授業参観デビューだった。なんと、男親は俺一人。
校舎に入っていくと我が子1号が、「お父さんが来たぁ!」こっちに走り寄って来る。
それにつられて他の悪ガキも走ってくる。
そいつらを逆さまに吊るしたり肩車しながら教室に入る。
半分ぐらいはいつも我が家に入り浸っているような子供たちである。
「いつもウチの子がお邪魔してスミマセン。」親御さんからも声をかけられる。
子供の顔は知っているが、母ちゃんの顔はあまり分からない。
「イヤイヤ、気にせんといて下さい。何にもお構いできてませんので・・・。」

嫁さんが言っていた、ピンクのワンピースもいないし、余りにも暖かだったから茶色の毛皮もいない。
出っ歯は二人いたが、青と紫の口紅だ。
目が泳いでる俺に子供たちが登りつく。
担任の女教師には怒られるし、結局、子供にしか好かれてない俺だったようだ。
が、俺の一番のお気に入りの詩織チャンは、風邪で休んでた。あの子、カワイイのになぁ〜。

2002/02/09

ということで、京都までサーカスを観に行ってた一行が帰ってきた。子供たちは、
目をギラギラさせて一部始終を話したいのだが、
俺が「ピエロがわざと空中ブランコから落ちたダロ?
象が逆立ちしたダロ?」とか尋ねると、「何で知ってんの?お父さんも観てたん?」
当然答えはご推測の通り。「お前達の次の電車で行って、見てきたんやんけ。仕事をサボって。
熊が漕ぐ、チッコイ自転車カワイかったなぁ。」

が・・・。「熊さんなんかいなかったでぇ〜!」「本当は行ってへんのやろぉ〜!」口々に言われてしまった。
しかも、「行ったんならこの下敷きを持ってるハズや!!
とか言いながらサーカスの写真が入った下敷きをブンブン振り仰ぐ。
スポンサーのロゴが入ったヤツである。
「お父さんなぁ、早く仕事に戻らんならんから慌てて帰ってきたんで、
その下敷き貰い忘れて帰ってきてしまったがな。」
とか言っても、もはや遅い。「嘘やろぉ〜!?
本当は行ってへんのやろぉ?キリンさんが何したか言ってみいゃ〜!」口々に罵る。
ゲッ!サーカスにキリン!?・・・分からん。「首を8の字に捻ってたなぁ」言ってみたが虚しいだけである。
「アホやぁ〜!!やっぱ観てへんわ〜!キリンさんはお客さんが投げたバナナを食べただけや」

「あぁ!行ってへんがな!」

2002/02/10

臨時収入

組合の理事会で大津まで行ってきた。思いがけず13年度の役員手当48000円也を貰ってしまった。
金を持つと気が大きくなってしまう俺。帰りに、カメの餌やら、 PC 雑誌やら、焼酎やら、タバコ。
考えうる贅沢三昧の限りを尽くしてしまった。そんでもって、家に着いて、嫁さんに46000円をあげてしまった。
もう、一文なしである。

2002/02/11

酒を飲んで、ギターを弾いて

今日、我が家に PC のお師匠をお招きし、お力を借りて例の midi 関連の周辺機器をサブ PC に接続したり、
ドライバをインストゥールしてみた。サブ PC が何だか凄いことになってしまった。
ドラム、ベースの音が重低音で鳴り響くのである。たかが midi ファイルごときで・・・。
万人向けに作ってるファイルでこのありさまダ。
自分用に設定を変えたファイルを作ったら、さぞかし鳥肌ものができるんだろうなぁ。

ということで、師匠とは、大昔からの腐れ縁である。
中学の時、スクーターで暴走して大目玉もらったり、
部活で全国大会に行ったり、同じ女を好きになったり、
とにかく仲良しなのである。
今日一日、PC で遊んで、後半は恒例のギターセッション。
もちろん彼の方が上手。
奴が奏でるギターに、俺がついて行くのだが、お互いたま〜にしか弾かないもんだから、
弦を押さえる左手の指が痛ぇ〜!

2002/02/13

明日はバレンタイン。日本中の男達が悲喜こもごものドラマを演じる日である。
俺ぐらいの年齢になってしまうと、嫁さんが子供にプレゼントするついでに、アーモンドチョコでも用意してくれたら上等だ。
人並みに頂いていた時代もあったのだが・・・。

ひとつ、忘れられない甘〜い想い出がある・・・。あれは、研修時代。
患者だった二十歳前後の女の子が、俺に好意を持ってしまった。90Kg ほどあるおデブちゃんなのだが・・・

バレンタインの日に、プレゼントをくれた・・・。大きなハンカチに包まれた大きな四角い物体。「開けてみて・・・。」
熱を帯びた視線を俺に投げかける。恐る恐る荷を解くと、小学生のお道具箱ぐらいの大きさのタッパに一杯のババロア。
「食べてみて・・・。」
「い、今、診療中だし、夜食うよ。」
「食べて・・・今。」
何を食べて欲しいのか分からんが、しばらく付きまとわれて不安な毎日を送ってた覚えがある。
ということで、義理チョコはいりませんからねぇ〜。(誰がくれるんだ?)

2002/02/14

バレンタインということで、たくさんのメール、はたまた、カードを頂きありがとうございました。
このようなオジサンが、うら若き女性達からさまざまなメッセージ等を受け取ってオロオロしています。
とても全員の方にはお礼を言って回れないので、この場をお借りしまして、
高い所からではありますが皆様の今後益々のご発展と、
ご健勝をお祈りして乾杯の音頭を・・・って、新年会の余韻が抜けてないやんけ!!

ということで、今年の収穫は、シガレットチョコ3箱、白菜3個、大根6本、自家製コンニャクといった具合である。
やはり、ロレックスの腕時計とか、ダンヒルのライターとかは今年も貰えなかった。が・・・、
頂き物の、畑で捕まえたばかりの素材で女達が作った今夜の鍋は最高に美味しかった。合掌。

2002/02/15

0.03秒

世界のトップ選手ともなると大したものである。
僅か0.03秒の差で金と銀とに分かれてしまう。厳しい世界である。
悲しいかな、清水選手は身長が低すぎた。ということで、ひとつ考えがある。

肉体的なギャップを埋めるために、選手全員が同じ身長になるように、帽子を数種類用意したらどうだろう?
身長の低い人は、烏帽子みたいなのを被って、背の高いのは水泳キャップみたいなの。全員が同じ高さ。
ゴールの判定は、帽子の先端がラインに達した時のタイムで争う。間違いなく0.03秒を覆して清水の勝ちである。

っていうか、スピードスケートのスタイルは非常にカッコ悪いと思うのは俺だけだろうか?
空気抵抗を考慮してなのだろうが、あのアーモンドみたいな形のヘルメットもチャンチャラおかしいし、
ピチパチのスーツも気持ち悪い。
しかも日本人には似合わないサングラス。見てるとケツが痒くなる。俺だけだろうか?

カーリングも変だ。

俺にはあんな作業は恥ずかしくてとてもできない。何時からオリンピックの競技に加わったのだろう?
夏の「カバティ」に肩を並べるヒット作である。「バカでぇい、バカでぇい。」
しかし、成績上位の里谷よりも、上村の方が新聞とかで写真が大きいのは何故だ?
やはり、夏の甲子園、観客席の法則だろうか?

2002/02/16

教え

親父が死んだ時、俺はまだ幼かった・・・。
が、今でも覚えている。柔道着を着せられて、畳に叩き付けられて、痛くて俺が泣くと、
「男が泣くのは、勝負に勝った時と、
親が死んだ時だけだ!」とか言っていた。そうなのか・・・。

と思い込んで今まで頑張ってきたが、昨日のドラえもんスペシャルを観て泣いてしまった。大人のくせに。
だって、ジャイアンったら・・・。
ということで、最近、セガレ1号に元気がない。
2号と違い、争いごとが嫌いなオットリタイプだから、柔道をやっていても覇気がない。

昔の俺とソックリである。明日試合なのだが、今夜から緊張してしまっている。
2号は、風邪をひいて保育園を休んでいるにもかかわらず、試合を楽しみにしている。
常に戦闘体勢。ふと、子供部屋を覗くと、1号はゲームボーイをしてるというのに、
2号は腹筋運動とか、スクワットをしている。
どちらも俺の気質を受け継いでいるのだが、極端に分離してしまったようである。

2002/02/17

悔しかったら勝って泣け

今日はセガレ達の柔道の試合だった。
いつものごとく2号が入賞。風邪を引いてて、39度の熱があるにもかかわらず試合間近に会場に来させて、負けると同時に家に帰らせた。
「頭がフラフラする・・・。」とか言いながらも、開始の合図と同時に駆け出して、秒殺3回。
最後は、いつも決勝で当たる子に押さえ込まれて負けたが、立ち技では押していた。結果、銅メダル。

兄ちゃんは、今回も一回戦負け。しかも、午前の部の団体戦で負けた子に、午後の個人戦でも当たってしまった。
運悪く、俺が審判・・・。

「押さえ込まれそう・・・、いや、押さえ込みに入ったかな?
イヤイヤ、まだ逃げられるかもしれない・・・。」
自分の道場の子だと、審判員はみんな心なしか不利な判断を遅らせ気味になるが。

これが我が子となるとかえってかわいそう。ひいきされてると、
他の子供たちからたちまちブーイングが出る。

結局は、余計に厳しい審判を下すことになってしまう。

負けは負け。敗者にかける言葉などないのだが、
たまたま観戦に来ていた婆ちゃんが慰めの言葉を言ってしまったもんだから、1号、男泣き。
身体は小さいが、あいつにもプライドってもんがあるんだなぁ。いつの間にか成長してくれている。

2002/02/18

最近、ふとしたことから、大変高価なローランドの外部音源やらを手に入れてしまったのだが、
業務用の PC をいじるのは怖いので、サブの PC に接続して
、いろいろなドライバをインストゥールして、コンポにも接続してみた。
俺ごときが作った midi が、それはそれは見事な重低音を響かせて演奏されるようになったのだが、
どこかおかしい。

音のバランスとか・・・。良く分からないのだが、根本的な作り方が違うような気がしてきた。
まぁ、インターネットに接続してあるこの PC では、聴き易く鳴ってくれてるからいいけど。

皆さんの PC でどんな音がしているのか心配になってきた。
midi に詳しい方がおられましたら、俺のファイルの中身を覗いて、おかしなところを教えて欲しい。頼みます。
ということで、昨日、高熱を押して柔道大会に出場させられて入賞を果たした2号・・・。
今日はダウンしています。ごめんなさい。お父さんが悪かったよ・・・。

2002/02/19

浅間山荘事件から30年が経つらしい。今日のニュースで言っていた。

浅間山荘事件・・・。30年前といえば、俺は5歳。
大人たちがテレビにかじりついて観ていたのをおぼろげに覚えている。
観たいアニメも見せてもらえず、腹を立ててたことで思い出す。
が、何を見て大人が興奮しているのか分からず、
時々画面を覗くと、相変わらず山の斜面に立った山小屋が映ってるだけ。
こんなんの何処が面白いのか・・・?
っていうか、アポロが月に着陸する時も大人たちはテレビばかり観ていたなぁ。
その時の、異様な雰囲気を覚えてるだけだが・・・。

今から30年後、「今日、アメリカにおける、イスラム原理主義者によると思われた同時多発テロから30年が経ちました。
現場となった世界貿易センター跡地で、追悼集会が・・・。」とかのニュースを見て、
セガレ達は、「あぁ、そういえば昔、親父達が「海外旅行なんてしないのが一番賢いんだ。」
とか負け惜しみを言っていたなぁ。とか、言うんだろうなぁ。

2002/02/20

我が子 雪の中

国会生中継にはウンザリである。どいつもこいつも己の保身のためにしか働いていない。
あんなくだらない答弁の為に、一日ごとに数億円が無駄になるらしい。
後ろの方に座ってる奴なんか、居眠りしてるやんけ。
国を良くしようというのなら、それもよかろう。
が、お互いが上げ足を取って、言った言わないの繰り返し、責任の擦りあい。

ということで、この冬初めて雪らしい雪が降った。

一年生の我が子1号にとって、初めての雪中行軍である。
横から叩きつける吹雪の中、消えて行く後姿を見送った。
嫁さんも、2号も、婆さんも、みんな風邪でダウンしている。
元気なのは、俺と、1号だけ・・・。

午後、仕事の最中に1号が学校から帰ってきた。
何処でどうすればこんな風になるのか?全身ドボドボ。

起き上がってるのは俺だけ。
患者を待たせて、お着替えである。
情けないことに、我が子のパンツやらシャツが仕舞ってある場所がわからねぇ。
二階に駆け上がって、ひっくり返っている嫁さんに聞いたり、
熱いココアを作ってやったり、健気な俺。

2002/02/21

馬鹿につける薬なし もちろん飲む薬もなし

以前の話題なのだが、シートベルト非装着で捕まった患者が、
とっさに「首の治療中だから掛けられないんです。」
とか言ったら、診断書を持ってきたら許してやるとか言われた事件。
恐々書いてやったのだが、結果、無罪放免になったらしい。
みんな、シートベルトで捕まったら、保険証を持ってウチに来い!
っていうか、その患者、「この前書いて貰った診断書、無くしてしまったから、
                    今度も捕まったら、また宜しくお願いします。」

・・・何とも馬鹿野郎である。何故に警察が取り締まっているのか、何故に捕まったのか
分からない奴ってのは、とことん分からないんだなぁ。
が、商売である。馬鹿が相手でも、用紙に数行書いて、
ハンコを2、3箇所押すと、2500円貰える。ドンドン捕まれ、馬鹿野郎。
ということで、久しぶりに亀の水槽の水を換えてやった。
飼育記録を見ると、最後の記帳が12月31日・・・。

二ヶ月近く放ったらかしだった。もちろん、餌は毎日やっていたが、
しばらく前から水は真っ黒け。中で蠢く二匹の亀は、姿の確認不可能。
今日、水槽の水を抜いて「ビクッ!」記憶にある姿より二周りも大きくなっている。
しかも、暗闇の中で過ごしてきた二匹、オスとメスなのだが、
久々のご対面で、興奮しあって暴れまくり。

2002/02/22

おっ、2がたくさん並んだぞ。なんとなく嬉しい。しかし、暖かくなったなぁ。このまま春になればいいなぁ。
ということで、家中、風邪ひきばかりである。ひいてないのは俺と、95歳の婆さんだけ。
相当強い DNA を受け継いだようだ。1号、2号にも、薄まってはいるが、引き継がれている。
この DNA を持たない嫁さんと母さんは、風邪がひどい。
まぁ、俺の場合、毎晩腹の中をアルコール消毒してるからというのもあるかもしれないが・・・。

2002/02/23

事故多発地帯

明日は、組合の臨時総会で、またまた大津まで行かなあかん。
役員だから、大嫌いなスーツやら、ネクタイを着けて行かなければならない。
革靴も大嫌いである。
これが嫌でサラリーマンにならなかったのだ。
毎日、絞めてくネクタイを選んだり、背広を選んだり・・・。
考えただけでも疲労困ぱいだ。そこへ、電車通勤なんかだったら死にたくなる。
幸い、二着の白衣と、通勤時間4秒の仕事場。
これだけで飯を食っていける俺は幸者かもしれない。

夏は涼しく、冬は暖かい。そんな環境に暮らしていながら、
夏は灼熱、冬は極寒の武道館に行って裸んぼうにならなければならない。
早く後継者が現れてくれないと、
「哀れ、スポ少指導者、心筋梗塞で死亡。年寄りの冷や水。」
とか、新聞に載ってしまう。

っていうか、最近、俺の診療所の前にある押しボタン式の信号が感応式に替わって、
しょっちゅう車が停まるようになった。
今まで点滅信号だったのに、いきなりの変更。危ないなぁ。
と思っていたら、早速事故発生。

町内でも最多事故発生現場の我が家が位置する交差点。
10年前に、おキリ婆さんが跳ねられてドブの溝の中で死んだ。
数年前に、よしひろさんの爺さんが跳ねられて片腕、片足を千切られて死んだ。
斜め向かいの安さんが一輪車を押しながら渡ろうとして、そのままあの世に行ってしまった。
とにかく魔の交差点。
その度に三角停止表示板を持って出て交通整理である。

そこをかすめて猛スピードで通過して行く、携帯、咥えタバコ、化粧中、サングラスの馬鹿女。
田んぼに嵌って死ね。

2002/02/24

日曜日の国道

気のせいだろうか?国道を走っていても、公衆電話の数が極端に減っているように思う。
いや、確実に減っている。コンビニも、設置してない店が増えてきたようだ。
携帯電話を持っていない俺としては、甚だ不便である。

今日、俺は大津まで芝刈りに、嫁さんは大阪まで洗濯に行ってきたのだが、俺が車で、嫁さんが電車。行きがけに駅まで送って行った。
帰りの時刻がほぼ一緒になるだろう。ということで、俺の用事が済んだら嫁さんに連絡をとることになっていた。

時間が合えば、直接駅に寄ることで迎えに出る手間が省けるからだ。家から駅まで9Kmもあるのである。
用事が済んで、国道を走りながら電話ボックスを探すのだが、無い。大津から家までの50Kmの道程を半分ほど来てしまったところで、
ようやく電話のあるコンビニを発見。嫁さんの携帯に電話をすると、電車はほぼ同じ位置を平行して走っているようだ。

こうなると田舎のメリットが出てくる。車が、ほぼ普通電車と同じ平均速度で走れるのだ。明晰な俺の頭脳が素早く計算をする。
駅で2分ほど待つことになると思うが、直接駅に寄る。と告げて車に乗り込む。
25Kmの道程を走り終え、駅で車を方向転換してたら、嫁さんを乗せた電車が滑り込んできた。
ー3分の誤差でした。めでたしめでたし。

っていうか、気のせいだろうか?日曜日に国道を走っていると、やたらと「○○家葬儀会場」とか、
「××家告別式会場」とかの立て札が目に付く。田舎では、葬式の手伝いが3日かかる。会社勤めの者は、3日休まなければならない。
どうやら、人間の生き死にに、人為的な力が働いているようだ。
例えば、死にかけの患者の生命維持装置を、金曜日に外せば、多くの人が土日の2連休を利用して葬式ができるからずいぶん助かる。
医者と、遺族の暗黙の了解があったりするのかも知れない。

我が家の、セガレ1号なんか、出産予定日を挟んで産婦人科医が学会で留守になる。ということで、
陣痛促進剤なるもので人工的に生まれてきてしまった産物である。生年月日による占いなんて、
最早あてにはならないのである。恐ろしい時代になったものだ。

2002/02/25

もしもピアノが弾けたなら

小室が使うようなキーボードと、ステージで使うようなスタンドと、
ステレオのモニターアンプをタダで手に入れてしまったのだが、
宝の持ち腐れである。嫁さんはエレクトーンを習っていたそうで、
器用に足まで使って上手に奏でるのに、
俺は、Am-Dm-E7-Am の循環コードで、ンチャ、ンチャしか弾けない。

もっと上流の家庭に生まれていれば、ピアノのお稽古にでも通わせられて、
今ごろは音楽家にでもなっていたかもしれないなぁ。
習字が5級。そろばんが6級。英語の塾は三日間。習い事はこれだけしかしてきていない。
まともに身についたものは柔道だけである。
っていうか、小学校、中学校と、音楽の授業が嫌いでなぁ。音符も読めないし、記号も分からない。

が、ある日、友達が兄貴の雑誌・・・今は亡き「新譜ジャーナル」という本を学校に持ってきた。
その月の特集が、長渕剛の「ライブ」というアルバムのスコア集。
その頃、担任の先生が、若い熱血先生で、ギターを学校に持ってきててHRの時間とかにみんなに歌を唄わせていた。
自分が伴奏して。その先生に雑誌を見せると、たちまち弾いてみせるのである。

今、思い出すと、ただコードを鳴らしているだけなのだが、その時は神業に見えた。
早速音楽室からガットギターを盗み出して、
黒い下敷きを切り抜いて作ったピックガードを貼り付けて、
なけなしの小遣いで買ってきたスチール弦に張り替えて、
ベルトを加工したストラップで肩から吊って、指先が緑色になるまで練習した。
もう、20年以上前の話である。
風の便りの聞いたところ、その先生は教頭になっているそうだ。俺は院長である。えっへん。

2002/02/26

今月はいつもの月より短い。ってのを忘れてのんびりし過ぎた。
例によって事務処理が完全に滞っているのだ。
おまけに、少年の柔道大会の組み合わせをする仕事も、今夜貰ってきてしまった。

2002/02/27

アライ先生が結婚してしまう・・・Heart break

昨日、嫁さんが「パパァ。残念なお知らせよ。何だか当ててみて!」と言う。

「ん?会社でもクビになったんか?」

「ブッブー!アライ先生がお嫁さんになるのよ!」

目の前真っ暗な俺。1号が3歳で入園して、初めての家庭訪問の時から片思いをし続けて4年。
運動会ではカッコイイとこを見せようと、親子競争でバク転しながらゴールしたり、
夏祭りの準備では、力があるトコを見せようと、一人で重たい荷物を運んだり、
さまざまな、空回りの想い出が走馬灯のように駆け巡る。

まぁ、俺は分別のある大人だから我慢できるが、
俺たちの会話を聞いていた1号が、突然席を外して廊下にうずくまる。
その肩がワナワナと震えている。顔を覗き込むと、満面の涙・・・。涙・・・。

「僕と結婚する約束だったのに・・・。ヒックヒック・・・。」初めての失恋である。
今日、その話を、嫁さんがアライ先生に話したら、先生、1号を抱きしめて「ごめんね、ごめんね。」
先生も涙。俺も涙。どうせなら、俺を抱きしめてほしかった。
っていうか、お幸福せに・・・。第2の母さん、貴方のお陰で、我が子は真っ直ぐに育っています。

2002/02/28

不幸の手紙

気が付けば、2月の最終日に、めでたくアクセス20000突破!!ありがとうございます。
1年チョッとでこの数字は、俺的には快挙である。色気があるわけでもないし、日中は管理人不在のサイト・・・。
掲示板のレスも夜中にほとんど一言だけ・・・。
幸い、気質のよい常連さんに囲まれて、心地よいネット遊びを送ることができています。
これからも30000目指してガンビだぁ〜!!

っていうか、今日初めて、チェーン・メールをゲット。いわゆる不幸の手紙である。
24時間以内に、9人の人間に同じ文面のメールを送らないと、下腹部と男性部分を八つ裂きにされ殺されたり、
頭を割られ腹がぐちゃぐちゃになるぐらいえぐられ殺されるそうである。望むところである。来るなら来い。
返り討ちにしてくれる。両肩関節外して警察に運び込んでやる。
ということで、3月もよろしく。

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