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<小学校>
子供が小学校に入学するんだけど、新入生が30人。一学年がたったの30人しかいないのである。
山奥の分校とかならまだしも、東に高速道路、西に新幹線が見えるこの土地でである。
何故、子供が少ないのか?多分答えは一つ。それは、因習が古いから。
思いつくままに、変な因習を列挙してみよう。
仏教婦人会・・・・・花嫁がくると、たちまちお迎えがある。
婦人会・・・・・・・・・年間行事が無数。
若衆・・・・・・・・・・・まあ、青年会・・にもかかわらず少年にも酒を飲ます。
営農組合・・・・・・・ほとんどが農家で、順番で役員が当たる。
仏壮・・・・・・・・・・・仏教婦人会の男版。
自警団・・・・・・・・・消防の自治活動。正体は飲み会。
と、まあ老いも若きも、とにかく行事が多い。秋なんかは運動会が三つも四つもある。若い者が嫌うのも無理はない。
長男が、結婚適齢期になると、どの家も増改築して風呂とか台所とかを二つずつにしたりするけど、
いざ結婚ってなると、なんのためらいもなく、街に出て別居。
まぬけな行政は「町に魅力がないから、若者が出て行ってしまう。」とか言って、青年活動の活発化、行事を増加。
その結果、それを嫌う者を続発させて、益々の過疎化。後、数年すると、一人で集団登校しなければならない時代が来る。
<同和問題>
今年は、同和教育推進協議会の委員という、ありがたい役を頂戴してしまった。
読んで字のごとく、同和問題を推進して、助長しようという、いやらしい委員である。
この、今の世の中に、未だに存在するのだ。その、同和問題を人々が忘れないように、
講習会とかを開いて同和問題を助長しなくてはならない。イヤな役です。寝た子を起こして、
差別意識を植え付けるのである。
もう、何十年と受け継がれてきて、これからも同和問題を「推進」していくそうだ。
「差別」と言えば、「婦人」という言葉も差別用語にあたるらしい。それに対する男の呼称がないから。
公衆トイレの、男=青、女=赤。これも、犯罪的な差別らしい。
そういえば最近、気を利かしたデパートなんか、同じデザインの銀色のプレートに、
「gentleman」「lady」とだけ書いてあるのを付けて、年寄りを差別してるなあ。お婆ちゃん、ウロウロしてる
子供が小学校に入学して初めて知ったんだけど、最近は、出席番号も、男女ゴチャ混ぜだそうだ。
それじゃあ、いつも一番後ろの方になる、ウチの子は、差別を受けてるって事になりませんかねぇ?
日替わりで、逆五十音順で呼んでもらわないと。でも、そうなると、真中の子に対しての差別になってまうなぁ。
大阪の知事も、ムキになって、土俵に上がらんでもええと思うんやけど・・・。
それやったら、ガソリンスタンドの、レディースディを差別用語として廃絶するとか、
自警団にも、女性を参加させてあげるとか、とにかく、差別と区別がゴチャゴチャになってるようである。
柔道で、「男がそんなに簡単に泣くな!」というと、もう差別用語らしい。
男も女も泣き放題。
そして、夏になると、毎年地域の住民を集めて懇談会。これの司会を今年はやらなきゃならない。
これがお笑い。公民館で差別問題を討論するのに、男が上座で、女性は下座。誰もなにも言わない。
そして、ここでは、結婚した女が赤い服なんか着てると、影で変人扱いされる。
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