購入時の心得(返品)



こちらでビックリするのは、店の入り口にCustomer serviceのカウンターが返品の品を持つ客で長蛇の列になっている。日本では考えられないけど、返品はほぼ自由。日本のようにいちいち理由は聞かれない。カウンターの店員の仕事は客の返品に応じるのであり、店の経営ではない。したがって、客を満足させるため笑顔で返品に応じる。当然レシートは必要なことは言うまでもないが・・・。


返品ものを掴まないように、買うときには開梱されていないことを確認してから購入していた。しかし一度、ハロゲンランプの電球を買ったとき家に帰ってから電球の封をみたら開梱の跡があり、セロテープでとめてあった。まさかこんなものまではチェックできなかった。


近い話しですが、レストランでステーキなどを注文するときにテーブルのウエーターがいる。それぞれステーキの焼き方を指示、その後ウエーターが笑顔で運んでくる。それぞれ、ウエーターが焼き方を確認、米人と行くと全員が一度でOKすることは滅多にない。この焼きは注文と違うとか・・・。ウエーターは笑顔で取り替える。ある時は2回NGを3人、3回NGを1人だした。さすがに3回NGを出したEdのステーキが出てきたときは、皆食べ終えデザートの時だった。この時でも、ウエーターは始終笑顔。彼の仕事は客が満足することなのだ


返品の続きになるが、プレゼントはレシートを入れて渡すのが礼儀。貰った人が気に入らなければ、返品して現金を貰う。まさに合理的と言えばそうである。



店がバーゲンなどで値下げをすると、買ってから何日以内(正確なことは覚えていない)であれば、バーゲン以前の客もレシートがあれば値下げした価格に合わせてくれる。つまり、返金してくれる。だから、アメリカ人はレシートを大切に保管している。これは、Price protectionと言って顧客補償です。


店は、これに対抗してのバーゲンはBuy one get one free。実質は値下げだが、価格を下げたことではないので以前に購入した客に補償しなくてもよい。


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Buy one get one free

客への価格補償をすることのない、一種のバーゲン

クリスマスプレゼント

貰ったプレゼントにはレシートが

文化・国民性

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