「流れ橋架かりました。12人くらいで架けたみたいですよ。」
 そう報告してくれたのは、「橋渡ったら、森ですよ。」と話してくれた近所に住む女子中学生だ。
 「ほんとか。」ということで、
早速見に行ってきた。所々、板が新しくなったり、支えが青々とした竹になったりしていた。休日を待ってスケッチに出かけた。 実物とはかなり違うとは思うが、雰囲気は、まあ、こんな感じだと思う。
 この橋は、向こう岸の河原や森を管理するためのもで、「森ですよ。」と話してくれた女子中学生のいうとおりだった。向こう岸には、施設的なものがないということで、架橋の行政への要望も却下されるらしい。「そのたんびに、えらいめです。」近くに住むおばさんはそう話してくれた。

2009,10,1


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