4ヶ月ぶりに架けられた流れ橋
スケッチをしようと出かけた。 いい天気だった。
スケッチを終えた後、写真を撮ろうとしていたら、おばさんが自転車に乗ってやってきた。面識がなかったので、軽く会釈だけをして、写真を撮る場所はどこがいいかなあなどと考えながら橋を眺めていた。 おばさんは川へ降りて行き、ご主人らしい人から橋の下に沈めてあった籠から何やら受け取った。おばさんはボールを抱えて上がってきた。ボールには立派な鮎がたくさん入っていた。鮎飯かな塩焼きかなと思いながらそのことには触れず、橋のことを聞いてみた。気さくに自分が嫁いできた時のことも含めこの橋のことを話してくれた。
2009,10,1
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