アメリカ見聞録4
Gorgeous(?) American Food 2
続 豪華な(?)アメリカの食事
食事と言えば君達にはまだ早いがpub crawling(居酒屋のハシゴ)も楽しみの一つである。シカゴのpubではLittle
Joe というItalian PubへおなじみのPeterとよく行って German beerを楽しんだ。Italian
Pub でGerman beerというのも変だがなかなか美味しかった。ビールには大きく分けてdraftとbottledの2種類あるのだが、pubへ行く楽しみの一つはやはりそこにしかないdraft
beerを味わう事だと思う。実際micro breweryと言って最近日本でも流行り出した地ビールの味わいがなかなかのものだった。ところがそんなpubで意外にもbottled
beerをラッパ飲みするlocal peopleを多く見かけた。
外国のpubというのはたまにfree hotdogのサービスがあったり、ピーナッツがおいてあったりするところもあったが、基本的には食事を出さずにただ飲むだけなのだ。逆にほとんどのThai
restaurantがそうだったが、アルコール販売のlicenseがない小さなrestaurant等では食事だけという所も結構ある。いずれも税金の関係でそういう事になっているらしい。面白いのはGreek
pubで、pubとrestaurantが隣り合わせに作ってあり、間にはドアがあって行き来は自由なのだが、入り口はそれぞれ別にあり、一応別々の施設という事になっている。ギリシャ人の税金対策の知恵なのだろう。食事をしながら飲みたい僕のような客には何とも便利な作りではある。
アメリカはみんなも知っているとおり、禁酒法時代がありその伝統なのか、beachやparkなど open public spaceでの飲酒は禁じられている。それを忘れて思わずstreetで飲もうものなら大変である。
したがって飲酒の合法的スペースであるpubはいつも大繁盛という事になる。この飲酒に厳しい伝統はPuritanism(清教徒的禁欲主義)から来ているという説が有力である。
その他New Orleansの珍しいCajun Cuisine(ケイジャン料理)等についても触れたいがきりがないのでいったんfoodについては終わりとする。いずれ、New Orleansへの旅の項でまた紹介しよう。