3月31日(水)[移植後21日目]

 一日中、熱が上がったり下がったり(37.1度〜38.7度)で、すっきりしない状態だった。プレドニンを入れた後は下がっていく感じだが、ステロイドを増やしてしまうと減らしていくのが大変だから、直接冷やす作戦でようすを見るそうだ。便は2回した。食事も、食べないと点滴をはずせないし、家にも帰れないよ〜と移植チームの主治医に言われて、なんとか三食ひと口以上は食べた。機嫌が悪く、はっきり喋らない事も時々あり、退屈! とよく言う。色々遊んでやるのも大変だと感じる。
 ひでくん担当の看護師さんが、人事移動で別の病棟行かれた。そのため、新たに別の方が担当に。白血球は1400。主治医曰く、自力でこのくらいまで増やせたところなので、これから、少しずつ増えていくでしょう。


     4月1日(木)[移植後22日目]

 朝一番の体温が37.1度だったが、じわじわ上がって、21時には38.8度になった。日中は、ベッドの上に座って、声の出る小さなおもちゃの犬で遊んだり、機嫌よくしていた。夜になって氷枕の冷え冷え作戦実行となった。
 食事は頑張っていつもより食べた。点滴のフルカリック3号をカロリーの低い2号に変えてもらいたいからだ。点滴を無くす為には、しっかり食べられるようにならないと! 家にも帰れないし。とにかくゆっくり、ゆっくり食べた。おやつのあんパンも少し摂る。ひでくんの頑張りをみて、ドクターも、明日2号が届き次第変更すると言ってくれた。
 回診の時、視力の大体のようすをチェックしたが、また少し見えにくくなった感じだった。回診のドクターから、寝転んでるより座ってる方が咳も出にくいし、痰も溜まりにくいし出しやすいよ、と助言を頂く。
 明日から、バクタ(合成抗菌剤)を1錠服用することになる(火金の朝夕)。熱のわりに元気な1日だった。


     4月2日(金)[移植後23日目]

 三食とも約3分の1ほど食べるようになった。11時に輸液のカロリーを減らす(フルカリック2号に)。プレドニンの回数を3回に増やしてみたが効果が変わらず、2回に戻すことになる。来週、IVH挿入手術をしたときに縫合した所の抜糸をするとの連絡をもらう。
 きょうもゴロゴロして過ごす。15時ごろ、2週間に一度の診察のために朝から来ていたまあくんと父(私)が6階の病棟へ来る。付添いの交代をした父からポ○モンの指人形を沢山もらってご機嫌だった。小児病棟には入院患者以外の子どもは立ち入り禁止なのでまあくんはひでくんと会えず、母と帰路につく。
 皮膚の発疹もない状態が続く。痒みもない。体温は37.6〜39度(17時がピーク)。就寝後そっと測ってみると37度台だった。白血球は2100。自力でだいぶ上がってきた。赤血球8.9、血小板6.9万で、輸血する必要はなくなったと言われた。

次へ

L 移植後21日目〜23日目…熱は高いが元気

移植日記のトップに戻る
前へ
トップページへ戻る
骨髄移植日記
次へ
前へ

Copyright c 2005 Taiju-makuhide, All Right Reserved