- 孟子">孟子 中公クラシックス E13 貝塚茂樹 訳 中央公論新社 ISBN:9784121600882 ASIN:4121600886
- 性善説 孟子 第三巻 公孫丑章句 上 六 p81-84
孟子曰、人皆有不忍人之心
以不忍人之心、行不忍人之政、治天下可運之掌上
孟子曰く、人には皆人に忍びざるの心あり。
人に忍びざるの心をもって、人に忍びざるの政を行わば、天下を治めることも、まるで手のひらの上で転がすように出来る
性善説 原則
- 四端 孟子 第三巻 公孫丑章句 上 六 p81-84
人之有是四端也、猶其有四体也
凡有四端於我者、知皆拡而充之矣、若火之始然、泉之始逹
苟能充之、足以保四海、苟不充之、不足事父母。
この四端が人に有るというのは、人間に四肢があるのと同じようなことで、普通は備わっているものである。
自分の中に四端が有る者が、これを拡大し充たしてゆくことを知れば、火が燃え始めるがごとく、泉が沸き始めるがごとし。
もしも四端を充たせば、世界を支配できるし、もしも四端を充たせなければ、父母に仕えることも出来ないだろう
四端 原則
- 術不可不愼也 孟子 第三巻 公孫丑章句 上 七 p84-86
術不可不愼也
孔子曰、里仁爲美、擇不處仁、焉得智
仕事は慎重に選ばなければならない
孔子曰く「仁にいるのが最もよい。自ら仁の道を選ばないのは、智者とはいえない」
論語 第二巻 第四 里仁篇 一 からの引用となっている
是非
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