スタンフォードの自分を変える教室">スタンフォードの自分を変える教室 ケリー・マクゴニガル(Kelly McGonigal) 神崎朗子 訳 大和書房 ISBN:9784479793632 ASIN:4479793631 

原題: The Willpower Instinct

自分の潜在能力を確実に引き出す本 スタンフォードの自分を変える教室 カバー見返し+帯

これまで抽象的な概念として見られていた「意志力」についての考え方を根本的に変え、受講者の「行動」を次々に激変させたスタンフォード大学の超人気講義

心理学、脳科学から経済学まで、最新の科学的成果を盛り込み、受講者の97%に影響を与えた「奇跡の授業」を完全書籍化
「タイム」他、全米各紙絶賛の世界的ベストセラー

ケリー・マクゴニガル(Kelly McGonigal) スタンフォードの自分を変える教室 カバー

ボストン大学で心理学とマスコミュニケーションを学び、スタンフォード大学でPh.D.(心理学)を取得。スタンフォード大学の心理学者。
専門は健康心理学。心理学、神経科学、医学の最新の研究を応用し、個人の健康や幸せ、成功および人間関係の向上に役立つ実践的な戦略を提供する講義は絶大な人気を博し、スタンフォード大学で最も優秀な教職員に贈られるウォルター・J・ゴアズ賞をはじめ数々の賞を受賞。各種メディアで広く取り上げられ、『フォーブス』の「人びとを最もインスパイアする女性20人」に選ばれる。
ヨガ、瞑想、統合医療に関する研究をあつかう学術専門誌『インターナショナル・ジャーナル・オブ・ヨガ・セラピー』編集主幹を務め、著書に『痛みを和らげるヨガ心を落ち着け、痛みを緩和するためのシンプルヨガ』(未邦訳)などがある。

自分を変えて「潜在能力を引き出す」 印南敦史 in lifehacker

心理学、神経科学、経済学などの最新の科学的成果を盛り込んだ方法論によって、「どうしたら悪い習慣を捨てて健康的な習慣を身につけられるか」「物事をぐずぐずと先延ばしにしないようになれるか」「集中すべき物事を決め、ストレスと上手に付き合うにはどうしたらよいか」が説明されている

望む力 スタンフォードの自分を変える教室 p30


前頭前皮質があなたをコントロールする スタンフォードの自分を変える教室 p34-35

現代の私たちがもっている意志力は、大昔の人間たちが仲間とうまく付き合い、親やパートナーとしてやっていくために、必要に迫られて身につけた能力です。
しかし、そのために人間の脳はどのように進化したのでしょうか? その答えは前頭前皮質、つまり、ちょうど額と目のうしろに位置する脳の領域の発達にあるようです。
進化の歴史が始まって以来、前頭前皮質の主な役割は体の動きをコントロールすることでした。
人類が進化するにつれて前頭前皮質は大きくなり、いまや人間の脳において前頭前皮質の占める割合は、他の生物に比べて大きくなっています。
前頭前皮質が大きくなるにつれ、新しいコントロール機能が増えました。注意を払うべきこと、考えること、そして感じることまでもコントロールする機能です。

 大脳皮質

前頭前皮質の3つの領域と働き スタンフォードの自分を変える教室 p36

前頭前皮質は、おもに3つの領域に分かれており、それぞれが「やる」「やらない」「望む」の各働きを受け持っています。

 大脳皮質

前頭前皮質の上部左側 スタンフォードの自分を変える教室 p36



そのおかげで。退屈な仕事や難しい仕事、あるいはストレスの多い仕事でも、ちゃんと着手して、やり続けることが出来ます。

 大脳皮質

前頭前皮質の上部右側 スタンフォードの自分を変える教室 p36



衝動や欲求を感じても、すぐに流されないようにします。

 大脳皮質

前頭前皮質の中央下部 スタンフォードの自分を変える教室 p36-37



 大脳皮質

もうひとりの自分に名前をつける スタンフォードの自分を変える教室 p39-40



衝動的な自分にアダ名をつけるのが効果的だと言う人もいます。
いつも腰の重い自分には「なまけ者」とか、おかしなアダ名をつけてみると、そういう自分になりかけた時にはっと気づいたり、賢い方の自分を呼び覚ますのに役に立ちます。

自己認識 スタンフォードの自分を変える教室 p43-44



場合によっては行動を起こす前に自分が何をしそうか予測できるので、よく考えてから行動することも可能



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