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宝島能勢便CHEMICAL-FREE VEGETABLES

宝島能勢便 無農薬の定義(2003年4月15日一部改正)

皆さん特定農薬という言葉を聞いた事が有りますか?

特定農薬とは

 科学農薬のように病害虫の防除に使われながら、原材料に照らし農作物等、人畜及び水産動植物に、害を及ぼす恐れがない事が明らかなものです。

現在特定農薬に指定されている薬剤等は
 
@重曹  A食酢
 B
使用される場所の周辺で採取された天敵・ナナホテントウ虫・寄生蜂

  (いずれも日本在来種の天敵であり、人畜に害を及ぼさないもの)


 つまり、農薬と定められている以外の極めて安全と思われる物であっても野菜等に使用するとそれは、特定農薬を使用した事になるのです。農薬取締法の改正 により無登録農薬の使用者への罰則規定が国会で成立し、それに伴い本来農薬と言う概念が無かった物も特定農薬と位置付け、生産者を罰則から保護する目的のようですが、 一般の消費者に特定農薬という言葉の響きがどのように伝わるのか非常に心配しております。つい数ヶ月前まで、アイガモ・アヒ ル・牛・鯉なども 農薬かどうか、環境省・農水省の小委員会にて討議され農薬ではないと判断されました。

判定保留の物には
 
@「食品関係」
  牛乳・米ぬか・ビールなど、
  また、作物抽出物(ニラ・トウガラシ・ニンニク・ワサビ・ナタネ油)など
 A
「植物抽出液関係」
  ビワ葉・ヨモギ・ドクダミ・オオバコ・ヒノキ・ハッカ・クマザサ・ハーブ・漢方植  物・など
 B「その他」
  木酢液・中性洗剤・食品添加物(コハク酸ナトリウム・第3リン酸ナトリウム・フマ  ル酸等)・アルカリイオン水など


 宝島で良く使う、木酢液は先人の知恵と経験で広く使われている有機物ですが、私達のように安全な野菜作りの為に生産者が使っている、多くの有機物が、法のもとに裁かれる事のないように願い今後の討議を見つめて行きます。
 宝島では、今までどおり、米ぬか・植物油・木酢液・等の有機物を使用します が無農薬と位置付けさせていただきます。ご理解の程よろしくお願い致します。

 宝島では、上記の事をふまえた上で、今後も安全な野菜作りを絶えず模索してまいります。

現在の宅配地域
 
○大阪府  箕面市・吹田市・豊中市・池田市・淀川区・北区一部
 ○兵庫県  川西市・猪名川町


社会福祉法人 宝島福祉会

〒563-0365
大阪府豊能郡能勢町上杉102

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