第38回おしゃべりクッキング

本日のメニュー
☆ガスパチョ アンダルシア風
☆野菜のテリーヌ
☆ツナのパテの パンタパス 
☆イワシのオーブン焼き
☆じゃがいもと蛸のパプリカ煮込み
☆豚肉のオレンジソース煮
☆パエリア
☆簡単サングリア
☆ボルボローネ
☆紅茶(Lady Gray Tea)
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憧れのスペイン。今回はスペインの小皿料理“タパス”に挑戦。タパスとはスペイン語で「ふた」の事。その昔ワインの広口瓶にハエなどの小さな虫が入らないようにパンでふたをしながら飲んでいたそうです。そのパンにハムなどをのせて食べるようになり、ふたの意から転じて小皿に盛られるちょっとした料理を指すようになったとか・・・。スペインらしく もう少し暑い季節の方がお似合いのメニューかも。
 
メニューと知識の参考は『みんなでつまむスペインの喜び タパス』おおつきちひろ著(文化出版局)と
お料理サイトCookpadhttp://cookpad.com
作り方
@初めにトマトソースを作る。トマトは皮をむいて種をざっと取り、ざく切りにする。鍋にオリーブ油を入れ、トマトを加え、木べらで混ぜながら油が浮いてソース状になるまで煮詰める。
A野菜は洗って、カリフラワーは小房に分け、人参は細切り、長ネギは千切りにする。ほうれん草はざく切り、サヤインゲンは両端を切る。 すべての野菜をそれぞれ少量の塩を入れた湯でゆでる。
Bテリーヌ型にバターを塗りカリフラワー、人参、ネギ、ほうれん草、サヤインゲンの順で重ね入れる。
Cボウルに卵を溶きほぐし、生クリーム、トマトソース、パン粉を加え混ぜて市を出調味し、Bに流し入れる。
D天板に湯を張ってCをおき200℃のオーブンで1時間半〜2時間焼く。竹串をさして汁気がなければOK。
  途中上面が焦げそうになったらアルミ箔をかぶせる。
野菜のテリーヌ
(材料 4人分 )
 カリフラワー  1/4個 
 人参      1本
 長ネギ     2本
 ほうれん草   100c
 サヤインゲン  100c
 卵       3個
 生クリーム   大さじ3
 パン粉     大さじ2
 塩、バター    適宜
 トマトソース   大さじ2
☆トマトソース材料(2カップ分)
  トマト(完熟) 5個

  
オリーブ油  大さじ4
(作り方)
 @ピーマンは種を取り、トマトは皮をむいてそれぞれザク切り、キュウリはぶつ切りにする。
 A@をミキサーにかけ、全体が混ざったらパン粉を入れてさらにミキサーにかけ、冷蔵庫で45分冷やす。
 Bすり鉢でニンニクをすりつぶし、オリーブ油、ビネガー、パプリカを加えて更にすりのばし ペースト状にする。 
 CBに冷水を加え塩、コショウで味を調え。再び冷蔵庫に入れて食べる直前まで冷やす。 

☆ガスパチョとは「びしょびしょにぬれたパン」を示すイスラム語。     地方によって全く違う料理になるようです。
 私たちが思っているガスパチョは今回の「アンダルシア風」。
冷たいので 涼しい季節は少量にしていただきましょう!
 今日はワイングラスでおしゃれに演出。
ガスパチョアンダルシア風
(材料 4人分)
赤ピーマン   大1個
トマト      2個
キュウリ     1本
パン粉     1/2カップ
ニンニク    1片
オリーブ油   大さじ2
ワインビネガー 大さじ2
パプリカ    小さじ1/2
冷水      2,5カップ
塩       小さじ1強
コショウ      適宜
(作り方)
@ツナは油ごとボウルに入れ、すりこぎ等でたたいてパテ状にする。
Aアンチョビーはみじん切り、黒オリーブは一人1個の飾り用を残 して、残り(半量)をみじん切りにする。
B@にAとニンニクを加え混ぜ、塩で調味し、軽くトーストしたバ ゲットにのせてオリーブを飾る。

☆超簡単パテ!でもちょっとおしゃれでしょ。
ツナのパテのパンタパス
(材料6切れ分)
 ツナ缶   1缶(175c)
アンチョビー(フィレ)2枚
 ニンニク(みじん) 1かけ
 黒オリーブ     12個
 塩         適宜
 バゲット(8o厚さ)6切れ 
スーパーで買った黒オリーブは黒とはとても言えない色でした・・。決して金時豆じゃありません。
野菜ぎっしり
(作り方)
@イワシは手開きにして中骨も取る。
A天板に塩少々をふり、@を皮を上にしてのせる。皮に塩をふってパ ン粉をかけ、オリーブ油をパン粉にしみこませるようにかけて200℃のオー ブンで  きつね色にまで、約8分焼く。イワシを取り出して皿に盛る。
BAの天板にニンニクを広げオーブンで色づく程度に焼き、パセリと共にイワシの上に散らす。

  
☆これぞa la Espanolaのきわみ。簡単すぎる!
 大皿に盛ればおかず、小皿に少しだとタパスになります。
イワシのオーブン焼き(材料 4人分)
 真イワシ 大2尾
 パン粉  大さじ2
 ニンニク(みじん)1かけ
 パセリ(みじん)  少々
 オリーブ油    大さじ2
 塩       適宜
(作り方)
@鍋にたっぷりの湯を入れ、蛸と皮をむいたタマネギを丸ごと入れ、 15 分ほどゆでる。ゆで汁は捨てずにとっておく。
A@の蛸は一口大のぶつ切りに、タマネギは食べやすく切っておく。
Bジャガイモは皮をむき、5〜6個に切り分け@のゆで汁で 15分位ゆ でる。 
C赤ピーマンの瓶詰めの代わりに生の赤ピーマンを焼いたり湯むきした: りした物を用意する。細く切っておく。
 Dフライパンにオリーブ油を入れ、ニンニク、赤ピーマン、Aのタマネギ の順に加えて良く炒める 。
 EDに蛸を加えて炒め合わせ、パプリカをふりいれ、ローリエも入れて 10分ほど弱火で炒める。最後にBのジャガイモをくわえ、数分煮て 塩 で味を調える。
                   
☆ゆで蛸をタマネギともう1度ゆでるとびっくりするほど
           柔らかくなるって知ってました?? 
じゃがいもと蛸のパプリカ煮込み
(材料 4人分)
ゆで蛸の足    大2本
ジャガイモ    5個
タマネギ     2個
赤ピーマン(瓶詰め)1個分
 (生の赤ピーマンを焼いて代用)
ニンニク(みじん) 2かけ
オリーブ油    大さじ4
ローリエ     1枚
パプリカ     大さじ1
塩        適宜 
(作り方)
@豚肉に軽く塩をふる。
A鍋にオリーブ油を炒めてニンニクを炒め色づいたら@を入れて  強火で炒める。 肉の表面においしそうな焼き色が付いたらジ ュ ースを注ぎふたをして中火で豚肉 が柔らかくなるまで煮込む。
Bオレンジは縦4つ割りにして銀杏切りにしておく。
C最後にふたを取って強火にし、煮汁を1/4量ぐらいに煮詰め、  泡だってうす茶色のアメ状になったらオレンジを入れ一煮立ちさ  せて塩で味を調える。

☆オレンジ は酸っぱいぐらいがいいみたい
本当は絞り立てのフレッシュジュースで作った方が良いのでしょうね
出来上がりを食べた感想は「オレンジ味のお薬みた〜い」と・・。

豚肉のオレンジソース煮
(材料 4人分)
豚赤身(角切り) 300c
オレンジジュース 1000cc
オレンジ      1個
オリーブ油    大さじ3
ニンニク(みじん)1個
塩        適宜
 
材料(4〜5人分)
米(無洗米)   3カップ
ミックスシーフード 1カップ 
グリーンピース   大さじ2
赤ピーマン    2個
緑ピーマン    2個
トマト      2個
ニンニク(みじん)  1かけ
オリーブ油    1/3カップ
サフラン     小さじ1/2
パプリカ     大さじ1
ぬるま湯     3,5〜4カップ
塩        小さじ1,5
こしょう      適宜
パエリャ
(作り方)
@ニンニクはみじん切り、ピーマンは1p角位に切って、トマトは皮をむいてつぶしておく。
Aパエリア鍋(中華鍋で代用)にオリーブ油を入れてニンニクを炒める
 続いてピーマン、トマトを順に加えて炒め合わせシーフードミックスを加え、パプリカをふってかき混ぜる
BAにぬるま湯3,5カップを注ぎ、煮立ってきたら、サフラン、塩、胡椒で味を 調え中火で2〜3分煮込む。
CBを強火にして米を振り入れ煮立ったら弱火にし、グリーンピースを入れて 10分ほど煮る。 汁気が足りないときはぬるま湯を1/2カップほど足す。
☆米をふっくらと仕上げたいときは途中からふた(アルミ箔等)でおおう。

☆パエリャが残ったら、ピンポン玉大に丸めてコロッケにしてみましょう!
ボルボローネ
(材料)
薄力粉 120グラム
アーモンドパウダー 30グラム
無塩バター 60グラム
ショートニング 20グラム
粉砂糖 50グラム
シナモン 少々
レモンの皮のすりおろし 少々
粉砂糖(仕上げ用) 適量
(作り方))
@ふるった薄力粉をオーブン用の紙を敷いた天板に広げていれ、220度のオーブンで約30分間、ときどき混ぜながら薄茶色になるまで焼き、完全に冷ます。
A室温に戻したバターとショートニングをボールにいれる。
B粉砂糖、シナモン、@の焼いた薄力粉とアーモンドパウダー、レモンの皮を加え、ボールを手前に回しながらゴムベラで押すようにして油脂分と混ぜていく。
C Bの生地がしっとりとしてきたら手でもみこむようにしてさらにしっとりとさせ、押しながらひとまとめにする。
Dオーブン用の紙を台の上に敷き、上に生地をのせて手で平らにならす。更に生地の上にもオーブン用の紙をのせ、めん棒で約1センチの厚さにのばす。
E上の紙をはがし、直径3センチの楕円系の抜き型で抜く。型がない場合は一口大に丸めて成形する。そしてその生地を天板に並べ、150度のオーブンで約30分間焼く
F焼きあがったらオーブンからだし、熱いうちに仕上げ用の粉砂糖をまぶす。
←予定とは似ても似つかない物になってしまいました。大失敗!大ショック!
理由その1:アーモンドパウダーと日本語表記された「杏仁霜」と書いた粉を中華材料店で購入。不透明の袋なので「杏とアーモンドは少し違うけど・・・ 」と思いつつ買ってしまったのですが、袋を開けたときはっきりと「杏仁豆腐」の香りがして粉も細かかったのでいやな予感・・・。
理由その2:材料調達時に粉砂糖の量を間違えたので足りない分を上白糖で補いました。
   そうするときれいに丸めてオーブンに入れたのに途中ですべて解けて平たくなり、ついには天板一面に広がってしまいました。
おまけに誰かがせめておしゃれに、と気を利かせて切ってくれた形はひし形!
まさに杏仁豆腐のイメージ・・・・。
でもそれなりにおいしいお菓子だったのですよ。
サングリア
(材料)
赤ワイン 1本
オレンジ 味の炭酸飲料1,5L
レモン 適量
オレンジ 適量
りんご 適量
種無しぶどう 適量
もも 適量
(作り方)
@大きなボウルに赤ワイン、オレンジ炭酸飲料を入れます。ボウルのまま出す場合は見た目のいいものを。
Aフルーツは飲みながら食べるので、適度な大きさに切って、ボウルに放り込む。あとは冷蔵庫に入れておいて、飲む直前にグラスと氷を用意して出来あがり!
さっぱりと飲みやすくておいしい!
ちょっと失敗・・。
BGMは アルベニス作曲「スペイン組曲第4番Cadiz」
MIDI演奏はELIXERさんです。推奨音源SC-88系。無断転載はお断りします。
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