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インラインスケートを買う

インラインスケートを買う時に一番避けたいのが、トイスケート(おもちゃ)を買ってしまうこと。
値段は安価ですが、スポーツメーカーによるインラインスケートとは全く別物です。
トイスケートで上達することはほとんどありません。ちょっと履いてみて、飽きてしまっておしまいです。

トイスケートとの見分け方
・ヒールブレーキが1個(片方の足だけにある)
・ベアリング(ウィールの中心に入っているパーツ)の品質表示「ABEC○」がある。
・スポーツメーカーの製品である。
    ■K2 (ケーツー)■ROLLER BLADE (ローラーブレード)■FILA (フィラ)■SALOMON (サロモン)
    ■PowerSlide (パワースライド)■UniverSkateJapan■Razors (レイザース)■BONT (ボント)  などなど


初めて購入する場合などは、なるべく店頭で試し履きすることをオススメします。
普段の靴のサイズを参考に購入しても、遊びが多すぎて操作性が悪くなったり、当たる箇所がでて痛みやしびれが出たりすることがあるからです。

インラインスケートの種類には、主に次のような分類があります。
■フィットネス
    楽しく運動することを目的にしているので、どの分野にも偏らない入門モデルと言えます。お値段も手頃。
■フリースケート(スラローム向き)
    フレームが短く、旋回性能が高い(曲がりやすい)。そのため、前後の安定感が少ないともいえる。
■アグレッシブ
    ブーツが重く、ウィールが小さい。重心が低い為安定感が高く、丈夫。長距離走行にはあまり向かない。
■スピード
    フレームが長く、ウィールが大きい。旋回性能が低い分、直進安定性が高い。
■ホッケー
     ヒモで縛り上げるタイプの靴で、比較的小回りが利く。脱ぎ履きしにくい。

自分のやりたい分野が決まっているなら、そのモデルを購入すればOKです。
スラロームにはフィットネスタイプでも十分チャレンジできますが、技術のない間はブーツ性能に助けてもらったほうが技を習得しやすいです。
アグレッシブなどは、専用ブーツでなければできない技がたくさんあります。
ダンスには、フィットネスやアグレッシブタイプのブーツを使う人が多いようです。
ホッケーはフィットネスタイプでも大丈夫なようですが、やりこむにはホッケー専用の方がよいです。
長距離を滑ったり、スピードを競うにはスピード用が良いですが、いきなりこのモデルを履くと乗りこなすのが難しいかもしれません。

また、ブーツにはハードタイプとソフトタイプがあります。
ハードタイプはスキーブーツのようにしっかりとホールドしてくれて安定感があります。
ソフトブーツは(良くも悪くも)足首の自由度が高く、軽いです。

ベアリング性能によって、ウィールの回転しやすさが変わります。 ABEC(エイベック)やILQ(アイエルキュー)の表記で性能を表しています。
ABEC5~9、ILQ5~9ぐらいが滑る楽しさを快適に味わえます。
初心者の幼児などの場合は、ABEC3ぐらいのほうが馴染みやすいかもしれません。
ベアリング性能が低いと、ギアチェンジして加速している自転車を、ローギア固定で追いかけるような感じになってしまいます。
ウィール径は、一般的には76~80mmぐらいが滑りやすいです。
これも、自転車のインチで考えていただければ似ているかなと思います。お兄ちゃんが20インチの自転車で走っている後ろから、14インチの自転車で追いかけて必死で漕いでも全然追いつけません。だからといって、いきなり20インチの自転車に乗るのは無理があります。
アグレッシブやスラロームなどでは、ウィール径が大きい=良いということはありません。

プロテクターも必須です。
膝・肘・手首の3点セットと、ヘルメットです。
特に、膝・手首は着用せずに転んだ場合のダメージが大きいです。