ランス「なっとくいかーーーん!!!!」

  な、なにごとだ・・・。げっランス、なぜあとがきにいる。

ランス「なぜもへったくれもなーーーい!!!」

  ひぃっ!

ランス「なんだこの話は、これではまるで俺様がシィルなしでは駄目なやつのようではないか」

  またまたぁ、ほんとはそうなくせに、このこの。

ランス「ちっがーーーう!!! おいシィル、お前からもなんとか言え」

シィル「えっ、あっはい。・・・? ・・・あのぉ・・・ランス様ぁ、何を言えばいいんでしょうか?」

ランス「いろいろあるだろう、ランス様はあたしなんぞがいなくてもへっちゃらです・・・とか」

シィル「・・・ぐっすし。ランス様はあたしなんかがいなくてもへっちゃらです」

  あーあ、かわいそー!

ランス「あとはこれだ、リセットに手を出すなんてひどいこと絶対しないぞ」

シィル「・・・・・・」

ランス「シィイーール、なぜ黙る?」

シィル「えっ、いやその・・・。・・・リセットさんすっごくきれいになったから」

ランス「無論だ! なんてったって俺様の娘だからな」

かなみ「なにいばってんのよ、ランス」

ランス「ぬっ、かなみではないか、なぜここにいる。本編にまーーったくでなかったくせに」

かなみ「うるさいわねえ、私に言わないでよ。この作者が一番好きなキャラが私だからよ」

  そのとーーーーり、時代背景があれなもんだから出番をあげられなかったが、私はかなみちゃんが一番好きなのだ。

かなみ「というわけよ」

ランス「なぜにこの女なんだ? いいのもっといっぱいいるだろ」

かなみ「ちょっと、どういう意味よ」

  ふふふ・・・それはだな、ずばり不幸だからだーー!!!

ランス「はぁ?」

かなみ「なによそれ」

シィル「どういう意味でしょうか?」

  かなみちゃんが一番不幸だからだという意味ではないぞ(実際そうだけど)、一番不幸が似合うからだーー!!!

ランス「その通りだが、だからどうした?」

  ふー、ふー、わからんやつだなー。ずんどこ押し寄せる不幸の波に堪え忍び、それでもその波に立ち向かい、けなげに生きて行く。すっばらしぃーではないか。

かなみ「・・・・・・あんまりうれしくない・・・」

  だからかなみちゃんの幸福エンドの・あ・れ・は納得いかなかった。あんな不幸から逃げるのはかなみちゃんらしくない。やはり不幸に真っ正面から立ち向かってこそのかなみちゃんだ。

ランス「よくわからんこだわりだな・・・」

  かなみちゃんには「哀少女」の称号をあたえよう。

かなみ「ほしくない・・・しくしく」

  というわけで、次の主役はかなみちゃんなのだ。ずんどこどこどこ押し寄せる不幸の波に負けず、けなげに生きるかなみちゃんの愛と感動と笑いの人生を力いっぱい書きたいと思う。

かなみ「・・・あんまりうれしくない・・・」

ランス「・・・・・・次回があればな」

  ぎっくう!!

ランス「・・・それよりも俺様はこの内容に文句があるんだ」

  ・・・・・・・・・

ランス「・・・? おい、どーした?」

  ・・・・・・・・・

シィル「・・・ただのしかばねのようですね・・・」

ランス「こらーー!! おちはどこだーーーー!!!!」

  ・・・・・・はううううぅぅぅぅーーーー、次回があればまたお会いしましょう。

 

 

 

  はい、次回があって本当によかったです。

 

 

 

 


トップページへ アリスの部屋へ 真鬼畜王へ 1章へ キャラ設定へ