「・・・・・・すきだよ、パパ・・・」
・・・触れ合う、クチビルとクチビル・・・。
ただそれだけの拙いキス。
しかし、ランスの中にあった、何かの押さえを取り外すのには、十分過ぎるだけの衝撃を持っていた。
リセットの腰にまわしていた左手に力がこもる。
「ん、んん・・・、んんん・・・・・・」
きゅっ、とつむられているリセットの口の中に、舌を侵入させて行く。
わずかに逃げようとする頭を右手でしっかりと固定して、舌の侵入を進めて行く。
「・・・んむ、んっんっ、んくっん・・・・・・」
口の中に隠れていたリセットの舌をとらえてからませ、互いの唾液を交換させる。
ランスの背中にまわされていたリセットの手は、徐々にその力を失い、だらんと垂れ下がる。
「・・・んんん、んむむっ、んく、んくんく、んんん・・・・・・。
・・・ぷはあ!
・・・ふは、ふぁ! ・・・はっはっは、はあああ・・・」好きなように蹂躪していたランスの舌から開放されると、リセットは力尽きたようにランスの胸に倒れ込んでいく。
「・・・はあはあはあ。・・・・・・なにか、すごかった・・・」
「もっともっとすごくなるぞ」
「・・・うん。もっとすごいこと、・・・して」
[おいおいおいおいおい・・・、ランス本気か?
お前、実の娘相手にこれ以上何をするつもりだ・・・]
ランスは自分の腰で騒ぐ剣を、リセットの肩からずれ落ちたマントにくるんで放り出す。
ランスがもう一度キスをすると、今度はリセットの方から舌を差し入れて来た。
リセットの飲み込みの速さに感心しつつ、右手をリセットの胸にあてると、やわやわと揉んで行く。
「・・・んっ!
んっんっん、・・・あっああ、あっあっあっあ・・・」徐々に強くなって行く刺激に耐え切れずに唇をはずし、リセットはかわいらしい喘ぎ声をあげる。
ランスは両手を使ってリセットの胸を揉みしだいて行く。だんだんと固くなっていく乳首を、指でつまんでころがす。
「・・・ひあああ!
・・・じんじん・・・するよぅ・・・」中途半端に破れているリセットの服を乱暴に引き千切ると、つんっと立った乳首を口に含み、歯と舌とでさらに刺激を加えて行く。
「・・・ぃや、やん・・・、じんじんして・・・へんになっちゃうよ」
胸に置いていた手を、徐々に下の方へ滑らせて行くと・・・。
・・・くちゅ。
「あっ、ひああああああーーーー!!」
リセットに残されていた唯一無事な衣服であるパンティーはびちょびちょに濡れていた。
「もうびしょ濡れだ」
「・・・ゃあ、・・・はずかしぃ・・・」
ランスはリセットを木にもたれさせると、パンティーの中へ後ろから手を入れて、お尻をこねるように揉みしだく。
「・・・あっ、んん、あう、・・・んくぅ・・・」
お尻の感触を十分に楽しんだのち、パンティーを徐々にずり下げて行く。
ゆっくり、ゆっくりと引き降ろしていき、左足をぬいて、右足首のところに引っかけたままにする。
ところどころ破れているスカートの合間から、リセットのが濡れて光っているのが見えた。
「スカートを持ち上げて、リセットの大事な所を良く見えるようにして」
「・・・・・・ん、・・・ぅん・・・」
リセットは顔を真っ赤にして、ゆっくりとぼろぼろになっているスカートを持ち上げて行く。
ランスはあらわになった大事な部分に指を這わせる。
「・・・んん!
・・・ふぅんんんんんん・・・・・・」リセットは眉をひそめて快感に耐える。スカートを握る手にも力がこもり、ふるふるとふるえだす。
つんと立っているクリトリスの包皮をむいて、口に含む。
「ひあああああああぁぁぁぁぁぁーーー!!」
割れ目に舌を這わせた後、中へとゆっくりと侵入させる。
ランスは舌を狭いリセットの中でゆっくりと動かし、あふれてくる愛液をぴちゃぴちゃとすする。
「・・・ゃああ、・・・はずかしいよぅ」
舌の動きを徐々に速くし、さらに指を使ってクリトリスも刺激する。
ランスは自分が異様に興奮している事に、気が付いていた。
・・・自分の実の娘を犯そうとしている・・・、その背徳感がランスにこれまでにない興奮を与えていた。
「!
・・・やぁ、へん! ・・・変だよう、おかしくなっちゃうよー! あああっ! ・・・もうもうっ! ・・・あああああああああーーー!!」
・・・・・・
「・・・いったみたいだな」
「・・・・・・、・・・よくわかんない。・・・でも、・・・すごかった」
リセットは少し焦点のあっていない目でランスを見上げ、微笑む。
「今度は俺のを頼む」
そう言うとズボンを下ろす。ランスのハイパー兵器は恐ろしいまでにそそり立っていた。
「す、すごくおっき・・・、ど、どうすればいいの」
「触ってくれ」
「・・・う、うん・・・」
おずおずと、ランスのものに手を触れる。それだけで反応してピクリとふるえる。
「・・・すごく、熱い・・・」
ぎこちなく撫でるように触れていく、ただそれだけなのにどんどんと熱をもって、大きくなって行く。
「・・・すごい・・・。・・・こ、これがはいるの・・・」
少し脅えたように、つぶやくリセット。
「・・・ああ。だから、痛くないようによく濡らしておいた方が良い」
「えっ!
・・・どうやって? ここらに泉なんてないよ」リセットがびっくりしたように尋ねる。
さすがに、こんなことを真剣に聞かれるとは思っていなかったランスは、恥ずかしげに答える。
「そ、・・・そのな、・・・口で・・・」
「えっ!
・・・・・・・・・・・・」リセットは真っ赤になって俯く。言われてみると当たり前のことを聞いたような気になる。
「で、でも・・・・・・・・・。
・・・・・・、・・・うん、わかった。・・・やってみる」
リセットは目を閉じ、舌を精いっぱいのばして、おずおずと近づけて行く。
ぴちゃぴちゃ・・・、アイスキャンディーでも舐めるようにゆっくりと舌を這わせていく。
「んっ、んむ、んんん・・・うん、んむんむ」
だんだんと濡れて、黒光りしてくるランスのハイパー兵器。
「もっ、もういいぞ!
・・・リセット!」舐める事で感じたのか、リセットは顔を紅潮させ、潤んだ目でランスを見上げる。
ランスは自分の上着を脱ぎ、その上にリセットを横たわらせる。
「・・・パパ」
リセットがぽつりとつぶやいた。
「・・・ん、なんだ・・・」
「・・・こわく、・・・しないでね」
もうちょっとで泣き出しそうな顔だった。
「ああ、わかった。やさしくするよ」
ランスはそう言って、再びくちずけをかわす。
「・・・・・・んっ、・・・った!」
「・・・大丈夫か?」
ランスは動きを止めて、リセットの顔を覗き込む。
「へ、・・・へいき。・・・大丈夫だから」
口ではそう言いながらも、痛がっているのは明らかだった。
「・・・大丈夫だから、つづけて」
リセットは逡巡するランスに先をうながす。
「・・・ああ、わかった」
少しでも痛みを減らすために、ランスはゆっくりと腰を進めて行く。
「ぃたっ!
・・・っく、・・・・・・たぃ・・・ぃたいっ・・・。・・・パパっ!
・・・もう入った? ・・・全部入った?」ランスはそれには答えずに、腰をゆっくりと押し進める。
「・・・ううっ、・・・・・・くぅん、・・・ぃたいよう・・・。
・・・・・・すん、すん・・・」
「・・・全部入ったぞ。・・・大丈夫か」
「・・・うん、・・・大丈夫。・・・すごく痛かったけど」
リセットは泣き笑いの顔で、そう答えた。
「そーか、・・・しばらくこのまま、じっとしているからな」
そう言うと、顔を近づけてキスをする。
くちづけの後、リセットは離れようとするランスの頭を捕らえて、ぎゅっと抱きしめる。
「・・・・・・ん?
・・・どーした、リセット」「・・・ううん、なんでもない。・・・大好きだよパパ」
ランスもうなずき、抱きしめかえす。
ランスは久しぶりに心の安らぎを感じていた。
・・・こんな気持ちはいつ以来だろうか・・・
しかし、その答えを出す前にリセットが言った。
「・・・もういいよ、パパ。・・・その、・・・動いても・・・」
「・・・わかった。ゆっくり動くからな」
そう言って、ゆっくりと引き抜いて行く。
ランスのハイパー兵器はリセットの初めての証で、赤く染まっていた。
思わず、リセットの顔を見る。
目をつぶって痛みに耐えているリセットの額に、青く輝くクリスタルが目に入る。
今更ながらにランスは自分のしている行為に気付く。
「・・・どーしたの、パパ?」
「・・・いや、なんでもないよ」
そう答えると、再びゆっくりと押し進めて行く。
「んくっ、・・・った!
・・・んっんんん、・・・んんんんんん」引き裂かれるような痛みに、止めて欲しい気持ちと、また、自分の大好きな人を受け入れている事を感じ、止めて欲しくない気持ち。
その相反する二つの気持ちを感じる事で、リセットは自分が大人になったように感じた。
一方、ランスの方も似たようなものだった。
痛みに必死に耐えるリセットを見て、もうやめてやりたいという気持ちと、せまくあたたかい、そこから与えられる快感にどうにもやめられない気持ち。
その相反する気持ちの中で、ランスにできた事といえば、ただできるだけ痛みが少なくなるように、ゆっくりと動くことだけだった。
「・・・んっ、んんんん・・・・・・、・・・あっ・・・」
やがて、リセットの声の中に甘いものが含まれてくる。
その声に後押しされて、ランスは徐々にスピードを上げて行く。
「んっ、・・・あっあっあっ、・・・ぱっ、パパ、・・・なにか」
「なっ、なにか、・・・あっ・・・ああ、・・・あああああー!」
「すごい!
・・・すごいよ、・・・なにかすごい! ・・・おかしくなっちゃうよー!」
「パパ!
・・・パパー!!」
自分の身に起こる変化を訴えるリセットに対し、それに答える余裕がランスにはなくなっていた。
下半身を走る快感に、リセットを気遣う余裕すらなくなり、ただ本能のおもむくままに突き上げて行く。
「ふわっ!
ふわあっ! ・・・ぱぱ、ぱぱぁ・・・ふああああああ!!」あまりの激しさに、リセットは喘ぎ声をあげる事すら困難で、なんとか呼吸をするのが精一杯だった。
ランスの一撃が、リセットのもっとも奥深くに突き入れられたと同時に・・・。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーー!!!!!!」
リセットの頭の中が真っ白になった。
その少し後、ものすごい締め付けに耐え切れずに、ランスも我慢していたものをすべて吐き出す。
どくどくどく・・・。
「・・・あっ!
・・・・・・・・・あつい・・・・・」うわ言のようにリセットがつぶやいた。
太陽がポカポカとあたたかかった。
「・・・・・・んにゃ、ぱぱぁ。・・・・・・すぅすぅ」
ランスは自分の腕の中で眠るリセットの髪を優しくなでる。
それに応えるかのように、リセットが目を覚ます。
「・・・おはよう、パパ」
「ああ。おはよう、リセット」
再び二人の間に、ゆったりとした時間が流れて行く。
やがて、逡巡しながらランスが口を開く。
「・・・・・・・・・・・・リセット」
「・・・なあに?
・・・パパ」髪を撫でながら言葉を続ける。
「・・・リセットにお願いがあるんだが、・・・聞いてくれるか」
「うん。なあに?」
髪を撫でられるのが気持ちいいのか、リセットは無邪気に答えた。
「・・・・・・・・・・・・その、なっ!
魔人に、・・・なってくれないか?
・・・そしてずっとそばにいて欲しい」リセットは顔をあげて、ランスの顔をじっと見つめる。
そして微笑みをうかべて答える。
「・・・うん。それがパパの願いなら・・・」
「・・・・・・ありがとう・・・・・・」
ランスから素直に感謝の言葉が口にでていた。
RC16年3月、少女は幸せの中にいた。